単なるステータスシンボルとしてではなく、国産車にはない個性や機能を求めて外車・輸入車を買い求めるユーザーが増えてきました。
国内正規輸入代理店もそのニーズに合わせていろいろな車種を販売しています。
この記事では外車・輸入車を経済性のコンパクトカー、実用性のステーションワゴン、快適性のセダン、趣味性が強いスポーティカーの4カテゴリーに分け、それぞれの人気車種を紹介しています。
輸入車は新車では高いですが中古車になると大幅に価格が下がります こちらから
ユーザーの目的や好みに合った人気車種が分かるようになっています。
欧州カテゴリーでもっとも小さいサイズのAセグメントには経済性に優れたコンパクトカーが揃っています。
欧州各国のタウンユースを目的に開発されていることから細い道路でも軽快に走れることが特徴です。都市圏がカーライフの中心となっているユーザーに人気があります。
新車価格 | 159.9〜197.4万円 |
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中古車価格 | 35.5〜133.9万円 |
燃費(JC08モード) | 22.0km/L |
乗車定員 | 4名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 3610mm×1645mm×1495mm |
最小回転半径 | 4.6m |
ボディサイズは軽自動車より大きく日産のマーチよりやや小さいため、初心者のエントリーモデルや運転に慣れていない女性に最適な車種です。
アイドリングストップや減速時エネルギーを電力に変えるブレーキエネルギー回生システムなどを搭載しており、JC08モードは22.0km/Lを記録しました。トランスミッションはUP!専用の5速ASGが採用されているのでAT限定免許でも乗れます。
実用性を重視するドイツ車の中で遊び心を持っているところが日本国内で人気を集めている理由のひとつです。
インパネ回りのダッシュパッドとシートアクセントにトルネードレッドやハニーイエローメタリックなどの多彩なカラーリングとパターンが設定されており、ボディカラーとのコーディネートが楽しめます。
センタークラスターにはナビ用のディスプレイはありませんが、スマホを接続すれば専用のインフォテイメントシステムとして機能できるように設定されています。
ナビやオーディオなどに加え、水温や回転数などの情報、さらにフォルクスワーゲンのカスタマーセンターへフリーダイヤルで連絡することもできます。
実用性もドイツ車らしくしっかり備えており、後部席を使用した状態の荷室容量は251L、後部席背もたれを倒せば959Lまで拡大します。セカンドカーに個性を求めたいユーザーからも人気のある車種です。
新車価格 | 235.0万円 |
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中古車価格 | 59.8〜158.6万円 |
燃費(JC08モード) | 24.0km/L |
乗車定員 | 4名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 3570mm×1625mm×1515mm |
最小回転半径 | 4.7m |
排気量わずか875ccの直列2気筒にインタークーラー付きターボを装着したエンジンなので燃費効率が良く、JC08モードは直列4気筒1240ccのエンジンを搭載したPOPを大きく上回っています。
ボディサイズや室内装備はPOPと変わりありません。キュートなデザインは都市圏で注目を集めるだけでなく、細い道路でもスイスイと走れる実用性を持っています。POPよりもさらに個性的で経済的な車種を求めるユーザーにぴったりの1台です。
排気量は小さくてもターボが装着されているので最高出力、最大トルクともにPOPより優れており、都市圏で多いSTOP&GOでもストレスを感じることなく軽快な走りが楽しめます。
燃費効率が良い要因はエンジン構造の他にトランスミッションのディアロジックが大きく関わっています。
クラッチとマニュアルギア操作を自動制御でコントロールできるのでメカニカルロスが少なく軽量化に役立っています。2気筒のため、バタバタとユニークなエンジン音を立てるところがいかにもイタリア車らしく、これも人気要因のひとつになっています。
インテリアは初代500の雰囲気を打ち出したビンテージデザインで、メーターフードやセンタークラスターなど全体的に丸味を帯びたデザインが特徴です。センスよく乗りこなせば誰でも粋に見える車種です。
新車価格 | 177.0〜229.0万円 |
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中古車価格 | 115.0〜145.9万円 |
燃費(JC08モード) | 21.7km/L |
乗車定員 | 4名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 3620mm×1650mm×1545mm |
最小回転半径 | 4.3m |
細い路地や石畳の路面、急な坂道といったパリ独特の道路事情に合わせて開発した車種です。2490mmのロングホイールベースを持ちながら最小回転半径は4.3mと小さく、後部席は大人が足を組んでも膝下に余裕があります。
0.9L直列3気筒ターボモデルを選べば6速EDCトランスミッションがセットになっているのでAT限定免許でも運転できます。経済性とフランスのエスプリが好きなユーザーにぴったりの1台です。
最小回転半径が軽自動車並に小さいのはエンジンをリアに積んでいるため、ハンドルの切り角度が大きく取れるからです。
RR(リアエンジン・リアドライブ)がトゥインゴ最大の特徴で、FFのようにセンターシャフトがないので室内はフラットになり、ボディサイズからは想像できないほどの広い空間を確保しています。
RRのレイアウトで気になるのは荷室容量ですが、エンジンやトランスミッションをコンパクトに設計していることから、4人乗車時でも最大219Lを確保、さらに後部席を倒せば1336mmのフラットフロアになって980Lまで拡大します。
エクステリア、インテリアともにドイツ車ほど生真面目ではないけれど、イタリア車ほどイケイケではない、ほどよいセンスでまとめているところが人気につながっています。
スイッチ類は機能よりもデザインを優先しており、ステアリングは下部を水平にしたスポーティタイプ、メーターパネルからセンタークラスターまでをカラーパネルで囲っており、ブルー、ルージュ、ブランの3色から選べます。小粋なセンスが光る車種です。
輸入車の中でも欧州車は1台で日常生活からレジャーまで対応できるオールラウンドな車種が揃っています。日本と似ていますが、異なるのは操縦性能を重視していることです。
そのため、ミニバンのようなボディ形状よりも2BOXハッチバックやステーションワゴンが大半を占めます。
新車価格 | 364.0万円 |
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中古車価格 | 69.8〜287.0万円 |
燃費(JC08モード) | 17.3km/L |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4400mm×1785mm×1545mm |
最小回転半径 | 5.2m |
ステーションワゴンよりもやや背が高く、多彩なシートアレンジができるのでマルチに使える車種です。ラゲッジルームは後部席を使用した状態で488L、後部席を前倒させると1547Lの広いスペースとなります。
また後部席は2:1の左右分割機能を備えており、人乗車でも長い荷物を積むことができます。エクステリア、インテリアともにメルセデス・ベンツの風格を備えているので、国産ステーションワゴンと一線を画したいユーザーにぴったりの1台です。
ユーティリティ性というだけでなく、メルセデス・ベンツのブランドに相応しい装備を持っていることが人気の最大要因です。とくに安全面では国産車には見られない装備があり、そのひとつがPRE-SAFEです。
危険回避のために急ブレーキや急ハンドルを切った際、電動シートベルトテンショナーを作動させてドライバーと助手席同乗者の身体を固定させ、サイドウインドウなどを自動的に閉めて車内への異物進入を防止すると同時に乗員の身体の一部が出ることを防ぎます。パッシブセーフティで一歩先を行く装備です。
走行面では快適性と経済性を向上させる機能が満載されています。エクステリアはいかにも「ベンツ」ですが、エアロダイナミクスに優れており、cd値は0.25を記録、燃費運転や快適性重視など走行パターンを選べるダイナミックセレクトも装備されています。
ボディサイズもそれほど大きくないので、比較的誰でも気軽に運転できる車種にまとめられています。
新車価格 | 299.0〜455.0万円 |
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中古車価格 | 117.7〜278.0万円 |
燃費(JC08モード) | 15.9〜20.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4370mm×1800mm×1440mm |
最小回転半径 | 5.2〜5.5m |
実用性のあるステーションワゴンにもデザインセンスが欲しいというユーザーにぴったりの1台です。ボルボはV40を「5ドアクーペ」と称しており、あえてワゴンと呼んでいません。
Aピラーからルーフに流れるラインは確かにスタイリッシュなクーペそのものですが、荷室容量を犠牲にせず、後部席使用状態で335Lとたっぷり容量を取っているところが実用性の高いボルボらしいところです。
スウェーデンのコングロマリット、ボルボが乗用車部門のボルボ・カーズをフォードに売却してからしばらくは低迷していましたが、フォードが中国のジーリーホールディングに売却後はボルボ本来の特色を取り戻し、品質の高い車種を次々に販売開始しました。
北欧特有のデザインが日本人の感受性に合うこともあって、ボルボはV40に限らず全体的に人気が急上昇しています。
V40にもボルボ統一のスカンジナビアンデザインが取り入れられています。陽光を柔らかく取り入れるキャビン設計に加え、体全体をしっかりと包むシートにはクラフトマンシップを感じさせるステッチ、フローティングタイプのセンタースタックには北欧家具を思わせる木目パネルが使用されています。
ボルボ伝統の安全性も進化しました。追突回避・軽減ブレーキシステムを始めとして最先端のアクティブセーフティに加え、パッシブセーフティでは衝撃の際、乗員をシートベルトで瞬時に固定して防護するシステムを備えています。単なる人間工学の観点だけでなく感受性まで考慮した車種といえます。
新車価格 | 249.9.0〜259.9万円 |
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中古車価格 | 58.0〜199.9万円 |
燃費(JC08モード) | 14.7km/L |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4280mm×1830mm×1810mm |
最小回転半径 | 5.4m |
5人乗りのワゴンですが、ボディサイズは日本の5ナンバーミニバンよりも大きく、ボンネットを設けているので運転席のヒップポイントは乗用車並という、際立った個性を持っている車種です。
国産のコンパクトワゴンやミニバンは機能性に優れていることは認めても、もっと乗ることが楽しくなる個性が欲しいと思っているユーザーに最適の車種です。価格が国産5ナンバーミニバンより安い点も魅力のひとつです。
荷室高1155mm、荷室幅1121mm、荷室長611mmという大容量のラゲッジスペースが人気の最大要因です。後部席背もたれを前倒させると荷室長は1803mmまで広がり、床面がフルフラットになるのでいろいろな荷物を乗せられることに加え、寝具さえあれば大人2人が車中泊することもできます。
また後部ドアは両側がスライド式、バックドアは左右横開きなので小さな子供や高齢者でも乗降がスムーズになり、後ろのスペースが少ない場所でも荷物の積み下ろしをラクに行えます。
搭載しているエンジンは1.2Lの直列4気筒でターボチャージャーが装着されています。このエンジンだけを見るとややパワー不足に思えますが、フランス車の面白いところはアンダーパワーでもシフトチェンジを頻繁に行ってパワーピークを引き出すことにあります。
カングーにも6速MTと6速EDCが設定されており、どちらを選んでも小気味良い運転を味わえます。実用性重視のタイプに見えますが、じつは運転の楽しさもしっかり備えたフランスの人気車種です。
外車・輸入車の快適性最上級はセダンにあります。ラゲッジルームとキャビンを分離することは室内の静粛性を保つだけでなく、乗員と荷物の空間を独立させることが気分的な快適性にもつながるからです。
輸入車の快適性は上を見ればキリがありませんが、ここでは国産クラウンと同程度の価格帯、ボディサイズを選びました。
新車価格 | 449.0〜578.0万円 |
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中古車価格 | 146.0〜358.0万円 |
燃費(JC08モード) | - |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4686mm×1810mm×1445mm |
最小回転半径 | - |
メルセデス・ベンツのブランド力を十分に味わえるセダンです。インテリアの質感はEクラスやSクラスに匹敵するほど高いクオリティを保っており、走行性能や安全機能は最先端技術が投入されています。
このCクラスは「アジリティ」と呼ばれる俊敏性をテーマに開発しました。乗員の快適性や安全性と同時に運転する楽しみを求めたいユーザーにぴったりの1台です。
高いブランド力はそれだけで人気を集める要因になりますが、そのブランド力を維持しているのはつねにメルセデス・ベンツの最先端技術です。走行性能では上級モデルで採用されているAIR BODY CONTROLサスペンションが設定されました。
エアスプリングと電子制御ダンパーの組み合わせにより、乗員の快適性を確保すると同時にSportモードを選択すればセダンとは思えないほどの俊敏性を発揮、爽快な走りを味わえます。
搭載しているエンジンはダウンサイジング化により1.5〜1.6L(クリーンディーゼルは2.0L)の直列4気筒ターボ装着タイプです。
エンジン性能だけではややアンダーパワーとなるものの、電子制御9速AT、9G-TRONICを装備しているのでピークパワーを効率良く、滑らかに引き出せます。「ベンツ」と聞くだけで拒絶感を保つユーザーも1度はステアリングを握ってみる価値のあるセダンです。
新車価格 | 447.0〜558.0万円 |
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中古車価格 | 158.0〜354.0万円 |
燃費(JC08モード) | 15.5〜16.6km/L |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4735mm×1840mm×1430mm |
最小回転半径 | 5.5m |
欧州カテゴリーのDセグメントでメルセデス・ベンツCクラスと激しくトップ争いをしているのがA4です。
ボディサイズがややCクラスよりも大きいこと、スタンダードなセダンのエクステリアを持ちながらFFのレイアウトであることが特徴のひとつで、Cクラスよりも広い車内空間が欲しい、あるいはCクラスの先鋭的で強い存在感がイヤ!というアンチ「ベンツ」派にぴったりの1台です。
A4の人気を支えている理由のひとつに端正なボディラインと造形美があります。水平基調としながらも微妙な曲線で構成されているショルダーラインやルーフライン、チリ(各ボディパーツの隙間)がほとんど見られずボディと一体化しているクラムシェル型ボンネットなど、そのエクステリアだけで所有する満足感を与えてくれます。
インパネ回りは操作性重視の典型的なジャーマンデザインで、上質な装備による気品に包まれています。FFレイアウトなので前部席、後部席とも足元に余裕があることも人気要因です。
メーターパネルには12.3インチの液晶モニターで構成するバーチャルコクピットが設定されています。ナビやスピードメーター、ガソリン残量など各種情報を表示、ステアリングのスイッチで情報切り替えができるので運転に集中できます。
その他、レーザーマトリクスLEDヘッドライトやナイトビジョンなど、まるでSFの世界に出てくるようなネーミングの装備が用意されています。外見はオーソドックスでも中身は最先端技術がぎっしり詰まった車種です。
新車価格 | 495.0〜527.4万円 |
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中古車価格 | 238..0〜398.0万円 |
燃費(JC08モード) | - |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4680mm×1805mm×1415mm |
最小回転半径 | - |
現在でもアメ車アレルギーを持つユーザーは少なくありませんが、アメ車も世界的な車社会の潮流に合わせた開発を続けており、品質向上を果たしています。
キャデラックは元祖ラグジュアリー系だけにミドルクラスのATSセダンでも十分なパフォーマンスを発揮します。左ハンドルというデメリットはあるものの、アメ車独特のラグジュアリー感に惹かれるユーザーであれば試乗してみる価値は十分にあるセダンです。
日本国内では人気薄ですが本国アメリカでは絶大な人気を誇っています。人気要因はキャデラックという単なるブランド力ではなく、快適性と走行性を向上させる様々な機能です。
その代表的な機能がマグネティックライドコントロールです。これはキャデラック独自の磁性流体減衰力制御システムで、路面状況に合わせて1000分の1秒単位でダンパーの減衰力を調整、快適な乗り心地だけでなく安定した操縦性にも役立っています。
搭載しているエンジンは直列4気筒2.0Lにターボチャージャーが装着されています。最高出力203kW(276PS)は十分なパワーといえますが、これをさらに効率よく引き出すのが8速ATです。
また強い荷重がかかる前輪ブレーキにはブレンボ製が採用されました。インテリアではパドルシフトにマグネシウム、インパネにはカーボンファイバーを使い、シートには本革とフレンチステッチを用いるなど先端素材とクラフトマンシップを融合させて上品な空間を作り出しています。アメ車アレルギーを払拭する実力を持った1台です。
欧州では車社会の普及や技術発展にレースが重要な役割を果たしただけに、市販車にも多くのスポーツタイプがあります。
欧州スポーツカーも快適性と同じく上を見るとキリがないので、ここでは一般ユースも十分に可能な車種を選んでいます。
新車価格 | 698.0万円 |
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中古車価格 | 259.8〜439.8万円 |
燃費(JC08モード) | - |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4470mm×1775mm×1410mm |
最小回転半径 | - |
BMW2シリーズのおすすめは直列6気筒3.0Lを搭載した240iです。BMWの直列6気筒はシルキー6と呼ばれるほど滑らかさとハイパワーを両立させたエンジンで、最高出力は250kW(340PS)に達します。
ボディサイズが長くなり、フロントの重量配分が多くなることから敬遠されがちな直6を熟成させて使い続けているところにスポーティな走行性能を強く打ち出しているBMWらしさが感じられます。
BMWの中では比較的小さい部類のボディサイズなので日本国内で運転しやすいことが人気理由のひとつに上げられます。ハイパワーを支える足回りにはBMW独自のアダプティブMサスペンションを240i専用にチューンしたタイプが装着されています。
ステアリングの切り角度と速度によってギアレシオを変化させるバリアブルスポーツステアリングもついており、ゆったりとしたクルージングからワインディングロードでポテンシャルを発揮させるスポーティ走行まで楽しめる仕様になっています。
コクピットは他の2シリーズとレイアウトに大きな違いはありませんが、シートに座った瞬間、スポーツモデルであることが実感できます。
身体を包み込むようなセミバケットタイプはホールド性と快適性を両立させており、センターコンソールの膝元にはコーナリングの最中でも姿勢をサポートするニーパッドが装着されています。都市圏をハイギアードで低速走行していてもスポーツマインドが感じられる1台です。
新車価格 | 334.0万円 |
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中古車価格 | 123.7〜257.0万円 |
燃費(JC08モード) | - |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4105mm×1750mm×1435mm |
最小回転半径 | - |
欧州カテゴリーでは実用性が高いBセグメントに属するホットハッチです。搭載しているエンジンがターボチャージャー付きの1.6Lなので最高出力こそ162kW(220PS)と標準値ですが、ややローギアードで設定している6速EDCを操作することでパワーピークをキープする楽しさが生まれます。
ドイツのスポーティカーのようにハイパワーでボディを引っ張るのではなく、あくまで運転スキルを活かせる車種を求めるユーザーにぴったりの1台です。
ホットハッチといってもベース車は2BOXハッチバックのルーテシアです。スポーツシートやレッドステッチのステアリング、アルミペダルなどスポーティカーのエッセンスを控えめに混ぜているものの、強いインパクトはありません。
女性でも違和感なく操縦できる雰囲気があり、実際、アクセルを踏み込まない限りは2000回転で最大トルクを発揮するのでファミリーユースにも十分対応できる懐の深さがあります。
ただし、アクセルを最高出力のピークとなる6000回転まで踏み込むと一気に異次元の世界に突入、ホットハッチのヤンチャな表情を見せます。またスポーツマインドを沸き立たせる機能のひとつがローンチコントロールです。
F-1からフィードバックされた技術で、左足ブレーキの停止状態からパワーロスせずにスタート、最適のタイミングでシフトアップを行う機能です。
妻や子供にカモフラージュ目的で「とりあえず家族で使える車だから」と説得しつつ、スポーティな車を欲しがる中高年男性から人気を集める車種です。
新車価格 | 424.4万円 |
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中古車価格 | 278.0〜379.0万円 |
燃費(JC08モード) | 10.8km/L |
乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ(長さ×幅×高さ) | 4350mm×1800mm×1460mm |
最小回転半径 | 5.5m |
欧州カテゴリーのCセグメントに属するジュリエッタのホットモデルです。一般的なグレードでも十分に甲高いエグゾーストノートを楽しめますが、走行性能まで伴うタイプが欲しいユーザーにはヴェローチェがおすすめです。
インタークーラー付きターボチャージャーのエンジンはショートストローク型に変えられ、排気量は1.7L、最高出力は177kW(240PS)まで引き上げられています。イタリアのじゃじゃ馬を乗りこなしたいユーザーに最適のスポーティカーです。
艷やかなイタリアンデザインが人気を集める理由です。ブラックで統一されたインテリアはダッシュボードにカーボンパネルを使い、メーターリングやエアコンアウトレットなどをシルバーモールで加飾、モノトーンの中にさり気なくステアリングやシフトブーツに赤いステッチを織り交ぜるといった粋な配色を施しています。
エクステリアやインテリアよりも艷やかさでユーザーを魅了するのはアルファ特有のエグゾーストノートです。小気味よく吹け上がる回転とシンクロする甲高いサウンドはまさに「イタリアの官能」と呼ぶに相応しい音です。
パワーを体感させるドイツ車、スキルで車を操る面白さのフランス車とは違った、スポーティカーの真髄を感受性に訴えてくる1台です。
最近の車は性能がよく壊れないので、車を購入する人の約6割もの人が、中古車を選択しています!
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