車は便利な移動機関であると同時に、レジャーの時間を楽しくしてくれる遊びの道具でもあります。
その両方を兼ね備えている車種が各メーカーから販売されています。この記事ではレジャーや遊びをオンロード派とオフロードSUV派、クロスオーバー派に分けてそれぞれの人気車種を選びました。
ユーザーの趣味にぴったりと合った車種が分かるようになっています。
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目次
快適なドライブを楽しみたい、あるいは行楽地まで快適な空間を確保したいというユーザーにとって必要なのはオンロードの走行性能と車内装備です。
同乗者の年齢や好みなども考慮すればベストな選択ができます。
新車価格 | 125.2〜167.9万円 |
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中古車価格 | 89.8〜149.0万円 |
燃費(JC08モード) | 27.4〜28.6km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2115mm×1345mm×1285mm |
最小回転半径 | 4.4m |
女性が1〜2人でドライブするのに最適な車種です。小さな子供のいる家族向けの車種が多い軽自動車の中、女性のカーライフを楽しくするために開発された車種で、運転のしやすさと便利な機能が特徴となっています。
全高1600mm超のトールワゴンで唯一採用されているスライドドアは、乗降をスムーズにすることよりも荷物を乗せやすくするための配慮であることが女性には嬉しいポイントです。
発売と同時に月間目標の4倍となる約2万台を受注したほどの人気車種です。その理由のひとつがエクステリアデザインです。
フォルクスワーゲンのタイプU、通称ワーゲンバスに似たセミ1BOXに丸型ヘッドライトや笑っているような形状のラジエターグリルなど、キュートな雰囲気が毎日のカーライフを楽しくして、休日のレジャー気分を盛り上げてくれます。
インパネ回りやドアトリムには5パターンのカラーパネルが設定されており、ボディ色とのコーディネートを楽しめたり、車内空間をお気に入りの色で彩ることができます。
後部席座面下には「置きラクボックス」が装備されました。引き出し式になっており、座面に置きたくない荷物や安定性のない荷物などの収納に便利です。
旅行先で買ったお土産をサッと置いてスマートに発進でき、女性の颯爽とした姿を体現してくれる車種です。
新車価格 | 255.4〜326.5万円 |
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中古車価格 | 78.0〜249.8万円 |
燃費(WLTCモード) | 16.8km/L |
乗車定員 | 2名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 940mm×1425mm×1055mm |
最小回転半径 | 4.7m |
マツダはロードスターを軽量化するまでの開発苦労話をあれこれと記していますが、そんな難しい話に耳を傾けなくても単純にオープンカーの気持ち良さを味わえる車種です。
排気量はわずか1.5Lで自然吸気のエンジンを搭載、トランスミッションには2ペダルで操作できる6速ATも設定されています。性別や年齢を問わず、純粋にドライブする楽しみを実感したいユーザーにおすすめできる車種です。
開発苦労話は単純にオープンカーを楽しみたいユーザーには無縁でも、ライトウェイトスポーツカーを望んで購入するユーザーには所有する満足感、優越感を与えてくれます。
これがロードスター人気の最大の要因です。わずか1t前後の車重や爽快な加速を実現するリニアなアクセルレスポンスと言っても都市圏の走行でほとんど役に立たず、ルーフトップをオープンにした時、隣に大型トラックが停車すると最悪な状況になります。
それでもコクピットに座っているだけで幸せな気分になれるのがロードスターです。
レジャー本来の目的、余暇の時間を使って自分をリフレッシュするのにロードスターは最適な車種です。
春や秋のよく晴れた日、ルーフを開けて自然の陽光と風を直接感じることができるドライブは一般の車種で味わうことができない異次元の世界です。男性でも女性でも、独身のうちに1度は購入しておきたい車種です。
新車価格 | 335.4〜735.8万円 |
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中古車価格 | 68.9〜325.5万円 |
燃費(JC08モード) | 10.6〜19.4km/L |
乗車定員 | 7〜8名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 3210mm×1590mm×1400mm |
最小回転半径 | 5.6〜5.8m |
家族全員または友人同士多人数で行楽地に出かけるユーザーにぴったりの車種です。トヨタのミニバンでフラッグシップとなるフルサイズのボディを持っているだけに室内には快適装備が満載、荷室も広く9.5インチのゴルフバッグを縦に積むことができます。
行楽帰りで渋滞にハマっても同乗者が疲れた身体を休めることができ、ドライバーも安心して運転できる最先端の予防安全装置が装備されています。
室内の快適装備が国産車では最高レベルであることが人気の要因となっています。最上級グレードのExecutive Loungeには助手席と2列目席に電動オットマンを装備、大型アームレストと格納式のテーブルがついており、旅客機のビジネスクラス並の快適さを味わえます。
アクセサリーコンセントは一般的なAC100VやUSB端子の他、HDMIやVTR入力まであり、行楽地で撮影した動画を帰りの車内ですぐに見られるなど自宅のリビングにいる気分にさせてくれます。
またグレードによっては前部席と2列目席に寒い冬でもすぐに温まるヒーター、暑い夏には爽やかな風が吹くベンチレーションを内蔵していたり室内の前後左右をそれぞれ最適にするフルオートエアコンなども装備されています。
1〜2人で都市圏の移動には不経済な車種ですが、大人数で長距離を移動するには最適な車種です。
オフロードの楽しさは自然の中、未舗装道路を走る適度な緊張感と車を操っているという満足感です。
そのためにはオフロードに適した信頼できる性能と運転スキルに見合った車選びが大切です。
新車価格 | 145.8〜174.4万円 |
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中古車価格 | 37.5〜109.8万円 |
燃費(WLTCモード) | 13.2〜16.2km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 1795mm×1300mm×1200mm |
最小回転半径 | 4.8m |
軽自動車サイズでありながら悪路走破性は国産車の中でトップクラスの性能を持ち、ヘビーデューティーなオフロード派から圧倒的支持を受けている車種です。
堅牢なラダーフレームと荒れた路面でも確実に路面を捉えるパートタイム4WDというクロスカントリー車の伝統を引き継いでおり、深い砂浜の海岸でも細い未舗装の山道でも力強く走行します。ワイルドな自然の中でレジャーの時間を過ごしたいユーザーに最適の車種です。
ジムニーは2018年6月にフルモデルチェンジを実施、4代目となりました。発売からわずか1ヶ月で年間販売台数目標の1/3に相当する約5000台を販売、さらにバックオーダーを抱えており、納車まで数ヶ月を要するほどの人気車種となっています。
その要因はフロントとキャビンをはっきり分けたボックス型のエクステリアがメルセデス・ベンツGクラスを思わせる質実剛健のフォルムをしており、都市圏でも似合うSUVであることや先代に比べて室内装備の快適性が向上したことなどが上げられます。
ラダーフレームはクロスメンバーやXメンバーが追加されてさらに強固になり、悪路でステアリングが取られた時に起こるキックバックを軽減するステアリングダンパーが設置されています。悪路を思う存分攻めてもしっかりと応えてくれる車種に仕上がっています。
新車価格 | 240.8〜405.5万円 |
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中古車価格 | 136.0〜269.9万円 |
燃費(JC08モード) | 10.6〜13.0km/L |
乗車定員 | 7〜8名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2915mm×1505mm×1310mm |
最小回転半径 | 5.6〜5.7m |
オフロードに強いSUVの特徴を持ったミニバンです。ミニバンは一般的に車内空間が広いため、オフロードの強い突き上げを受け続けるとモノコックにダメージを受けますが、デリカD:5はモノコックを守るリブボーンフレームとアンダーフロアに大型のクロスメンバーを採用、ボディ全体が強固になっています。
オンロードからオフロードへ移行した時でも乗員の快適性を損ないオールラウンダーのミニバンに仕上がっています。
オフロードに強い点はボディの補強だけではありません。エクステリアも悪路走行に最適化したデザインで、最低地上高は210mm、アプローチアングルは23.5度、デパーチャーアングルは22.5度と高いグランドクリアランス性能を持っています。インテリアは三菱らしく高級感があり、多彩なシートアレンジがレジャーの楽しみを広げてくれます。
搭載しているエンジンはガソリン仕様の他に低回転でも高トルクを発揮するクリーンディーゼルが設定されており、グレードによっては三菱がラリーで培った電子制御の4WDシステム装着車もあります。
一般走行ではFFになる2WD、路面状況を的確に判断して駆動力を配分する4WDオート、滑りやすい路面で力強さを発揮する4WDロックの3パターンを選べるドライブモードセレクターがあり、これを操作すれば燃費効率を高めることもできます。大人数でスキーや自然の中でキャンプをする時に最適な車種です。
新車価格 | 473.9〜684.7万円 |
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中古車価格 | 238.0〜538.0万円 |
燃費(JC08モード) | 6.7〜6.9km/L |
乗車定員 | 5〜8名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2690mm×1640mm×1200mm |
最小回転半径 | 5.9m |
日本国内だけでなく過酷な道路条件の海外でも広くその実力が認められているトヨタのSUVフラッグシップモデルです。4WD性能や足回り、ボディの堅牢さなど悪路走破性はもちろんのこと、室内装備は高級セダン並に豪華で、3列シートの最後部でも快適性が約束されています。
都市圏を走っていても圧倒的な存在感を示しており、オフロード派であれば1度は所有してみたい最高級のSUVです。
悪路走破性は国内で匹敵するライバルがいないほど突出した性能を持っています。最先端技術の4WD、マルチテレインセレクトは滑りやすい路面や岩石の多い路面など状況に応じて5つのパターンを選べる機能で、ブレーキ油圧を自動的に制御して駆動力を4輪へ最適に配分します。
その他、ハンドル操作だけで極低速走行ができるクロールコントロール、深い角度で切り返しができるターンアシスト機能、オンロード走行の快適性を高めるキネティックダイナミックサスペンションシステムなど、トヨタの最先端技術が盛り込まれていることが人気の大きな要因となっています。
2列シート5人乗りと3列シート8人乗りが設定されており、どちらも多彩なシートアレンジで乗員の快適性を向上させたり荷室容量を増やしたりすることが可能です。
唯一のデメリットは燃費効率が悪いことなので、この車のユーザーになるならば「燃費は関係ない!」と言い切る潔さが必要です。
普段は都市圏の運転が主だけれどレジャーはアウトドアスポーツが趣味というユーザーに最適なのがクロスオーバーSUVです。目的地や乗車人数に合わせたボディサイズや走行性能が選択肢の検討材料になります。
新車価格 | 122.5〜170.6万円 |
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中古車価格 | 85.0〜115.8万円 |
燃費(JC08モード) | 24.6〜30.0km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2005mm×1320mm×1245mm |
最小回転半径 | 4.7m |
少人数でアウトドアスポーツに出かけるのであればオフロードでも十分にパフォーマンスを発揮する SUVです。後部席背もたれを前倒させればラゲージスペースが格段に広くなり、バックドアの開口部は幅が925mm、高さが805mmあるので大きな荷物もラクに積み込むことができます。
またラゲージスペース床下には大容量の深底ボックスが設置されているので背の高い荷物も積み込むことができます。
基本的なデザインやエンジン性能は他のキャストと同じですが、アクティバ専用装備としてダウンヒルアシストコントロール制御(DAC)とグリップサポート制御があります。
DACは滑りやすい下りの路面でブレーキを自動制御して車速を一定にする機能です。ドライバーはハンドル操作に集中でき、タイヤロックする心配がないので安全に下ることができます。
グリップサポート制御は同じく滑りやすい未舗装路や雪道でタイヤが空転した際、空転タイヤに制動力をかけて接地しているタイヤに駆動力をかける機能です。
オフロードで頼りになる機能を備えていることが人気につながっています。エクステリアにはアンダーガードや樹脂ガードが下回りに装備されており、見た目もクロスオーバーSUVのイメージを強く打ち出している車種です。
新車価格 | 207.5〜292.6万円 |
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中古車価格 | 145.8〜209.9万円 |
燃費(JC08モード) | 19.6〜27.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 1930mm×1485mm×1265mm |
最小回転半径 | 5.3〜5.5m |
流麗なラインを描くルーフと塊感のあるボディフォルムは都市圏や自然の中など場所を問わずスタイリッシュに見えます。インパネ回りは高級セダンを思わせるシックな雰囲気でまとめられ、後部席はミニバンに匹敵するほどのゆとりを実現しました。
また高遮音性のフロアカーペットや防音材を随所に配置して車内の成熟性を高めています。ハイセンスなライフスタイルを目指すユーザーにおすすめのSUVです。
発売翌年となる2014年度ではSUV販売台数で第1位を獲得、5年経過した今でもトヨタのC-HRと激しく首位争いをするほどの人気車種です。スタイリッシュな内外装に加え、ハイブリッド車の燃費が良いことも人気要因になっています。
Sport Hybrid i-DCDと呼ばれるホンダ独自のシステムで、アクセルを緩く踏み込んだ時はモーター主体の走行で低燃費になり、強く踏み込むとエンジンパワーが加わって爽快な走りを楽しめます。燃費と力強い走りを両立させたハイブリッドです。
4WDは電子制御でトルク配分をコントロールするシステムです。普段の走行は燃費効率の良いFF、オフロードやコーナーを抜ける時は4WDへ自動的に切り替わるのでドライバーは運転に集中することができます。デザインや機能などトータルにクロスオーバーな性能を体現した車種といえます。
新車価格 | 249.9〜405.0万円 |
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中古車価格 | 149.8〜299.9万円 |
燃費(JC08モード) | 13.0〜21.4km/L |
乗車定員 | 5名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 1965mm×1480mm×1220mm |
最小回転半径 | 5.4〜5.7m |
ラグジュアリーな内装、オンロードでもオフロードでも高い走行性能を特徴とするクロスオーバーSUVの歴史はハリアーから始まり、今では世界的な定番カテゴリーとなりました。
先駆的なポジションとラグジュアリー感は健在で、迫力あるフロントマスクと流麗なフォルム、快適性と上質感を重視したインテリアはクロスオーバーSUVのトップクラスを維持しています。存在感を強くアピールしたいユーザーにおすすめしたい車種です。
外装の迫力や室内のラグジュアリー感といった見た目だけでなく、優れた走行性能も人気の要因です。
2.0Lターボモデルはタービンに使う排気ガス温度を低くするエキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドや低回転から高回転まで高いトルクを引き出すツインスクロールターボなどを装備しており、トランスミッションにはマニュアルポジションを持つ6速ATが採用されました。シフトチェンジを楽しみながら爽快な気分で走行できます。
JC08モード21.4km/Lを記録したハイブリッド仕様もパワフルな走行性能を持っています。2.5L自然吸気の直列4気筒に加え、フロントに105kW(143P0S)の2JMモーター、リアには50kW(68PS)の2FMモーターを配置、低燃費と高出力を両立させています。
性能をフルに引き出さなくても十分な満足感を与えてくれるSUVです。
アウトドア好きな人にとって、車は寝泊まりの場所にもなり得ます。最近はきれいなトイレが完備された道の駅が増えたことで、車中泊を気軽に楽しめるようになりました。
ただし、車中泊に向いた車を選ばないと疲れがとれないばかりか、最悪の場合はエコノミー症候群になってしまうリスクもあります。
ここでは、フルフラットにできて凹凸の少ない車を中心にご紹介したいと思います。
「ドデカク使おう、ウェイクだよ!」のCMでおなじみのダイハツウェイクは、2014年に登場した軽スーパーハイトワゴン。
軽としては最大レベルの室内高を誇るウェイクは、じつは車中泊にも向いています。
新車価格 | 135〜184.1万円 |
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中古車価格 | 74.9〜200 万円 |
燃費(JC08モード) | 23.2〜25.4km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2215mm×1345mm×1455mm |
最小回転半径 | 4.4m |
ウェイクはCMでうたわれているとおり、ラゲッジスペースの広さが最大の特徴ですので、車中泊にも最適です。
後部座席を前に倒す「フルフラットモード」にすれば、大人2人が余裕で横になれます。多少の段差はあるものの、軽ハイトワゴンとしては十分なレベルですし、車中泊用かキャンプ用のマットを用意すればOKです。
また、ラゲッジの床下には90Lのアンダートランクがあるため、車中泊しながら荷物もしっかり収納できます。
ダイハツの「タント」をベースにしたウェイクは、1,835mmもの全高を誇る軽スーパーハイトワゴン。とにかく高さに余裕があるため、子供はもちろん大人でも着替えができますし、荷物もたっぷり積み込めます。
また、シートアレンジの多彩さもウェイクの特徴。車中泊に最適なフルフラットモードをはじめ、テーブルモード・ロングソファモード・ロングラゲージモードなど、状況に合わせてさまざまなアレンジが可能です。
また、全シート撥水加工になっている上、汚れを簡単に拭き取れる「イージーケアフロア」が採用されているのも、アウトドア好きにはうれしいポイント。泥がついてもラクに掃除できます。
気軽にレジャーを楽しめる軽ハイトワゴンがほしい方には、ぴったりの1台です。
ミニバンは基本的にほとんどが車中泊に使えますが、なるべく寝心地のいい車を追求するなら、ホンダのステップワゴンはかなりおすすめです。
ただし、2列目がキャプテンシートになっていない8人乗りじゃないと、シートの間に隙間ができてしまいます。
新車価格 | 245.5〜355.9万円 |
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中古車価格 | 115.9〜235.8万円 |
燃費(JC08モード) | 15.0〜25.0km/L |
乗車定員 | 7〜8名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 3220mm×1500mm×1405mm |
最小回転半径 | 5.4m |
ステップワゴンで車中泊するなら、2列目が3人掛けになっている8人乗りのタイプが最適です。座面の凹凸が少ないため、2列目と3列目を倒してフルフラットにするだけでもかなり平らになります。
ただし、そのままではクッション性がありませんので、車中泊用のマットを敷くのがおすすめです。ホンダ純正の連結マットを使用すれば、隙間や凹凸はほぼなくなり、女性でも車中泊を楽しめます。
さらに、遮光率99.8%以上の生地を使用した純正のカーテンセットを取りつければ、朝までぐっすりです。
ミニバンの代名詞ともいえるステップワゴンは、居住性の高さとたっぷりのラゲッジスペースが魅力です。
また、ほかにはみられない独自の機能が、縦にも横にも開けられる「わくわくゲート(テールゲート)」。後ろにスペースがない場所でも、横に開けば荷物の積み下ろしもラクラク。さらに、テールゲートを入り口にして、すばやく3列目に乗り込むこともできます。
もちろん、最先端の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。メーカーオプションとして「Hondaスマートパーキングアシストシステム」や「後退出庫サポート」なども付けられるため、大きな車の駐車が苦手な女性にも安心です。
寝るのにもっとも適しているのは、凹凸や隙間がまったくない完全にフラットな床。その意味では、ミニバンよりも普通のビジネス用バン(ワンボックスカー)が最高です。
中でも日産の「NV350 キャラバン」は、商用車としてだけではなくレジャー・遊び用としても人気があり、アウトドア好きな大人たちからも支持されています。
とくに車中泊に適しているのは「バン」または「ワゴン」タイプです。
新車価格 | 223.9〜343.4万円 |
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中古車価格 | 169.8〜299万円 |
燃費(JC08モード) | 8.8〜12.0km/L |
乗車定員 | 3〜9人 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2800mm×1545mm×1350mm |
最小回転半径 | 6.0m |
アウトドア向きの車といえば、SUVやミニバンのイメージがありますが、じつはビジネスユースに対応するワンボックスカーも見逃せません。
荷物を安定してたくさん積み込むために、とにかくラゲッジスペースがフラットで広々としていますので、そこにマットを敷けば立派な寝床が完成します。
しかもNV350 キャラバンの「トランスポーター」というグレードには、「ベッドシステム」という純正オプションがあり、それを使用すれば完璧なベッドが完成。家族3人くらい寝られるスペースを確保できるはずです。
商用車のイメージが強いNV350キャラバンですが、自転車・スキー・サーフボードなど何でも積み込めるため、アウトドアでも非常に実用性の高い車です。
実際、「トランスポーター」はアウトドア好きな大人たちのために開発されたモデルで、ウィンタースポーツやモータースポーツ、釣りなどを楽しむ人々に愛用されています。水や汚れに強い床張りになっているのもうれしいポイントです。
さらに、4ナンバー車として初めて「アラウンドビューモニター」や「自動ブレーキシステム」を搭載した車でもありますので、安全性の面でも優秀といえます。
4ナンバーのため車検は毎年必要ですが、税金は安いので、むしろ維持費を少なく抑えられる可能性が高いでしょう。
釣り好きな人にとって、車は大切な相棒。ロッドをはじめとするさまざまな道具を積み込むためにも、ラゲッジスペースの広い車が理想的です。
また、深夜や早朝の釣りのために車中泊する人も少なくないため、居住性も高いと◎でしょう。
ここでは、釣り好きな人におすすめの人気レジャー車を3つご紹介したいと思います。
スズキジムニーは、小型ながら悪路走破性の高い、頼もしいSUVです。
「ジムニーが走れない所はほかの車でも走れない」といわれるほどの走行性能を誇りますので、山へ海へと走るアングラーには心強い相棒になってくれます。
新車価格 | 145.8〜174.4万円 |
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中古車価格 | 37.5〜109.8万円 |
燃費(JC08モード) | 13.2〜16.2km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 13.2〜16.2km/L |
最小回転半径 | 4.8m |
人気の軽SUVジムニーは、もちろん釣りの相棒としても優秀です。
コンパクトながら、道なき道も進んでいくたくましい1台ですので、河原にも砂浜にもつれて行ってくれます(ただし、柔らかめの砂浜には注意が必要です)。
天井にロッドホルダーを取りつけ、荷室にクーラーボックスやら何やら積み込めば、あっというまに釣り仕様のジムニーが完成します。
ただし室内長がそれほどあるわけではないため、長いロッドは入らない可能性が高いです。その場合はルーフキャリアを活用しましょう。
世界中にファンのいるジムニーは、2018年6月に20年ぶりのフルモデルチェンジが行なわれ、大きな注目を集めました。
4代目ジムニーはラダーフレームの剛性がアップし、さらに強靭な車体に。また、乗り心地やオンロードでの走行も、先代と比べて改善しています。
また、電子制御の「ブレーキLSDトラクションコントロール」が新装備されたことで、オフロードを走り慣れていない人でも運転しやすくなったようです。
山に川に海にと、釣り場を求めて走り回るアングラーにとっても魅力的なジムニー。自分好みにカスタムするのも楽しみの1つです。
軽商用バンとして長い歴史をもつ、ダイハツのハイゼットカーゴ。
荷物をたっぷり積み込める上に、燃費性能や安全性も年々向上していることから、釣り好きにも人気の高い車です。
新車価格 | 93.6〜146.7万円 |
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中古車価格 | 56〜115万円 |
燃費(JC08モード) | 16.0〜18.8m/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 1755mm×1270mm×1210mm |
最小回転半径 | 4.2m |
ラゲッジスペースは、通常時でもミカン箱が65個積めるほど広々しているため、釣り道具も十分に積み込めます。天井まわりのデッドスペースをうまく活用するためにも、ルーフインナーバーを取りつけましょう。
車中泊も、女性や小柄な男性なら後部座席をフラットにするだけで、十分足を伸ばして寝ることができます。さらに助手席も倒すと2m以上のスペースを確保できますので、ベッドキットを購入したり自作したりすれば、軽バンながら快適に眠ることが可能です。
ハイゼットカーゴは、積載能力に加えて燃費や安全性能も優れている点が支持されています。
2017年11月に行なわれたマイナーチェンジで、衝突回避支援システム「スマートアシストV」が採用され、安全性が飛躍的に向上したほか、アイドリングストップ機構やエコタイヤの採用などで燃費もアップ。ノンターボで最高17.8km/L、ターボで18.8km/Lをマークしています。
運転席の足元スペースを広くとっているため、長靴を履いたままでもラクに運転可能。釣り師にとってうれしい機能が詰まった1台といえそうです。
ワンボックスカーといえば真っ先に名の挙がる、トヨタハイエース。運送業のイメージが強いこちらの車もアウトドアに大変強く、専門店からハイクオリティな「釣りエース」がたくさん発売されています。
2018年秋も、E&Aが「3代目フィッシングデモカー」の製作を進めており、2020年のフィッシングショーにも出展予定とのことです。
新車価格 | 213〜447 万円 |
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中古車価格 | 35〜998 万円 |
燃費(JC08モード) | 10.2km/L |
乗車定員 | 2〜5人 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 3500mm(2人乗り)×1520mm×1320mm |
最小回転半径 | 5.2m |
本格的な釣り仕様車にするなら、やはりバンに勝るものはないでしょう。たっぷりと余裕のある車内は、ベッドキットを入れれば車中泊もラクラク。ベッド下の収納スペースも十分ですし、ベッドを折りたためばバイクも乗せられます。
天井にロッドホルダーを取りつければ、もちろん長いロッドも収納可能。本数も多く載せられるため、軽よりも充実した装備で釣り場に行けます。
さらに釣り仕様にカスタムしたコンプリートカーなら、釣った魚や手足を洗えるシャワータンクが搭載されているものもありますし、シートや床はもちろん防水仕様に。まるで自分の「基地」のような1台が見つかるはずです。
室内空間が広く耐久性にも優れたハイエースは、釣り師からも大人気。カスタムの自由度も大きいため、多くの釣り仕様車が出ています。
とくに車中泊の多いアングラーにとって、広々としたハイエースは最適。大人2人が寝られる2段ベッド仕様にすることも可能です。
ベース車はさまざまですが、釣り仕様車の場合は200系の「スーパーGL」が多くみられます。自分で新車や中古車を購入してカスタムする人も多いようです。
ハイエースはもともと中古車でも値下がりしにくく、釣り仕様のコンプリートカーも比較的高値で取引されています。ほしい方はハイエース専門店やカスタム専門店、インターネットなどを中心に探してみるといいでしょう。
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