現在、中古車市場が販売台数を伸ばしているのはガリバー を始めとする大手が、ユーザーが購入しやすいように大型展示場で販売したり、中古車でもユーザーが安心して乗れるように保証制度を設けるなどの企業努力が大きな要因となっています。
こちらの記事では、中古車で人気の高いおすすめの車種をその理由と共にご紹介しております。
中古車を購入するなら、安心の保証付き中古車が人気があります。
目次
順位
中古車人気ランキングの順位は中古車市場で売り上げ第1位でシェア37.0%を占めているガリバー・インターナショナルの資料を元にして作成しています。
2017年通年における中古車の人気ランキングの特徴は、軽自動車がわずか2車種しか入っていないこと、トヨタが圧倒的に強いことが上げられます。
また車種的には新車販売価格が高いクラウンやヴェルファイアなどのランクインが目立ちます。
新車では買えないけれど中古車なら購入したいというユーザーが多くいることの証で、高級車も比較的安価で買える中古車のメリットが表れたランキング結果といえます。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | プリウス |
JC08モード燃費 | 37.2〜40.8km/L | エコカー減税 | 75〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4540mm | 1760mm | 1470mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2110mm | 1490mm | 1195mm | 5.1〜5.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
242.9〜339.4万円 | 89.0〜198.0万円 |
プリウスは2015年に登場した現行モデルが4代目となります。
トヨタにとってハイブリッドシステムのイメージシンボル的存在の車種だけに、4代目は最新技術が数多く搭載されています。
燃費効率ではPHVを除くガソリンエンジン搭載車で最高記録となるJC08モード40.8km/Lを達成、加えて走行性能や快適性も向上しており、新車販売台数では2年連続して第1位を獲得しました。
中古車市場には早くも現行モデルが数多く出回っています。
これは現行モデルに人気がないということではなく、プリウスを含めたハイブリッド搭載車のユーザーは買い替えのサイクルが早いという特徴を持っていることから、第1回目の車検前に下取りや買取に出された車種が多く流通しているという理由です。
状態の良い車種が揃っており、型落ち感がないことはユーザーにとって中古車購入の大きなメリットとなります。
4代目はハイブリッドシステム全体に改良が加えられています。
1.8L直列4気筒の2ZR-FXE型は燃焼効率を改善、ガソリンエンジンとしては最大熱効率となる40%を実現しました。
また排気システムに取り付けられている排気熱回収器はフィン構造を小型化させたことで回収効率を高め、高回転モーターは新巻線方式を用いたことで小型軽量化を果たしています。
ボディ形状も燃費効率の向上に大きく関わっています。
プリウスの象徴的なフォルムとなっているトライアングルシルエットはルーフ頂点を前方に移動させ、リアエンドを低く設計したことで空気の整流化に成功しています。
ボディデザインには賛否両論あるものの、すべては空気抵抗を減らすためのデザインで、CD値は0.24とミドルサイズ乗用車の中ではトップクラスの空力性能を備えています。
プリウスはトヨタの新型プラットフォーム、TNGA(Toyota New Global Architecture:トヨタ ニュー アーキテクチャー)を初めて採用した車種です。
TNGAは複雑化したプラットフォームをシンプルにして商品力の向上と原価低減を目的に開発されました。
4代目はTNGAを採用したことにより低重心化が図られ、走行性能だけでなく運転のしやすさや車内の広さなど、さまざまな部分で大きな変化を実感することができます。
また駆動ユニットの小型化やTNGA を採用したことでシリーズ初となるハイブリッド型4WDの搭載が可能になりました。
プロペラシャフトで駆動力を伝えるのではなく電気式の4WDであることからE-Fourと呼ばれているタイプで、後輪専用のモーターを備えて後輪がスリップした時だけに作動するシステムです。
雪道や未舗装道路、雨の日でも走行の安定性が高まっています。
4代目の現行モデルは中古車市場に数多く流通しているため、状態の良い車種の中から自分好みのボディカラーやグレードを選ぶことができます。
2016年登録モデルで走行距離3〜4万kmの場合、180〜200万円が相場となります。
走行距離1万km以下の車種も車数は豊富ですが価格は高値傾向で220〜250万円が相場です。
現行モデルよりも先代モデルのデザインを好むユーザーが多いことから、先代モデルの中古車価格もやや高値傾向となっています。
2013年登録モデルで走行距離3〜4万kmの中心価格帯は170〜190万で現行モデルと大差ありません。
デザインさえこだわらなければ現行モデルを購入した方が結果的に得策となります。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | クラウン |
JC08モード燃費 | 9.6〜23.2km/L | エコカー減税 | 0〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4895mm | 1800mm | 1450〜1475mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1975mm | 1510mm | 1190mm | 5.2〜5.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
381.2〜606.4万円 | 87.8〜299.9万円 |
日本国内専用の高級サルーン、トヨタのクラウンは中古車市場でも人気があります。現行モデルは2012年に発売されました。
保守層が好むロイヤルに迫力顔のアスリートと2タイプを用意、幅広いニーズに応えていること、新車販売価格は高いけれど中古車になれば手の届く価格になることが人気要因となっています。
現行モデル14代目はエクステリアをキープコンセプトとしながらも走行性能や燃費効率は新技術の投入で大幅に向上させました。
またインテリアはクラウン独特の日本的「おもてなし」空間になっており、運転者と同乗者の快適性を確保しています。
きめ細やかな日本人向けの装備はスペックに表れないクラウンの大きな魅力といえます。
14代目にはハイブリッド仕様とガソリンエンジン仕様が設定されています。
ハイブリッド仕様は先代モデルのV型6気筒3.5Lからダウンサイジング化を図り、直列4気筒2.5Lの直噴エンジン2AR−FSE型を搭載、クラウン伝統の後輪駆動システムを守りながらハイブリッドシステムの最適化が実現されました。
エンジンとモーターによるシステム最高出力は162kW(220PS)、最大トルクはモーターだけで300N・m(30.6kgf・m)とV型6気筒搭載モデルと変わらぬパワーを持ち、トランスミッションに6速シーケンシャルシフトマチック付きの電気式無段変速機を採用したことでストレスのない加速と滑らかな乗り心地を両立させています。
クラウンは保守層に圧倒的な人気がある反面、若年層からは高齢者のセダンというイメージがあったため、これを改善すべく開発されたのがアスリートです。
ロイヤルと別バージョンになったのは11代目からで、14代目はその差異化を鮮明にしています。
ラジエターグリルはロイヤルの王冠型に対して稲妻型のデザインをシルバーモールで囲み、メッシュタイプのブラックガーニッシュ中央にクラウンのシンボルマークを大きくレイアウトした迫力顔になっています。
V型6気筒3.5Lエンジン搭載車にはスーパーインテリジェント8速オートマチックが設定されており、232kW(315PS)、377N・m(384kgf・m)のハイパワーを自在にコントロールできます。
天空や茜、群青といった日本古来の色表現で設定されたボディカラーもアスリートの魅力のひとつです。
高級サルーンは中古車になると販売価格は下がるのが一般的ですが、14代目は高値傾向となっています。
2015年式走行距離5〜6万kmの車種ではロイヤル、アスリートを問わず200〜220万円、走行距離2〜3万kmの場合は300万〜320万円が相場となります。
クラウンを安く購入するなら先代が狙い目です。トヨタのフラッグシップモデルだけに先代モデルでも十分に高級感を味わえる上、作りがしっかりしているので多少、過走行でも十分に機能を果たします。
2011年式走行距離5〜6万kmであれば130〜150万円、2009年式になると走行距離6〜7万kmでも100万円以下で購入できる車種があります。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | 車名 | ムーヴ |
JC08モード燃費 | 25.6〜31.0km/L | エコカー減税 | 25〜75% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1630mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2080mm | 1320mm | 1280mm | 4.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
111.2〜147.4万円 | 70.0〜120.0万円 |
中古車人気で3位にランクインしたのがダイハツの軽トールワゴン、ムーヴです。
現行モデル6代目は2014年に発売、2017年8月にマイナーチェンジを行っていることから前期モデルが中古車市場に多く流通していること、迫力顔のカスタムが若年層男性の人気を集めていることなどがランクインの要因です。
マイナーチェンジでは内外装ともに改良された他、予防安全装置がスマートアシストUから最新型のVに換装されています。
フロントガラス上部に設置されたステレオカメラで前方を検知するシステムで、前方障害物や先行車両だけでなく歩行者も認識して衝突を回避または被害を軽減、さらに車線逸脱警報や誤発進抑制制御機能など前後の安全性を高めています。
このシステムによってムーヴは政府が啓蒙している予防安全装置の統一名称セーフティーサポートで、「サポカーS<ワイド>」に認定されました。
中古車市場で高値傾向を維持しているのがムーヴカスタムです。
マイナーチェンジでフェイスリフトを行った結果、後期モデルは前期モデルよりもさらに迫力顔となりました。
LEDのヘッドライトは上下2段に分割してフロントガーニッシュと一体化させてシャープなイメージを強調、台形型のロアグリルはバンパー下まで広げ、その左右にLEDランプを縦に配置したことで安定感が生み出されています。
インテリアはブラックを基調にシルバーメッキモールを多用して高級感のある空間を演出しています。
2眼メーター中央には軽自動車で初めての採用となるTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを配置しました。
なお、走行性能やラゲッジルームのユーティリティ性はベーシックモデルと同一仕様です。
軽自動車の良い点は共通のモノコックに異なった外装ボディを被せることで、コストを低く抑えながら限定した訴求対象用の派生車種が作れることです。
ムーヴから派生したキャンバスは全体的に丸みを与え、フォルクスワーゲンのタイプU、通称ワーゲンバスに似たエクステリアと女性に便利な機能を備えたことで新車、中古車市場で人気を集めている車種です。
トールワゴンでは珍しい両側スライドドアを採用しました。
小さな子供を乗せるためというよりは荷物を速やかに載せるための配慮で、後部席下には「置きラクボックス」が設置されています。
これはフロアに置きたくないけれど座席に置くと不安定になるバッグなどを清潔に、安定して置くことができる装備です。
その他、スーパークリーンエアフィルターなど女性向けの装備を満載した車種です。
ムーヴの中古車は市場に多く出回っており、予算に応じて好みのグレードやボディカラーを状態の良い車種から選ぶことができるメリットを持っています。
また登録済未使用車も豊富な車数が流通しているので、新車購入の検討材料として登録済未使用車もチェックしておくことをおすすめします。
2017年式後期モデルのスマアシVを標準装備した登録済未使用車はLグレードで98〜110万円、カスタムのハイグレードXでも135〜145万円の範囲内で購入できます。
ムーヴキャンバスは中古車市場で人気車種となっているため高値傾向を維持しており、走行距離1万km前後の車種は120〜135万円が相場となっています。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | ヴェルファイア |
JC08モード燃費 | 10.6〜19.4km/L | エコカー減税 | 20〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4935mm | 1850mm | 1950mm | 7〜8人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
3210mm | 1590mm | 1400mm | 5.6m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
335.4〜750.8万円 | 147.8〜376.4万円 |
トヨタのラグジュアリー系フルサイズミニバン、アルファードのバッジエンジニアリングによる姉妹車がヴェルファイアです。
トヨペット系列のアルファードGが好調な成績を上げたことからネッツ系列で販売していたアルファードVの後継モデルとして開発されました。
走行性能や装備はほとんど同じですが、フロントマスクをアグレッシブにしていることが大きな特徴で、ミニバンの元祖迫力顔でもあります。
現行モデル2代目は2017年12月にマイナーチェンジを実施、内外装の変更と同時に予防安全装置のToyota Safety Sense第2世代が全グレードに標準装備されました。
標識読み取りディスプレイやレーントレーシングアシストなど、トヨタブランド国内初となる機能を備えています。
エクステリアはアグレッシブなデザインですが、インテリアはラグジュアリー感を満載したVIP仕様です。
助手席と2列目シートで分かれていたレール可動域を同一にしたことで助手席のスライド幅を1160mmまで拡大、手動式オットマンを伸ばせば旅客機のビジネスクラス並の座席空間を確保できます。
またグレード別設定として、シートメモリーや読書灯などの操作ができるアームレスト格納式集中コントロールスイッチやシルバー木目調の格納式テーブル、天井を彩るLEDルーフカラーイルミネーションなどが装備されています。
3列目シートを折りたたんでラゲッジスペースを広げると大容量の床下スペースが利用できるなど利便性にも優れている点がトヨタらしいところです。走るリビングと呼ぶに相応しい車種です。
ヴェルファイアにはガソリンエンジン仕様とハイブリッド仕様が設定されています。
ガソリンエンジン仕様には直列4気筒2.5Lの他にV型6気筒3.5Lの2GR−FKS型が搭載されています。
最高出力221kW(301PS)、最大トルク361N・m(36.8kgf・m)のハイパワーなので約2tあるヴェルファイアでも力強い加速感を味わうことができます。
ハイブリッド仕様はクラウンにも搭載されている2.5L直列4気筒の2AR-FXE型と最大トルク270N・m(27.5kgf・m)を発揮する強力モーター2JM型の組み合わせです。
後輪には電気式4WDのE-Four用モーターが設置されています。
滑りやすい路面で後輪が空転した際、瞬時に作動させて操縦安定性を確保できる仕組みになっています。
ヴェルファイアが中古車ランキングで高い人気を集める要因は、新車では手が届かないユーザーも中古車であれば比較的安くなって購入できる販売価格になることです。
しかし人気車種になるほど販売価格は上がっていくため、ヴェルファイアの現行モデル2代目は高値傾向の車種となっています。
2015年式走行距離2〜3万kmと状態の良い車種は2.5L搭載車でも310〜350万円、ハイブリッド仕様は430〜450万円が相場です。
300万円を切るのは2013年式以前の初代モデルで走行距離6万km前後の車種です。
ヴェルファイアはトヨタミニバンのフラッグシップモデルなので耐久性があります。多少、過走行状態でも十分にラグジュアリー気分を味わうことができます。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | ヴォクシー |
JC08モード燃費 | 14.8〜23.8km/L | エコカー減税 | 20〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4695〜4710mm | 1695〜1735mm | 1825mm | 7〜8人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
3210mm | 1590mm | 1400mm | 5.5m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
246.6〜326.9万円 | 99.0〜198.8万円 |
新車販売台数では好調な5ナンバーサイズミニバンも中古車ランキングではやや人気薄となっており、トヨタのヴォクシーが5位に入っているだけです。
5ナンバーサイズミニバンはトヨタとホンダ、日産が激しくシェア争いをしており、中古車市場に車種が豊富に溢れていることやニーズが1車種に集中せず分散していることがランキングに影響しているといえます。
ヴォクシーはバッジエンジニアリングによってノア、エスクァイアと共に3姉妹車を形成しており、父親的男性イメージを打ち出しています。
フロントマスクはミニバン流行りのヘッドライト上下2段にロアグリル面積を大きく取ったタイプとフロントバンパーコーナーを直立させた2タイプの迫力顔を持つ反面、家族を優しく迎え入れるための車内装備を充実させていることが特徴です。
ヴォクシーにはガソリンエンジン仕様の他に燃費効率の良いハイブリッド仕様が設定されています。
搭載しているエンジンはプリウスと同じ直列4気筒1.8Lの2ZR-FXE型で、これに最大トルク207N・m(21.1kgf・m)を発揮する強力モーター5JM型を組み合わせており、JC08モードは5ナンバーサイズミニバンのトップクラスとなる23.8km/Lをマークしました。
トヨタのハイブリッド仕様はバッテリー体積の大きいニッケル水素電池を使用しているのでラゲッジルームを圧迫することが多いのですが、ヴォクシーはバッテリーを座席の下にレイアウトすることで乗員空間とラゲッジルームの広さを確保しています。
3列目シートに大人が座っても足を組めるほどの余裕があります。
父親的男性イメージの中でも一際精彩を放っているのがハイグレードのZSをベースにした「煌」です。
一応、特別仕様車の設定ですが台数や期限を限定しているわけではなく、一部改良を重ねる形でラインアップに用意されています。
エクステリア、インテリア共に改良を加えており、買い得感のある車種となっています。
エクステリアではフロントマスクのフードモールメッキ状に変わってLEDクリアランスランプと一体化させたことで、よりシャープな顔つきになりました。インテリアではセンタークラスターパネルをピアノブラック塗装にしてシルバーメッキモールで囲い、インサイドドアハンドルなどもシルバーメッキ仕様になったことでラグジュアリー感が強まっています。
リアオートエアコンや6スピーカーなどが標準装備となっており、ワンランク上の快適性を備えています。
現行モデル3代目は2014年から販売されているので、すでに豊富な車数が中古車市場に出回っており、状態の良い車種の中から好みのグレードやボディカラーを選ぶことができます。
2015年登録モデルで走行距離2〜3万kmのミドルグレードVであれば175〜195万円、ハイブリッドや煌はやや高く200〜220万円が相場となっています。
先代モデルはフロントマスクがおとなしくなりますが、5ナンバーサイズミニバンとしての走行性や快適性は十分に備えているので、ヴォクシーを安く購入したいユーザーは先代モデルが狙い目です。
2013年式走行距離3〜4万kmの場合、ハイグレードのZSが150〜170万円、煌でも165〜185万円の範囲内で購入可能です。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | アルファード |
JC08モード燃費 | 10.6〜19.4km/L | エコカー減税 | 20〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4945mm | 1850mm | 1950mm | 7〜8人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
3210mm | 1590mm | 1400mm | 5.6m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
335.4〜750.8万円 | 139.9〜365.4万円 |
6位にランクインしたトヨタのフルサイズミニバン、アルファードはヴェルファイアとの姉妹車です。
初代、2代目ともに上品なフロントマスクのデザインで差異化を図っていましたが、販売台数でヴェルファイアに抜かれたことで3代目からはラジエターグリルを巨大化させ、メッキパネルを全面に加飾して押し出し感を強めました。
さらに2017年12月のマイナーチェンジでは第2世代の予防安全装置Toyota Safety Senseを搭載すると同時にフェイスリフトを実施、ヴェルファイアを凌ぐ迫力顔となっています。
前期モデルの中古車は豊富な車数が出回っており、2.5Lモデルで2016年式走行距離3〜4万kmの場合、330〜350万円が相場となっています。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | BMW | 車名 | 3シリーズ |
JC08モード燃費 | 13.5〜17.2km/L | エコカー減税 | 20〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4645mm | 1800mm | 1430mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
-mm | -mm | -mm | 5.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
431.0〜850.0万円 | 174.0〜318.9万円 |
BMWは輸入車台数のシェアでメルセデス・ベンツに首位を譲っているものの、フォルクスワーゲンを押さえて2位をキープしており、その中核モデルとなるのが3シリーズです。
現行モデルF30は第6世代で2012年に登場しました。ガソリンエンジン仕様だけでなくクリーンディーゼルやハイブリッド仕様まで合計23タイプを設定、幅広いニーズに対応するラインアップとなっています。
F30型は輸入車の中で比較的多く中古車市場に出回っており、2013年式走行距離3〜4万kmのミドルグレードであれば280〜300万円が相場です。
第5世代E90型になると中古車価格は一気に落ち、2010年式走行距離2〜3万kmと状態の良い車種でも110〜130万円で購入できます。
ただし、BMWは故障または消耗品の交換費用が高いことを想定しておく必要があります。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | マークX |
JC08モード燃費 | 10.0〜11.8km/L | エコカー減税 | エコカー減税対象外 |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4770mm | 1795mm | 1435〜1445mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1975mm | 1500mm | 1170mm | 5.2〜5.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
265.6〜442.8万円 | 75.0〜172.9万円 |
新車販売台数ではベスト30にもランクインしていないトヨタのマークXが8位に入りました。
マークXはFRを採用したミドルサイズのスポーツサルーンです。
新車では人気が薄い高級セダンも中古車になれば販売価格が安くなることから、マークXの走行性能を求める潜在的なユーザーが中古車で購入していることがランクインの要因といえます。
また現行モデル2代目は2009年からの販売とやや古く、中古車でも型落ち感がないというメリットを持っています。
マイナーチェンジを2回行っているので後期モデルのV型6気筒搭載タイプは250〜300万円が相場とやや高値傾向ですが、前〜中期モデルの直列4気筒搭載モデルは販売価格が一気に下がり、150〜170万円の範囲内で購入可能となっています。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | 車名 | タント |
JC08モード燃費 | 24.6〜28.0km/L | エコカー減税 | 20〜50% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1750mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
2200mm | 1350mm | 1365mm | 4.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
122.0〜162.5万円 | 59.7〜139.4万円 |
軽自動車の新車販売台数では上位を占めているスーパーハイトワゴンも中古車市場でランクインしたのはダイハツのタントだけです。
ホンダのN-BOXに比べると中古車価格が安いこと、ライバル車にはないミラクルオーンドアを備えていることが中古車市場での人気要因といえます。
また現行モデル3代目は2013年から販売しているため、中古車で購入しても型落ち感がないこともメリットのひとつです。
中古車市場でとくに若年層男性から人気を集めているのがカスタムです。スーパーハイトワゴンの中では最強ともいえる迫力顔を持ち、ブラックで統一された車内にはスパルタンな雰囲気が漂っています。
205年式走行距離2〜3万kmと状態が良い車種は比較的高値傾向となっており、125〜135万円が相場となっています。
概要 | |||
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | 車名 | ヴィッツ |
JC08モード燃費 | 21.6〜34.4km/L | エコカー減税 | 20〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3945mm | 1695mm | 1500mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1920mm | 1390mm | 1240mm | 4.7〜5.6m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
118.1〜232.9万円 | 39.0〜120.0万円 |
コンパクトサイズの2BOXハッチバックタイプはオールラウンドなユーティリティ性を備えていることに加えて経済性に優れているため、新車にこだわらない中古車ユーザーに好まれます。
なかでもヴィッツは信頼ブランドのトヨタが販売、ハイブリッドシステムを搭載して燃費性能も高いことが人気要因となり、10位にランクインしました。
現行モデル3代目は2010年に発売、ハイブリッドモデルは2017年1月のマイナーチェンジで追加されたため、中古車市場では170〜180万円が相場とやや高値傾向ですが、ガソリンエンジン仕様は大量に出回っていることもあって比較的安値で購入できます。
2015年登録モデルで走行距離1〜2万kmと状態の良い車種でも85〜95万円が中心価格帯となっています。
中古車は「50万円以下」の予算でもいろいろなタイプの車種を購入できます。そこで考えておきたいのが維持費です。せっかく気に入った車種を安く購入しても、修理代が毎月かかるようでは50万円以下で購入した意味があまりありません。
50万円以下の予算に見合う維持費に抑えるなら、信頼性と実用性を兼ね備えた車種を選ぶことが大切です。
軽自動車でおすすめなのがワゴンRです。トールワゴンなので室内が広く、多彩なシートアレンジを利用すれば荷物をたっぷり積むこともでき、オールラウンドな使い方ができます。
中古車市場に流通している数が豊富なので、人気のある軽自動車の中でも50万円以下の予算で比較的程度の良い車種を見つけられます。ライバルとなるムーヴもおすすめの1台ですが、中古車市場ではムーヴの方が若干、人気があるのでワゴンRの方が安値となっており、その分、程度の良い車種が安く買えます。
50万円以下で購入できるワゴンRは先代となる2011〜2013年式以前で走行距離5〜6万km前後の車種です。2010年式までさかのぼれば人気車種のカスタム仕様、スティングレーも購入できます。
先代モデルのエクステリアはスタンダードなデザインに設計されているので、今でもさほど古さを感じさせません。長距離使用がほとんどなく、運転は都市圏主体というユーザーに最適です。
予算50万円以下で初めて自分の車を持つという初心者におすすめなのがフィットです。ボディサイズは小型車枠に収まっているので都市圏の細い道路でも長距離に使う高速道路でも不安を感じることなく運転できます。50万円以下の予算では2007〜2013年に販売された2代目が対象となりますが、ボディデザインは現行3代目とそれほど大きな差はないので古さを感じることはありません。
ホンダ独自の技術、センタータンクレイアウトを採用していることから室内の広さはコンパクトカーの中でトップクラスであることもおすすめ理由のひとつです。
50万円以下で購入できるフィットの中古車は年式重視であれば2011〜2012年式、走行距離重視の場合は4〜6万kmが狙い目です。両方の条件をほぼ満たしているGグレードは50万円前後が相場です。
2012年式後期登録車は2代目の最終モデルとなり、ミドルグレードでも装備が充実しています。
とくに革巻きステアリングやHIDヘッドライトなどが備わっている特別仕様の「ファインスタイル」が50万円以下で販売されていたらお買い得の1台となります。中古車市場には豊富な車数が流通しているので、自分の好みに合わせたボディカラーやオプション装着車を選ぶことができます。
予算50万円は確保したけれど、どの車種を選んでいいのか分からないという人におすすめなのがセダンのカローラアクシオです。トヨタのスタンダードモデルで生産台数が多いことから標準的なコンパクトサイズの中では装備が充実しており、中古車市場に流通している数も豊富なので良好な状態の車種を選べます。
また仕様の多さもカローラアクシオの魅力です。予算50万円以下が対象となる9代目は1.3L、1.5L、1.8L と3タイプのエンジンを用意、トランスミッションには5MTも設定されています。
その他豪華装備の特別仕様「Gエディション」なども販売されているので、掘り出し物を見つければ高いコストパフォーマンスを実現できます。予算50万円以下で購入できるカローラアクシオは2009〜2011年式で走行距離3〜4万kmが相場となっています。
小型車セダンは日本であまり走っていないので、スタンダードなデザインがかえって新鮮に見えるというメリットもあります。
購入予算が100万円以内になると選択肢が広がり、自分のカーライフに合わせた車種を見つけることができます。ホットハッチやコンパクトSUV、ミニバンなど趣味や家族構成に最適の車種を選べば毎日のカーライフが確実に楽しくなります。
コンパクトサイズの2 BOXハッチバックタイプで高い評価を得ているのがスズキのスイフトです。とくにスポーツやRSといったグレードは操縦性能、走行性能を高めているので、排気量が小さくても爽快な走りを楽しむことができるホットハッチに仕上がっています。トランスミッションに5速や6速のマニュアルが設定されているのもおすすめ理由のひとつです。
100万円以下の予算があれば2010〜2016年まで販売された3代目を購入することができます。コンパクトサイズでは珍しくチルト&テレスコピックのステアリングを設定しているなど、価格の割に装備が充実しており、高いコストパフォーマンスを実感できます。
1.6Lの自然吸気エンジンを搭載したスポーツは2012〜2013年式で走行距離4万km前後、足回りを固めた1.2Lエンジン搭載のRSは2011〜2013年式走行距離5万km前後が100万円以下の相場です。なお、2 ペダルのCVTにもパドルシフトが装備されているので、マニュアルシフトでなくとも十分に走行性能を味わえます。
コンパクトサイズのSUVは今、大流行していますが、最新モデルは中古車でも高価です。しかし予算100万円以下で購入できるコンパクトSUVもあります。その代表的な車種がジュークです。
2010年の発売以来、フルモデルチェンジを行っていないため中古車でも古さを感じさせません。その個性的なフォルムはコンパクトSUVの中でも異彩を放っており、強い存在感があります。
搭載しているエンジンは自然吸気の1.5Lとハイパワーモデルのターボ付き1.6Lがあり、駆動方式もFFと4WDがあります。都市圏中心の走行で燃費重視の人は1.5LのFFがおすすめです。2014〜2015年式走行距離3〜4万kmと状態の良い車種が100万円以下で購入できます。
1.6Lタイプはやや価格が高くなり、100万円以下では2010〜2012年式走行距離5万km前後が相場となります。カスタムパーツも多く販売されているので、個性的な1台に仕上げることもできます。
子供ができて家族が増えると、カーライフにおいてミニバンは必須アイテムになります。ミニバンは中古車でも高いというイメージがありますが、予算100万円以下でも子供が車内で快適に過ごせるミニバンを購入できます。
フリードは3列シートを備えていながら全幅約1.7m、全長約4.2mに収まっており、最小回転半径もコンパクトカー並みなので子育てママでもラクに運転できることが特徴です。
100万円以下で購入できるフリードは2008〜2016年まで販売された初代が対象となります。ウェッジシェイプのボディは現行モデルと細部に違いはあるものの、コンパクトミニバンの中では古さを感じさせません。2010年と2011年にマイナーチェンジを実施しているので、充実した装備の車種を選ぶならこれらの年式以降がおすすめです。
100万円以下の相場は2011年式が走行距離6〜7万km、2010年式以前は5万km前後となっています。ホンダ独自の技術、センタータンクレイアウトを採用しているので車内空間が広いこともおすすめ理由のひとつです。
車を購入する予算が150万円以下の場合、新車では軽自動車やコンパクトカーしか対象になりませんが、中古車になると選択肢が一気に広がって、欲しい車種のほとんどが対象になります。
多少のリスクはあるものの、輸入車の購入も不可能ではありません。高級セダンであれば現行モデルと変わらない快適性を味わうこともできます。
5ナンバーサイズのミニバンは中古車市場でも人気があるので高値傾向ですが、その中でノアは比較的価格が安く、しかも状態の良い車種が豊富に揃っているので150万円の予算でも好みのグレードやボディカラーを選ぶことができます。
対象となるのは2007〜2014年まで販売された2代目です。スタンダードなエクステリアなので古さを感じることがなく、女性でも運転しやすい操縦性が大きな特徴となっています。
2代目ノアは2012年と2013年には特別仕様車のX Editionシリーズを販売しています。中古車市場でこれらの車種を見つけた時はかなりお買い得車となります。上位グレードの快適装備に加え、エクステリアのデザインも一部変更となっており、他のノアとは違った個性を打ち出せます。
150万円以内では2012〜2013年式で走行距離3〜4万kmのX Editionシリーズが対象となります。現行モデル3代目も150万円以内で出回っていますが、走行距離が7〜8万kmに達している場合が多いので、あまりおすすめできません。
高級セダンは乗員の快適性を最重視して設計されています。多少、年式が古くなっても快適性が損なわれることはありません。しかも中古車になると需要が減るので価格が安くなります。
1度は高級車に乗ってみたい!というユーザーにはおすすめの車種です。とくにスカイラインは2006年から2014年まで販売された先代モデルでも現行モデルとシルエットがあまり変わっておらず、しかも走行性能に優れているのでドライバープレジャーも味わえます。
先代スカイラインで対象となるグレードはV型6気筒2.5Lの250GTです。日本ではあまり話題になりませんが、搭載しているVQエンジンは北米で高い評価を受けており、燃費性能、出力ともに国内走行では十分なパフォーマンスを発揮します。
中古車市場に出回っている150万円前後の車種は比較的状態の良い車種が多く、2012〜2013年式で走行距離2〜3万kmの250GTが購入できます。お買い得な高級セダンといえます。
輸入車で人気急上昇しているのがボルボです。フォード傘下を離れてからは本来のボルボ・カーズが持つ魅力的な車種を発表しており、中でも5ドアハッチバックのV40はボディサイズがコンパクトなので日本でも多くの車数が流通しています。ドイツ御三家に比べると販売価格が安いので150万円の予算があれば状態の良い中古車を購入できます。
対象となるのは2012年から販売されている2代目です。2016年にフェイスリフトのマイナーチェンジを行っていますが、基本的なシルエットは変わっていません。
中古車でも現行モデルと同じ車種を購入できるのは大きなメリットです。2013〜2014年式で走行距離3〜4万kmの上級グレードT4 SEが予算内で購入できます。ただし、コンパクトサイズといっても全幅は国産車3ナンバーの1785mmです。駐車場の大きさを考慮した上で購入を検討してください。
燃費効率が良いこと、都市圏の道路事情にぴったりなサイズであること、初心者でも運転しやすいことなどの理由から中古車市場でもコンパクトカーは高い人気を維持しています。
スタンダードな2BOXハッチバックからワゴン、ミニバンまでいろいろな車種があるので、自分のカーライフに合わせた車種を選べるのも購入メリットのひとつです。
中古車市場のコンパクトカーで圧倒的な車数と人気を維持しているのがトヨタのハイブリッド専用設計車、アクアです。既存のプラットフォームを大幅に改良し、さらに軽量化を進めたことによって室内高はプリウスを上回り、ラゲッジルームも一般的なコンパクトカーと変わらぬ容量を確保しました。
2011年11月の発売以来、フルモデルチェンジを行っていないので基本的なフォルムは変わっていません。現行モデルと同じデザインが中古車で購入できるのもおすすめ理由のひとつです。
狙い目は2014年に実施したマイナーチェンジ以降の中古車です。新形状のヘッドライトやバンパーを採用してフェイスリフトを実施、室内装備も格段に向上しています。2014年式走行距離3〜4万kmの状態であれば80万円前後が相場です。マイナーチェンジ以前になると価格はワンランク下がり、同年式同走行距離でも50〜60万円で購入可能です。
外観にこだわらないのであれば、マイナーチェンジ以前の方がお買い得です。アクアは車重が軽いので走行性能が良いことも特徴です。俊敏な走りを求めるユーザーにもおすすめできます。
軽自動車のトールサイズが持つ利便性をそのままコンパクトサイズにスライドさせたワゴンが注目を集めています。その先駆けとなったのがスズキのソリオです。
初代と2代目はワゴンRと共通のプラットフォームでしたが、2010年に発売した3代目からは小型車用のプラットフォームを採用しました。とくに4代目は新型のHEARTECTが使われており、優れた経済性と走行性が大きな特徴となっています。
荷物を多く積む機会が多い、または軽自動車からステップアップしたいという中古車ユーザーにおすすめのコンパクトワゴンです。
2015年8月から販売されている現行モデル4代目はすでに豊富な車数が中古車市場に流通していますが、人気車種だけに販売価格は高値で推移しています。2016年式で走行距離1〜2万kmの場合、170〜180万円が相場です。したがってソリオを安く購入するなら3代目がおすすめです。
2012〜2013年式走行距離4?5万kmであれば125?140万円が相場です。2013年に実施したマイナーチェンジ以降の車種はエネチャージが装着されている他、室内装備も充実しているのでお買い得感があります。コンパクトカーでもスライドドアが欲しいというユーザーに最適の中古車です。
常時、多人数乗るわけではないけれど、たまに6〜7人乗る機会があるという中古車ユーザーにおすすめなのがシエンタです。2015年から販売している現行モデル2代目はミニバンのデザインは箱型という従来のイメージを覆し、トレッキングシューズをモチーフにした局面構成にしていることが大きな特徴です。
新車の好調な販売成績を受けて中古車市場には豊富な車数が流通しているので、好みのボディカラーやグレードを選ぶことができます。
2016年式走行距離2万km前後の相場は上級のGグレードで170〜180万円、スタンダードなXグレードは150〜160万円が相場です。もっと安く購入したい人には初代モデルがおすすめです。初代は2010年に一時、生産終了しましたが諸事情によって2011年に復活しました。
2代目と同じく3列シートで助手席側にはパワースライドドアを装備しており、コンパクトミニバンとしての機能を果たしています。2014年式走行距離3〜4万kmの相場は90〜110万円です。普段は3列目シートを格納しておけばステーションワゴン的な使い方ができるのも魅力のひとつです。
クロスオーバータイプのSUVが大流行していることから各メーカーともいろいろなサイズのSUVを販売しており、中古車市場にも豊富な種類と車数が流通しています。
存在感のあるエクステリアは魅力のひとつですが、反面、一般的な車種に比べると燃費効率が悪く、車内空間も狭くなります。維持費やカーライフの目的を考えた上で、購入を検討してください。
コンパクトSUVの中古車でもっともおすすめの車種がヴェゼルです。2013年12月の発売と同時に人気を集め、2014年度のSUV販売台数で第1位を獲得しました。
人気の要因はSUVの強い塊感とクーペの流麗さを両立させたデザインで、室内も上質なセンスでまとまっており、オフロードよりも都会が似合うクロスオーバーな雰囲気を持っていることです。
搭載しているパワートレインはガソリンエンジンタイプとハイブリッドタイプがあります。中古車価格が安いのは前者で、2014年式走行距離3〜4万kmのGグレードであれば125〜135万円が相場です。
後者でも極端に高くなるわけではなく、同年式同走行距離の場合、140〜150万円が相場です。走行性能に優れたRSは2016年に追加されました。
中古車価格は高値傾向となっており、ガソリンエンジンタイプでも走行距離2〜3万kmで190〜200万円が相場です。2018年2月にマイナーチェンジを実施しましたが、基本的なシルエットは中古車でも変わりありません。これもおすすめ理由のひとつです。
ミドルサイズのSUVは中古車市場でもっとも人気があるので全体的に高値傾向です。
その中で比較的安くなっているのがCX-5です。マツダのSKYACTIV技術が全面的に採用された初めての車種で、CXシリーズのファーストモデルでもあるだけにSUVとしての走行性はもちろんのこと、室内装備も豪華でクロスオーバーの資格を十分に備えた車種に仕上がっています。
2016年11月に2代目が登場したことで初代の中古車価格が安値傾向となりましたが、エクステリア全体のシルエットはほとんど変わっていないので初代を購入しても古さを感じることはありません。
ガソリンエンジンタイプとディーゼルタイプの2タイプがありますが、おすすめは後者です。耐久性に優れており、ディーゼル特有の強いトルクを発揮するのでオンロード、オフロードを問わず爽快な走りを体感できます。
2015年式で走行距離3〜4万kmの2.2XDは200〜210万円、2013〜2014年式で走行距離4万km前後になると200万円を下回る予算で購入できます。
SUVファンであれば、1度は乗ってみたいのがランドクルーザーです。しかし新車はもっとも安いGXでも約473万円と簡単に買える価格ではありません。その点、中古車であれば予算に合わせたランドクルーザーを購入することができます。
耐久性は国内販売車でトップクラスだけに多少、走行距離が伸びていても問題なく走行できる点が中古車で購入するメリットのひとつです。
現行モデル200系は2007年から販売されています。中古車市場では高値が続いていますが、それでも登録初年度で走行距離7〜8万kmであれば250万円前後で購入できます。1998〜2007年に販売された100系は200系とシルエットがあまり変わりないので20年経過した現在でも古さを感じさせません。
中古車価格にはバラつきがあるものの、探せば2004〜2005年式走行距離10万km前後で200万円を切る車種があります。ランドクルーザーはラダーフレームを採用した本格的なクロスカントリー車なので、クロスオーバー的なフルサイズSUVが欲しい中古車ユーザーにはランドクルーザープラドがおすすめです。
SUVの台頭でミニバン人気はやや下降気味となりました。中古車市場にも車数と種類が豊富に流通しているので一時ほどの高値傾向ではなくなり、標準的な販売価格に収まっています。
ミニバンを中古車で購入するのは今が旬といえます。人気が下降気味といっても、高いユーティリティ性と存在感は中古車になっても失われてはいません。
5ナンバーサイズのミニバン市場は日産、トヨタ、ホンダが激しくシェア争いをしており、現在はセレナが販売台数トップに立っています。自動運転プロパイロットやシリーズ式ハイブリッドを搭載したe-POWERが人気要因となっていますが、e-POWERセレナは中古車市場で高値傾向のため、あまりおすすめできるミニバンではありません。むしろ先代セレナの方が高いコストパフォーマンスを発揮します。
2010〜2016年に販売された4代目セレナはライバル車よりも広い室内空間に加え、座席レイアウトが多彩なスマートマルチセンターシートを備えており、今でもミニバンとしての機能を十分に果たします。ラジエターグリルをメッキモールで加飾したカスタム仕様のハイウェイスターでも2013年式走行距離3万km前後の車種が160〜180万円の範囲内で購入できます。
普段は少人数しか乗らないけれどたまに5〜6人乗る時があり、でもコンパクトミニバンでは操縦性能が物足りないしスタイリッシュじゃない、という人にぴったりなのがジェイドです。
全高は都市圏の立体駐車場にも入庫できる1530mm、ワンフォルムに近いエクステリアはクーペのような流麗なラインで構成されています。3列目シートはさすがに長時間座るにはタイトですが、近距離短時間であれば問題なく使用できます。
ジェイドはややニッチなニーズなので中古車市場にはあまり出回っていません。予算に合った好みの車種を探すには手間がかかりますが、ニーズが少ない分、安値傾向になっているので高いコストパフォーマンスを発揮します。
2015年式走行距離3〜4万kmでハイブリッドを搭載したXは160〜180万円、走行性能に優れたRSでも同年式走行距離5万km前後で170〜190万円が相場です。マニュアル感覚でCVTを操作できるパドルシフトを全車に標準装備するなど、ドライバーの楽しさもきちんと備えたミニバンです。
ラグジュアリーなミニバンは同乗者を快適でゴージャスな気分にしてくれます。快適性に限れば新車と状態の良い中古車はあまり変わりありません。アルファードなら多少、年式が古くても確実に快適性とゴージャス感を与えてくれます。
新車価格が高い割には中古車市場に流通している車数が多いので、予算に合った好みのタイプを選べるのも、アルファードの中古車をおすすめする理由のひとつです。
アルファードは2015年1月にフルモデルチェンジを実施しました。フロントマスクが大幅に変更され、「迫力顔」になっています。
フロントマスクに抵抗を覚える中古車ユーザーでも2008〜2015年まで販売された2代目であればアルファードの魅力を堪能できます。水平基調のラジエターグリルはシルバーメッキで加飾されていますが、上質な高級感を漂わせています。
2013〜2014年式走行距離5〜6万kmの場合、250〜270万円が相場です。新車価格に比べるとかなり安くなっていますが、それでも予算が合わない場合は2008〜2009年式までハードルを下げると200万以下の車種を見つけられます。
10年落ちでも内装のきれいな車種を選べば、十分にゴージャス気分を味わえるのがアルファード最大の特徴です。
セダンは「人気がない」と言われますが欧州や米国では依然として人気があり、国内でもセダンは一定の需要があります。
ユーティリティ性が唯一の欠点ではあるものの、乗員の快適性や俊敏な走行性能はさまざまなジャンルの中でトップクラスです。セダンは中古車になると他のジャンルより値下がり幅が大きくなります。中古車購入の際、一度はセダンも検討材料に入れることをおすすめします。
最近のセダンははっきりと3BOX形状が分かるノッチバックスタイルではなく、クーペラインを取り入れている車種が増えています。
中でもミドルサイズのアクセラはマツダの統一デザインを取り入れた躍動感のある流麗なラインが魅力のひとつです。現行モデルは2013年から販売しているので中古車市場には比較的多くの車数が出回っており、予算に合った好みの車種を選ぶことができます。
アクセラには1.5Lのガソリンエンジン搭載車と2.0Lのハイブリッド搭載車が設定されていますが、中古車価格はどちらも大差ありません。2015年式走行距離4〜5万kmと状態の良い車種でも150〜170万円が相場です。
2013年式まで選択範囲を広げれば同走行距離で120〜130万円の車種もあります。スタイリッシュなセダンに乗りたい中古車ユーザーに最適の車種です。
ティアナは日産が世界戦略車として開発した3ナンバーサイズのセダンです。現行モデルは2013年に発売されました。大型だからといって華美にするのではなく、毎日の運転を快適に過ごせるだけの性能を備えていることが魅力のひとつです。
エンジンは直列4気筒2.5L単体の設定ですが、高速道路でも余裕のクルージングができるだけのパワーを備えています。インテリアはシンプルでも上質な雰囲気はしっかりと確保しており、乗員がリラックスできる雰囲気があります。
大量生産の世界戦略車だけに新車販売価格が比較的安く、その影響もあって中古車価格は安値傾向です。
走行距離4〜5万kmで2015年式と、わずか4年落ちでも140〜160万円が相場です。2008〜2014年に販売された先代モデルになると価格は一気に下がり、2012年式走行距離5〜6万kmと状態の良い車種が90〜100万円で購入できます。落ち着いた大人に似合うセダンです。
クラウンが国内でもっとも優れたセダンと言われる理由は世界戦略車にない、日本人に向けた細やかな配慮があるからです。大型化の傾向にあるボディサイズは2018年に発売された現行モデルでも全幅1.8m、全長4.91mに抑えられ、最小回転半径は小型車並の5.3mと日本の都市圏でも運転しやすいことが特徴のひとつです。
快適な乗り心地を確保するサスペンションやドライバープレジャーを与える操縦性能などトヨタの最新技術が常に満載されており、日本のセダンのベンチマーク的存在となっている車種です。
これだけの性能を備えていると、やはりおすすめセダンから外すことはできません。しかし現行モデルは発売されたばかりなので中古車市場でも高値傾向です。コストバリューを追求するなら2012〜2018年まで販売された先代、しかもやや人気薄のロイヤルが狙い目です。
2012〜2013年式走行距離6〜7万kmであれば180〜190万円が相場です。クラウンは耐久性があるので、多少、走行距離が伸びていても安心して購入できます。一度は、日本最高峰のセダンを味わってみてください。
中古車には一般的な状態の他に「当たり」と「ハズレ」があります。たとえ年式が新しくても走行距離が短くてもハズレることはあります。
そんな中古車を購入しないためには購入対象の中古車が持つ情報をしっかりと収集し、検証する必要があります。以下に中古車選びで失敗しない、後悔しないための注意点を記しましたので購入する際の参考にしてください。
年式は新しいほど車両の状態が良いものですが、当然、中古車販売価格は高くなります。現在の国産車は故障が少なく、登録から5年以内であれば中古車でもよほどハズレを引かない限り、定期点検とオイル交換だけで長く乗ることができます。
しかし、5年を超えると車は少しずつ部品が劣化します。中でも顕著なのがラジエターホースやファンベルト、シャフトブーツなどのゴム類です。経過年数相応の走行距離(1年約1万km)であれば劣化のペースも緩やかですが、平均走行距離が経過年数を大幅に下回っていると劣化のペースが早くなって硬化します。
登録年度から5年以上経過した購入対象車両は平均走行距離を調べ、ボンネットを開けてゴム類の弾力を確かめてください。適度に弾力があればハズレを引くことはありません。
経過年数より平均走行距離が大幅に下回っていると「当たり」のような気がしますが、「当たり」はその車がよほど丁寧に保管されていた場合に限ります。年式を基準にする際は、経過年数相応の走行距離と相応の劣化状況であることを確認してください。
車には10万個以上の部品が使われており、これらは永久に動くわけではなく耐用期間があります。現在の国産車の部品は精度が高いので、走行距離に限っては20万km前後までは正常に動くといわれていますが、実際には20万km以前、場合によっては5〜6万kmで故障が発生する場合もあります。その理由は経過年数と年平均走行距離(1年約1万km)の差です。
消耗品を除いた部品の故障で多いのがウォーターポンプとオルタネーターです。この2つは年平均距離を走っている限り、10万kmは確実に稼働しますが、年平均距離が経過年数より極端に下回っていると故障発生率が高くなります。経過年数より年平均距離が上回っていれば10年、つまり20万km前後までは故障発生率が低くなります。
現在、中古車市場の相場を見ると、年平均走行距離が経過年数を大幅に上回っていても販売価格は安くなっていません。走行距離よりも年式が重視されているのです。中古車購入の際、登録から5年以内の経過車であれば走行距離が伸びていてもあまり気にする必要はなく、逆に7〜8年経過車で極端に走行距離が少ない車は注意が必要です。
内装のハズレは日焼けです。保管状態が悪ければ5〜6年経過車でも発生します。とくにダッシュボードの樹脂や前部席の合成皮革部分は注意してください。若干の変色やベトつきであればカーショップのグッズを使えば解消できますが、素材は日焼けと同時に劣化します。日焼けの度合いが強いと購入時に問題がなくても購入後、1〜2年でヒビ割れする可能性があります。
ダッシュボードにヒビが入ると修復方法がないので交換するしかありません。車種によっては大変、面倒なので意外と工賃もかかります。またシートのヒビ割れも放置しておけば裂けて中綿が見えてしまいます。
運転に即影響が出るわけではありませんが、見た目、かなり気になります。走行距離や年式が比較的新しくても日焼け度合いが強い場合は購入対象から外した方が賢明です。
外装のハズレは塗装の「浮き」です。塗装浮きの主な原因は内部のサビです。購入時、塗装浮きがわずかであってもサビは侵食するのでやがて浮き状態が広がり、表面が劣化して割れると内部のサビが露出します。
サビは放置しておくと鉄板に穴を開けてしまい、補修には溶接が必要になることから査定では大きなマイナスポイントになります。塗装面に浮きが少しでも見つかったら、購入は見合わせた方が無難です。
塗装浮きの発生しやすい場所は水の通り道で普段は密閉されているところです。ルーフやボンネットに落ちた雨水や洗車水は内部のパッキンゴム外側を通ってボディ下へ排水されます。
しかしパッキンゴムが弱っていると水が内部に伝わりやすくなり、サビ発生の原因となります。したがって左右ドアやバックドアのパッキンゴム部分、ボンネット内側などの塗装面に浮きがないことをしっかり確認するのが、ハズレを避ける大切な方法となります。
走行距離が短く、年式が浅く、しかも価格が相場よりずっと安い中古車となれば誰でも買いたくなるものですが、そういった「当たり」はほとんどありません。上記の条件の多くは「修復歴あり」の中古車です。修復歴とは車の骨格に相当するフレーム部分の修理を示しており、中古車販売店は表記義務があります。
フレームの損傷具合と修理状態次第では走行に大きな支障が出るため、修復歴ありの車種は敬遠されていました。しかし最近はフレーム修復技術が進歩しており、軽度の損傷では問題なく走行できる修復歴ありの中古車もあります。
修復歴ありの中古車は安く購入できるというメリットがあるので、購入対象車種が修復歴ありの場合は必ずどの部分のフレームがどの程度損傷したのか確認してから購入の検討を始めてください。
リアのクォーターパネルやトランクリッドが軽度の損傷であれば不安はありませんが、クロスメンバーやインナーパネルまで損傷していると大きな事故を起こしている可能性があるので、避けた方が賢明です。修復歴ありの車種は大手販売店や知り合いの業者など、信頼できるところから購入するのが鉄則です。
最近の車は性能がよく壊れないので、車を購入する人の約6割もの人が、中古車を選択しています!
中古車販売シェアNO.1のガリバー では、欲しい車種を入力後、専門のコンサルが無料で非公開中古車を探してくれます。※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
車選びに夢中になるばかりに古い車をそのままお店に「下取り」に出してしまうと、安く買い叩かれたり値引き額と調整されて結局損をするケースが多くなっています。
複数の買取専門業者に査定依頼をして価格を比較することが大切です!
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