ハイブリッドカー選びで大切なのが車両価格と燃費のバランスです!
燃費だけでなく車両価格も抑えてさらにお得にハイブリッドカーに乗るなら中古車もよい選択です。
下記のマッピング画像で現在販売されているハイブリッドカーの全43車種をわかりやすいように比較しておりますので、まずはハイブリッドカーの全体像をとらえてからランキングに進みましょう!
2017年はプリウスが首位を堅持、乗用車販売台数ランキングの1〜10位すべてがハイブリッド仕様を含む車種となっています。
それでは具体的なランキングをみていきましょう!(販売台数順位は日本自動車販売協会連合会の2017年1月〜12月の乗用車ブランド通称別順位を元に作成しています。)
ハイブリッドカーランキング
ニーズ
ハイブリッドでもっとも燃費のいい車種が欲しい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | プリウス |
JC08モード燃費 | 37.2〜40.8km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4540mm | 1760mm | 1470mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2110mm | 1490mm | 1195mm | 5.1〜5.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
242.9〜339.4万円 | 89.0〜198.0万円 |
トヨタのハイブリッド専用車種であるプリウスは2015年12月にフルモデルチェンジを実施、現行モデルは4代目となりました。
2016年は新車販売台数で4年連続トップのアクアから首位を奪還すると2017年も約16万台を販売して首位を堅持しています。
しかし前累計比は64.8%と大きく下回っており、月間順位でも日産のノートに後塵を拝する時がありました。
4代目は燃費効率を高めるためにボディを空力性能重視でデザインしており、一般的な乗用車では驚異的な数値となるcd値0.24を達成しました。
しかし、一方ではそのデザインが賛否両論を呼んでいます。
高性能なハイブリッドカーのライバルが次々と登場している現在、プリウスが盤石な地位を今後、どのように確保していくのか興味深いところです。
プリウスのハイブリッドシステムはシリーズ・パラレル方式で、低速域は高トルクのモーターを使って走行、トルクを必要としない速度域では主にエンジンで走行し、加速時にはエンジンとモーターの両方を使用するシステムです。
モーターとエンジンの間に動力分割機能を備えていることが大きな特徴で、国内ではトヨタだけが採用しています。
4代目プリウスのJC08モードはハイブリッドシステム搭載車の中でトップ数値となる最高40.8km/Lです。
この燃費効率はハイブリッドシステムだけによるものではなく、空力性能が大きく関わっています。
プリウスの象徴でもあるボディ全体のトライアングルシルエットに加え、フロントバンパーコーナーやリアバンパーコーナー、さらにボディ床下まで空気の流れをコントロールするデザインが与えられており、現在の量販車の中では究極のフォルムといえます。
プリウスにはハイブリッドシステムのメリットを活かしたPHV(プラグインハイブリッド)があります。
4代目現行モデルをベースにした2代目PHVはフル充電時のモーター走行距離が68.2km(国土交通省審査値)で、バッテリーの蓄電が切れるとエンジンとモーターの一般的なハイブリッドに切り替わるシステムです。
1日の走行距離が60km以内で毎日充電を行えばガソリン代はまったくかかりません。
PHVはベースモデルとの差異化を図るためにエクステリアの一部を変更しています。
ヘッドライトは片側4眼のLEDランプを採用、ブラック塗装された面積の小さいラジエターグリルと一体化したことによってシャープなフロントマスクになりました。
バックドアガラスとリアスポイラーは滑らかな曲線のふくらみを左右に持たせたダブルバブルウインドゥになっています。これはPHV専用のデザインです。
プリウスの派生車種にはPHVの他にステーションワゴンとミニバン機能を持たせたα(アルファ)があります。
3代目ボディのルーフを延長してバックドアを設けてラゲージスペースを拡大、後部席を使用した状態では535L、後部席背もたれを前倒させると1070Lまで確保できます。
ニッケル水素バッテリーは後輪と後部席の間にレイアウト、荷室床下にスペースができたことにより、小物を入れておくのに便利なデッキアンダートレイが設けられています。
5人乗りの他に7人乗りのミニバンも用意されています。ニッケル水素バッテリーをリチウムイオンバッテリーに変更してセンターコンソールボックス内にレイアウト、ラゲージスペースに3列目のシート設置が実現しました。
ヒップポイントが高くなるシアターレイアウトを採用しているので3列目でも圧迫感が軽減されています。
評価ページ ⇒ プリウスの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ プリウス
ニーズ
電気自動車のようなハイブリッドが欲しい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | 日産 | 車名 | ノート |
JC08モード燃費 | 34.0〜37.2km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4100mm | 1695mm | 1520mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2065mm | 1390mm | 1255mm | 4.9〜5.2m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
190.1〜240.0万円 | 165.0〜185.5万円 |
日産が世界戦略車として開発したコンパクトカーのノートは2004年の初代モデル登場の時から車内空間の広さや低価格設定が好評で安定した販売成績を上げていました。
爆発的人気となったのは2016年の2代目マイナーチェンジ後です。
リーフで培った電気自動車の技術を投入、シリーズ式ハイブリッドを搭載したことにより燃費性能と操縦性を格段に向上させ、2017年は約13.9万台を販売、前年累計比135.6%を記録してランキング2位に入りました。
シリーズ式ハイブリッドのe-POWERを搭載した後期型ノートは発売直後の2016年11月に月間で約15800台を販売しました。
この台数は軽自動車を含めた全ブランド車種の第1位で、日産が月間販売台数でトップに立ったのはじつに30年2ヶ月ぶりのことでした。
ノートのハイブリッドシステムはシリーズ式を採用しており、e-POWERの名称がついています。
発電専用のエンジンと発電モーター、駆動用バッテリーに駆動用モーターで構成されており、電気自動車と同じ走行性能を発揮しながら定期的な充電を必要としないシステムです。
モーターは回転開始と同時に高いトルクを発生するのでガソリンエンジン搭載の一般的なコンパクトカーよりも爽快な加速感を味わうことができます。
駆動用モーターはアクセルと直結しているのでアクセルを離した時にガソリンエンジン車のような惰性走行がなく、モーターの回転が落ちるのでブレーキをかけた減速状態になります。
このため、一般的な市街地ではアクセルのオンとオフだけで走行でき、運転の負担が軽減されます。
もちろんブレーキはついているので緊急時は急停車できます。
e-POWERの燃費はJC08モード最高37.2km/Lで、ハイブリッドカーではプリウスとアクアに次いで第3位になります。
ハイブリッドカーは燃費記録競争になりがちですが、ノートの魅力は燃費効率だけでなく静寂性や利便性などにも優れていることです。
モーター走行時と発電用エンジン作動時の音量格差をなくすために車体全体の要所に遮音対策を施し、車内はいつでも電気自動車と同じ静寂性を実現しました。
室内長は2065mmと長く、後部席を使用した状態でもラゲッジルームはA型ベビーカーを積載できる容量を持ち、後部席背もたれを前倒させればゴルフバッグを重ねることなく3個載せられます。
また室内ヒーターはe-POWER専用のPTC素子使用なので、スイッチを入れるとすぐに温かい風が吹き出し、寒い季節でも乗員の体感温度を高めてくれます。
ノートe-POWERはアクセルを踏むと瞬時に2.0Lターボの最大トルクに匹敵する254N・mのハイパワーを発揮できるので十分に爽快な走行を楽しむことができますが、さらにスポーティな走行性能を求めるユーザーのために開発されたのがNISMO仕様です。
NISMOは日産のレース部門を担当しており、レースで培った技術を市販車にフィードバック、ノートe-POWERも足回りや空力性能が格段に向上しています。
ボディ全体ではフロントとリアにクロスバーを追加することで剛性を高めると同時にクイックなステアリング操作にも対応できるレスポンスを実現しました。
足回りには専用のサスペンションが与えられ、バンパー回りやバックドア上部のエアロパーツは高いダウンフォースを発生させます。
インテリアも随所に赤いラインが加飾され、ベースモデルのノートにはないスポーティな雰囲気となっています。
評価ページ ⇒ ノートの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ ノート
ニーズ
コンパクトなハイブリッドカーに乗りたい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | プリウス |
JC08モード燃費 | 34.4〜38.0km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4050mm | 1695mm | 1455mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2015mm | 1395mm | 1175mm | 4.8m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
178.5〜206.2万円 | 54.7〜148.2万円 |
プリウスと共に販売台数ランキングで長く1〜2位を独占したアクアは2017年、前年累計比が78.2%まで下がり、販売台数は13.1万台に留まって3位となりました。
アクアは2011年12月の発売以来、フルモデルチェンジを行っていないため、プリウスやノートに比べて新鮮味のないことがランキングに影響しているといえます。
ただし、マイナーチェンジは2014年と2017年に行っており、フェイスリフトや走行性能の向上、予防安全装置の追加といった改良が施されているため、ハイブリッドカーとしての資質は依然として高いレベルを保っています。
またSUV的なエクステリアを持つCROSSOVERやメンバー補強したスポーティタイプのGR SPORといった派生車種も発売されており、広いニーズにも対応できるラインナップとなっています。
アクアのハイブリッドシステムはプリウスと同じシリーズ・パラレル方式ですが、エンジンを始めとしてシステムユニットをコンパクトカーのサイズに合わせて小型化していることが大きな特徴です。
ラジエターはエンジンとインバーター用を一体化したことでサイズの縮小に成功、ハイブリッド専用バッテリーを後部席下にレイアウトしたことによりカーゴルームがフルに使える上、走行性を安定させる低重心化も果たしています。
プリウスにはエコドライブとEVドライブの2つのモードセレクトが行えます。
エコドライブは燃費優先の走りに制御することができ、アクセル操作に対する駆動力やエアコンの消費電力を抑えます。
EVドライブはモーターだけの走行をしたい時に使うモードで、早朝深夜の発進や車庫入れなど周囲にエンジン音で迷惑をかけたくない場合に嬉しい装備となります。
これらのシステムによってJC08モードはコンパクトカーの中でトップとなる38.0km/Lを達成しました。
エクステリアには空気抵抗を低減させる工夫が随所に見られます。リアルーフセンター形状は空気の流れを整える効果があり、フェンダー内にはホイールハウスの空気を排出するダクトが設置されています。
ドアミラー付け根部分やリアコンビネーションランプサイド部分にある小さな突起はボルテックスジェネレーターと呼ばれるフィンで、気流にあえて小さな渦を起こすことで車体を左右から押さえる効果があります。
これらの工夫は燃費効率を高めるだけでなく操縦安定性も向上させます。
インテリアはコンパクトカーらしくシンプルにまとめていますが、チープ感はなく上質な空間にまとめています。
インパネ回りでは助手席オーナメントを選べる設計になっており、ホワイトソフトレザーを選ぶとラグジュアリーな雰囲気になり、レッドメタリックにすれば華やかな空間を演出できます。
アクアの派生車種にはエクステリアの一部を改良したクロスオーバーSUV風のCROSSOVERがあります。
基本的な走行性能やインテリアの装備に変更はありませんが、オフロード走行にも対応する装備が与えられています。
タイヤサイズはベースモデルの15インチから16インチにアップしたことで最低地上高が30mm高くなり、170mmとなりました。
またフロントとリア下部にはスキッドプレートを設置したので雪道や悪路でも多少のわだちであれば下回りを接触させずに走行できます。
またサイドマットガードやルーフモールは悪路走行でボディを傷から守るだけでなくSUV的雰囲気を盛り上げる装備品でもあります。
フェンダーアーチモールを標準装備としたことで全幅は1715mmとなり、アクアで初めての3ナンバー登録車となりました。
評価ページ ⇒ アクアの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ アクア
ニーズ
迫力のあるSUVハイブリッドに乗りたい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | C-HR |
JC08モード燃費 | 30.2km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4360mm | 1795mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1800mm | 1455mm | 1210mm | 5.2m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
267.0〜292.9万円 | 235.9〜289.0万円 |
トヨタのC-HRはコンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。
2016年12月に登場、2017年4月には約1.3万台を販売して軽自動車を含めた月間新車販売数の第一位を獲得しています。
2017年下半期に入っても人気は衰えず、販売台数は約11.7万台に達し、SUV部門でトップを維持すると同時にハイブリッドランキングでも4位に入りました。
なお、C-HRにはハイブリッド仕様だけでなくガソリンエンジン仕様も設定されています。
コンパクトサイズのクロスオーバーSUVは悪路走破性よりも舗装路の走行性能やスタイリングが重視される傾向にあります。
C-HRはそのニーズにピッタリとハマるアグレッシブなデザインを採用、また走行性能においては開発時に欧州一般道を徹底的に走り込んで足回りを煮詰めました。付加価値の多いハイブリッドカーに仕上がっています。
エクステリアは試作モデルをそのまま採用したようなアグレッシブなデザインです。
ダイヤモンドをモチーフにしたフォルムはフロントからリアまでエッジが立っており、大きく張り出したホイールフレアがSUV感を強めています。
その一方でフロントマスクはトヨタのアイコンになっているキーンルックがしっかりとデザインされており、トヨタ車であることもアピールしています。
このデザインは世界でも高く評価され、ワールドカーデザインオブザイヤーの最終選考3台のうちの1台に選ばれました。
このデザインは見た目だけでなく空力性能も追求されています。
リアスポイラーはルーフとテールエンドの2段設計で後方の気流制御とダウンフォースの効果を発揮、ボディ全体は樽型になっているので側面の気流をスムーズに後方へ送ります。
見た目のアグレッシブさとは裏腹に研究され尽くしたデザインといえます。
プラットフォームはプリウスと同じく新型のTNGAを採用、またはブリッドシステムもプリウスと共通です。
見た目はまったく違いますが、C-HRの燃費性能はプリウス譲りだけにスロスオーバーSUVの中でトップクラスとなるJC08モード30.2km/Lを記録しました。
プリウスと大きく異なるのは足回りです。
フロントには標準的なトヨタ車のサイズを大幅に超えた大径スタビライザーを採用、サスペンションをしなやかにストロークさせると同時に車高が高いSUV特有の横揺れを制御します。
またリアサスペンションはショックアブソーバーの応答性や減衰力をC-HR専用にチューンし、荒れた路面でもフラットな乗り心地を実現しました。
3ナンバーサイズでありながら最小回転半径が5.2mと小さいことも特徴のひとつです。
内装はトヨタらしいゴージャス感ではなく、レクサスに近い上品な空間にまとめられています。
ダッシュボードはステッチの入った人工皮革で形成、ブラックを基調としたインパネ回りはナビ用ディスプレイが装備されたセンタークラスターを太いシルバーモールで囲って力強い雰囲気を出しています。
メーター類やスイッチ類はドライバーに向けてレイアウトしているので視界を確保したまま直感的な操作が可能です。
遊び心をくすぐるのがドアミラー足元イルミネーションです。
スマートキーを所持したまま車体に近づくか、もしくはドアロックを解除して乗り込む際、ドアミラー下部の照明が足元に「TOYOTA C−HR」のロゴマークを地面に映し出します。
夜間または暗い場所でしか効果はありませんが、トヨタにしては珍しく気の利いた小技が装備されています。
評価ページ ⇒ C-HRの評価・レビュー
メーカー公式サイト ⇒ C-HR
ニーズ
コンパクトミニバンのハイブリッドが欲しい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | ホンダ | 車名 | フリード |
JC08モード燃費 | 25.2〜27.2km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4265mm | 1695mm | 1710〜1735mm | 6〜7人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
3045mm | 1455mm | 1275mm | 5.2m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
225.6〜315.2万円 | 79.8〜199.8万円 |
ファミリーカーとして絶大な人気を集めるミニバンの中でも、最近はコンパクトサイズが注目されています。
常時7人乗るという機会が少ない家族にとっては運転がしやすい大きさであることや経済的であることが人気要因となっており、その影響もあってハイブリッドランキングでもホンダのフリードが第5位にランクインしました。
2017年は約10.4万台を販売、前年累計比は200%に達しています。
フリードの特徴は車内空間の広さです。
ホンダ独自の技術、センタータンクレイアウトはハイブリッドにも応用されており、2016年のフルモデルチェンジで登場した2代目は1〜3列目のヒップポイントがそれぞれ60mm拡大され、先代に比べて足元に余裕があります。
あえて全グレード7人乗りにせず、6人乗りを用意して利便性よりも快適性を優先したグレードを用意していることも2代目の特徴のひとつです。
ホンダのハイブリッドシステムはモーターとエンジンをクラッチでつなぐパラレル方式です。
ユニット全体をコンパクトにできることが車内の広さを生み出しています。2代目はSport Hybrid i-CDCと呼ばれる新しいシステムを採用しました。
低速時はモーターだけのEVドライブモードとなり、アクセルを踏み込むとエンジンとモーターが同時に駆動力を発揮、力強い加速と爽快な走りを実現します。
またトランスミッションは従来のCVTではなく7速デュアルクラッチに変更しています。
モーターとエンジンの両方にギアを配分できる構造なので、燃費効率走行にも高トルク走行にも対応できるメリットがあります。
なお、フリードはモーターに重希土類を使わず世界で初めて国産のネオジム磁石を採用しました。直接、走行性能や快適性に関わるわけではありませんが、将来的にはモーターのコストダウンにつながることが期待されています。
ModuloXはフリードの派生車種で空力性能や足回りを向上させたスポーツバージョンです。
これまでガソリンエンジン仕様専用車でしたが2017年12月よりハイブリッド車にも設定されました。
エンジン性能や快適性の装備に違いはなく、主な改良点はフロントのバンパー形状と専用サスペンションです。
ModuloX専用のフロントエアロバンパーは正面に当たる空気の壁を車体の下やボディ上部へ整流させ、リフトバランスの最適化を図りました。
赤いコイルばねと白のショックアブソーバーの専用サスペンションは路面の段差を効率よく吸収し、揺れの収まりが良くなるセッティングが施されています。
これらの改良によって挙動の安定性や直進性能、旋回性能が格段に高くなりました。ベースモデルのフリードよりも個性を求めるユーザーに最適の車種です。
フリードの派生車種にはModuloXの他に5人乗りワゴンのフリードプラスがあります。
3列目シートを取り除いてユーティリティ性を高めていることが特徴で、2列目シートにはダブルフォールダウン機能を採用、後部席を床面に収納して荷室用ユーティリティボードを使えばフルフラットな空間ができ上がります。
大人2人でも余裕のスペースで車中泊が可能です。
荷室ユーティリティボードの下にはアンダーラゲッジスペースがあり、車中泊用の寝具やアウトドアグッズを収納できます。
その他、ラゲッジスペースには空間を自由にアレンジできるユーティリティナットが左右に10個ずつ、DC12Vのアクセサリーソケットも設置してあるのでアウトドアでも家電製品が使えます。
工夫次第で趣味の世界を楽しくさせてくれる車種です。
評価ページ ⇒ フリードの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ フリード
ニーズ
運転しやすいサイズのハイブリッドが欲しい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | ホンダ | 車名 | フィット |
JC08モード燃費 | 28.0〜37.2km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3990〜4045mm | 1695mm | 1525〜1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1935mm | 1450mm | 1280mm | 4.9〜5.2m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
169.9〜236.7万円 | 49.8〜119.9万円 |
ホンダのフィットは2007年11月から2008年9月まで新車販売ランキング11ヶ月連続で首位をキープしていたこともあるベストセラーカーです。
ハイブリッドシステム搭載は比較的早く、2010年の2代目マイナーチェンジと同時に発売されました。
しかし2017年は前年累計比77.0%まで落ち込み、販売台数は約9.8万台に留まっています。現行モデル3代目は2013年の登場なので新鮮味に欠けていることがランキング成績に影響しているといえます。
新鮮味はなくてもコンパクトカーのハイブリッド仕様としての性能はライバル車に引けを取っていません。
フリードと同じSPORT HYBRID i-DCDシステムは車重が軽いことやボディの空力性能が高いこともあってコンパクトカートップクラスのJC08モード37.2km/Lを達成しています。
2017年6月にはマイナーチェンジを実施してボディ剛性の強化や最新の予防安全装置を設定しました。2018年には再びランキング上位に顔を出すことが予想される車種です。
評価ページ ⇒ フィットの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ フィット
ニーズ
個性的なハイブリッドミニバンに乗りたい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | シエンタ |
JC08モード燃費 | 20.2〜37.2km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4235mm | 1695mm | 1675mm | 6〜7人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2535mm | 1470mm | 1280mm | 5.2m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
222.6〜264.5万円 | 166.5〜209.7万円 |
2015年に登場した2代目シエンタは「ミニバンはハコ型」という概念を打ち破り、トレッキングシューズをイメージしたという曲面構成のエクステリアが人気を呼び、コンパクトサイズミニバンの牽引役を果たしました。
しかし2017年は販売台数が伸びず9.6万台、前年累計比は77.0%に留まっています。
ハイブリッドシステムはアクアと同じですが、ガソリンタンクとバッテリーを薄型にして1列目と2列目のシート下へレイアウトしたことによって3列目シートの空間を確保できました。
後方に向かってヒップポイントを高くするシアターレイアウトを採用しているので、3列目に座っていても圧迫感が軽減される設計になっています。
2018年はマイナーチェンジが予想される時期であることから、販売台数の伸びが期待されています。
評価ページ ⇒ シエンタの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ シエンタ
ニーズ
2BOXでも利便性のあるハイブリッドが欲しい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | ヴィッツ |
JC08モード燃費 | 34.4km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3945mm | 1695mm | 1500mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1920mm | 1390mm | 1240mm | 4.7〜5.6m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
181.9〜232.9万円 | 142.0〜189.0万円 |
トヨタのコンパクトハイブリッドカーには専用モデルのアクアがあるため、ヴィッツは長くガソリンエンジン仕様のままでしたが、現行モデルの基本設計が2010年と古いことから新鮮味を出すために2017年のマイナーチェンジでハイブリッド仕様を追加しました。
これが功を奏して2017年の前年累計比は125.0%に増加、販売台数も約9.0万台まで伸び、ランキング8位に入りました。
ハイブリッドはトヨタ独自のシリーズ・パラレル方式を採用、ユニットをコンパクトにまとめてバッテリーを後部席下に配置したことでガソリンエンジン仕様と変わらない室内空間を確保しています。
多彩なシートアレンジが可能なのでユーティリティ性が高いこともヴィッツの魅力のひとつです。
評価ページ ⇒ ヴィッツの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ ヴィッツ
ニーズ
父親的なかっこいいハイブリッドミニバンが欲しい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | ヴォクシー |
JC08モード燃費 | 23.8km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4695〜4710mm | 1695〜1735mm | 1825mm | 7〜8人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2930mm | 1540mm | 1400mm | 5.5m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
301.4〜326.9万円 | 179.8〜249.8万円 |
トヨタの5ナンバーサイズミニバン、ヴォクシーにハイブリッド仕様が加わったのは2014年に登場した3代目からです。
バッジエンジニアリングによる3姉妹車(ノア、エスクァイア)の中でも男性的フォルムを持っており、2017年7月に実施されたマイナーチェンジではヘッドランプを上下2段に分けて細めのアッパーグリルと一体化、バンパーコーナーにもエアインレットを設けて迫力顔をさらに強めたリフトアップが行われました。
装備は3姉妹車とも共通なので、ヴォクシーも迫力顔と裏腹に車内は快適性が確保されています。
2列目キャプテンシートは810mmのロングスライドを確保、広いフロアを作り出すことができ、子供が立ったまま着替えることができます。2017年の前年累計比は94.5%、販売台数は約8.7万台と比較的安定した実績を上げています。
評価ページ ⇒ ヴォクシーの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ ヴォクシー
ニーズ
自動運転ができるハイブリッドミニバンに乗りたい
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | 日産 | 車名 | セレナ |
JC08モード燃費 | 15.0〜17.2km/L | エコカー減税 | 20〜25% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4690mm | 1695mm | 1865mm | 8人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
3170〜3240mm | 1545mm | 1400mm | 5.5m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
248.9〜322.7万円 | 165.9〜235.8万円 |
日産の5ナンバーサイズミニバン、セレナは2016年8月のフルモデルチェンジで国産車初となる同一車線運転支援システム「プロパイロット」を設定して話題を集め、発売から1ヶ月で月間目標の8000第を大きく上回る約2.1万台を受注するななどヒット商品となりました。
2017年も人気を持続しており、販売台数は約8.4万台、前年累計比は114.9%まで伸びています。
5代目セレナはベースモデルのSを除く全グレードがハイブリッドシステムになっています。
しかしノートに搭載されているe-POWERではなく、「スマートシンプルハイブリッド」と呼ばれるエンジンとモーターをクラッチでつなぐパラレル方式のため、燃費効率はJC08モード最高17.2km/Lとトヨタやホンダにやや劣っています。
e-POWERの搭載次第ではランキング上位に食い込むミニバンになります。
評価ページ ⇒ セレナの口コミ・評判
メーカー公式サイト ⇒ セレナ
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