10代や20代ではじめて免許をとって、クルマを手に入れ自動車保険に加入するのは、保険加入の中でももっとも高いものになるのが通例です。
一般的に若者の事故発生率は非常に高く、またスポーティカーやスピードの出るクルマの所有率も高くなるため、運転者本人がもつ属性情報とクルマの車両等級両方でかなり高い保険料を要求されることになります。
したがって、最低でも年間で10万円以上の加入料を覚悟せざるを得ない新人ドライバーも多いのですが、実はこれにも様々な裏技があります。
同居する家族が既にクルマを所有しており、任意保険にも加入して入る場合には、この親の等級を引きつくことが可能になります。ただし親の等級は6等級にもどってしまうところは注意しなくてはなりません。
ただ、家族トータルで考えた場合にはどちらが得かという話になってくるのです。
例えば親の等級が現在20等級というかなり優遇されたものであったとします。年間の支払額が6万円で10代の子供が新たに6等級に加入して14万円の支払をしたとすれば、家族全体の支払額は20万円になってしまいます。
ところが子供のほうがこの20等級を利用した場合9万円の支払からスタートできるとすれば、親が再度6等級からスタートして同じく9万円の支払をしたとしても総計18万円で済む勘定になるのです。
親の被保険者の年齢が50代であればもっとも加入料は安い時期ですが、その後60代になれば跳ね上がることになります。
一方若い子供のほうは年齢が上がれば保険料は安くなる一方ですから、こちらで今まで積み上げてきた等級を利用したほうがトータルのコストは安くなることが考えられるのです。
これにインターネット割引などを利用すればさらにお得になる可能性がでてきます。
このように若い世代の場合で、家族と同居している場合、等級を引き継ぐことができますのでこれをうまく使うことを考えてみるのが、お得な加入方法となります。
さらにもう1つのコストダウン戦略としては、補償内容のうち補償上限金額は無制限を維持することで安全を確保するとしながらも、免責の金額を引き上げることで保険料はかなり安くなるのです。
この免責というのは事故があったときの自己負担のことをいいます。免責額0円から10万円となっていたものを免責15万にまで引き上げれば、年間の保険支払額が4万円近く下がるといったことはざらにあります。
最悪事故のときの自己負担だけ覚悟することができるのであれば、こうした加入の仕方もあるのです。
若くて免許取立ての場合には一般的に事故のリスク率は高まりますが、保険の加入の仕方で年間4万~5万円といったコストセーブは可能になるのです。
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