予算別(50万円以下、100万円以下、200万円以下)で買えるのおすすめ人気車12選!

商談

車を購入する際、先立つものは予算です。新車や中古車のディーラーにはローンも用意されていますが、生活を圧迫する月賦金額や高い維持費のかかる車はカーライフを豊かにするどころか早々に手放さなければならない結果を迎えます。

楽しいカーライフを送るためにも予算はしっかりと立てましょう。この記事では予算を50万円以下100万円以下200万円以下の3ランクに分け、それぞれの予算の中で目的別の人気車種を紹介しています。

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予算と目的に合った車種が分かるようになっています。

【50万円以下】の予算で買えるおすすめの人気車!

50万円という金額はけっして安くありませんが、新車を購入するにはかなり足りません。したがって対象車両はすべて中古車になります。

50万円以下の中古車といっても走行距離が少なく、実用性十分の車種は多くあるので、目的に合った車種を探してください。なお、予算は車両本体価格を基準にしています。

エントリーモデルに最適なヴィッツ

ヴィッツ

スペック

新車価格 -
中古車価格 22.2〜49.9万円
排気量 1.0〜1.3L
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 1920mm×1390mm×1250mm
燃費 20.6km/L

おすすめのポイント

初めて免許証を取得したユーザーに最適のエントリーモデルです。トヨタを代表するコンパクトカーなので販売台数が多く、中古車市場にも豊富な車数が流通しているため、比例して50万円以下でも状態の良い車種を探し出せます。

ヴィッツのほとんどはトランスミッションにCVTを採用しているのでAT限定免許でも選択肢に困ることはありません。運転のしやすさに加えてユーティリティ性に優れていることもおすすめポイントのひとつです。

人気の理由

1999年に初代が登場した時からコンパクトカーとして高い評価を得ており、以後、コンパクトカーのベンチマーク的存在になっている車種です。初心者でも安心して運転できる操縦性とシンプルでも上質な室内装備は初代から最新モデルに至るまで変わっておらず、所有車のダウンサイジングを検討する中高年からも人気を集めています。

中古車購入の対象は2010年に発売された現行モデル3代目初期タイプです。現在、新車は後期タイプとなっていますがフロントマスクに変更があるだけで全体的なシルエットは同じです。

2011〜2012年式で走行距離5〜6万kmの1.3Lグレードであれば50万円前後で購入できます。また2代目後期型も狙い目です。

年式は8〜9年落ちとなりますが走行距離が4〜5万kmと少ない割には40万円前後で購入できる車種があります。2代目が持つワンフォルムのエクステリアは今でも十分に通用するデザインです。

SKYACTIVを搭載した3代目後期のデミオ

デミオ

スペック

新車価格 -
中古車価格 25.6〜49.9万円
排気量 1.3〜1.5L
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 1815mm×1425mm×1220mm
燃費 25.0km/L

おすすめのポイント

ヴィッツと同じく初心者向けのエントリーモデルです。デミオを中古車で購入するメリットはトヨタ車ほどブランド力がないことから買取価格が比較的安く、その影響で状態の良い車種でも安い販売価格になっていることです。

とくに先代モデルとなる3代目は現行モデルとフロントフェイスやインテリアが異なるため、注目度が低いという特性を持っています。しかし燃費性能やユーティリティ性は実力十分なので50万円以下の車種でも高いパフォーマンスを発揮します。

人気の理由

中古車購入の狙い目は3代目後期モデルです。2011年6月のマイナーチェンジで現在のマツダ車の根幹技術となっているSKYACTIVが初めて搭載されました。

将来的な車作りを考えたプラットフォームを採用、剛性を高めて走行安定性を向上させた他、空気抵抗を少なくしたボディフォルムや直噴型1.3Lエンジンなど当時のマツダの最新技術が投入されており、燃費効率は今でもトップクラスのJC08モード25.0km/Lを達成しています。

エクステリアもフロントマスクだけは大きく異なりますが、全体的なシルエットやリアエンドはそれほど変わらずあまり古さを感じさせません。

2012〜2013年登録で走行距離5〜6万kmの車種であれば45〜50万円で購入できます。なお、ヴィッツやデミオと並んでフィットも50万円以下でおすすめできるコンパクトカーです。

ユニークで形状で癒やし空間を作り出すキューブ

キューブ

スペック

新車価格 -
中古車価格 29.9〜49.8万円
排気量 1.5L
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 1870mm×1340mm×1265mm
燃費 16〜19.4km/L

おすすめのポイント

50万円以下でも個性的な車に乗りたい、あるいは友達同士で楽しくドライブしたいというユーザーに最適の車種です。最大の特徴はネーミングからも分かるようにボンネットとキャビンをボックス形状にしてつなげたエクステリアです。

ただしボックスといっても角が丸くなっているので有機的なイメージがあり、他の車にはない個性を発揮しています。5ナンバーの運転しやすいコンパクトサイズであることもおすすめのポイントです。

人気の理由

初代は1998年に登場、現行モデル3代目も2008年から継続して販売している日産のロングセラーモデルです。インテリアもエクステリア同様に個性的で、インパネ回りはセンタークラスターを中心に波型の曲面構成となっています。

室内全体を癒やしのジャグジー空間と考え、インパネはバスタブをイメーシしていることからこの形になりました。

ユニークなだけでなくユーティリティ性にも優れており、シフトレバーをコラムに設置、前部席もベンチシートにしているので乗降がラクなことに加え、左右のウォークスルーもスムーズです。

2012年登録と比較的新しいモデルでも走行距離は4〜5万kmと少なく、50万円以下でも現行モデルと同じ中古車を購入できる点が大きなメリットです。

3列シートを備えた5ナンバーサイズのストリーム

ストリーム

スペック

新車価格 -
中古車価格 40.0〜50.0万円
排気量 1.8〜2.0L
乗車定員 5〜6名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 2605mm×1460mm×1250mm
燃費 12.2〜14.2km/L

おすすめのポイント

大人数を乗せる機会が多いけれど、ボディサイズの大きなミニバンは運転に不安を覚えるというユーザーに最適な車種です。全幅は5ナンバーサイズの1695mm、全高は立体駐車場に入庫できる1570mmに抑えていることが特徴で、3列シートを備えています。

後継車であるジェイドに吸収される形で販売を終了、最新モデルがないことや新車販売価格が低かったこともあって中古車市場では比較的安値で販売されており、50万円以下でも状態の良い車種を探すことができます。

人気の理由

ほとんど乗用車と変わらない車高のスタイリッシュなエクステリアと6人が乗れるユーティリティ性が人気の主な要因です。

5ナンバーサイズで車高が低くても3列シートを設置できたのはホンダ独自のセンタータンクレイアウトによって車内空間を広く取れたことが理由です。

3列目シートはさすがに大人2人が長時間乗ると窮屈さを感じますが、近距離であれば十分に活用できます。シフトレバーをステアリングに近い位置にレイアウト、スイッチ類をステアリングに集中させるなど運転しやすいインパネ回りも人気につながっています。

中古車の狙い目は2006年から販売された2代目の初期タイプです。エクステリアが後期モデルとほとんど変わらないので古さを感じさせません。2008〜2009年登録で走行距離5〜6万kmの車種が50万円前後で購入できます。

【100万円以下】の予算で買えるおすすめの人気車!

予算100万円になると購入車種の幅が広がります。軽自動車であれば新車が買えますし、中古車であれば目的別の中から好みのタイプも選べるようになります。

ただし、新車時の販売価格が高価な車種は100万円以内であっても維持費がかかる可能性があります。購入後のことまで考えて選ぶことが大切です。

新車でSグレードが購入できるアルト

アルト

スペック

新車価格 84.7〜124.5万円
中古車価格 25.8〜99.9万円
排気量 660cc
乗車定員 4名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 2040mm×1255mm×1215mm
燃費 24.0〜37.0km/L

おすすめのポイント

実用性だけであれば中古車で十分役に立ちますが、新車には「初めて自分がオーナーになる」という所有感を満足させる要素があります。その所有感を実現させてくれるのがアルトです。

スズキのエントリーモデルというポジションなので初心者でも運転しやすいように設計されており、ハッチバックタイプなのでユーティリティ性も優れています。100万円以下で購入できる新車の数少ない1台です。

人気の理由

ドライバーの目線位置が低くて運転しやすい2BOXハッチバックのエクステリアに加え、ハイブリッドを除いたガソリンエンジン搭載車でNO.1となる燃費効率が人気の要因となっています。JC08モードはハイブリッドを除くガソリンエンジン搭載車でNO.1となる37.0km/Lを記録しています。

100万円で購入できるのはミドルグレードのSまでとなっていますが、ヒルホールドコントロールシステムやブレーキアシスト付き4輪ABSなど安全装置は上級グレードと変わりなく、エアコンやAM/FMラジオ付きCDプレーヤーなど快適装備も整っています。

また中古車であればスポーツモデルのターボRSにも手が届きます。2015年式走行距離1.5〜3万kmといった状態の良い車種の相場は95〜105万円です。走りを楽しみたい男性には新車よりも中古車のターボRSがおすすめです。なお、ダイハツのミライースも100万円以下で新車が購入できる軽自動車です。

経済性重視ならハイブリッドのプリウス

プリウス

スペック

新車価格 -
中古車価格 85.5〜100.0万円
排気量 1.8L+3JM型モーター
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 1905mm×1470mm×1225mm
燃費(10.15モード) 38.0km/L

おすすめのポイント

予算100万円で先代モデル、通称30プリウスの中古車が購入できます。トヨタのハイブリッド専用車、プリウスの人気を不動にしたモデルで、ワンモーションのトライアングルシルエットは歴代の中でもっとも端正で、現行モデル4代目、通称50プリウスよりも人気があるほどです。

また30モデルよりトヨタの最新技術が投入され、ハイブリッドシステムによる燃費効率が向上しています。経済性重視のユーザーにおすすめの1台です。

人気の理由

販売台数で長くトップの座についていた30プリウスだけに、中古車市場にも豊富な車数が流通しており、過剰在庫になっていることから販売価格が比較的安くなっています。

またプリウスユーザーは優しい運転をする人が多いため、状態の良い車種が揃っていることも中古車市場での人気につながっています。

パワーユニットはハイブリッドシステムの全体9割を刷新したリダクション機構付きTHS-Uが採用されています。現行モデルはこの進化型を搭載しており、燃費効率においても現行モデルと遜色ありません。

狙い目は2011年12月に実施されたマイナーチェンジ以降の車種です。内装の一部が変更された他、車内の静粛性も向上しています。走行距離5万km戦後であればバッテリー消耗の心配も要りません。

100万円前後で購入できるハイブリッド車としては高いコストパフォーマンスを発揮する車種です。

オールラウンドに使えるハッチバックタイプのオーリス

オーリス

スペック

新車価格 -
中古車価格 25.0〜99.9万円
排気量 1.5〜1.8L
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 1830mm×1485mm×1180mm
燃費 14.4〜30.4km/L

おすすめのポイント

トヨタのラインアップではあまり目立たない2BOXハッチバックで、2018年3月にはカローラスポーツに吸収される形で販売終了、ブランド名も消失しています。

しかし世界戦略車として開発されているだけに作りはしっかりしており、経済性とユーティリティ性に優れています。日本ではブランド力が少ないこと、後継車がないことがデメリットのように思われますが、逆に中古車市場ではそれが功を奏して比較的安値で販売されています。

流通している車数は少ないものの、100万円以下で状態の良い車種を選ぶことができます。

人気の理由

欧州ではゴルフやBMW1シリーズと同じサイズのCセグメント市場をターゲットにしているのでボディサイズは全幅が1760mmあり、室内はかなり広めです。中古車購入の狙い目は2代目初期型です。

2012年8月のフルモデルチェンジと比較的新しく、フロントマスクはトヨタのアイコンであるキーンルックを採用しています。

インパネ回りはシンプルに徹しているものの、センタークラスターにサテンクロームメッキとピアノブラックを使うなどシックな雰囲気に仕上がっています。後部席は6:4で左右分割前倒が可能で、荷室スペースを拡大できます。

人だけでなく荷物を載せる機会が多いのでオールラウンドに使いたいユーザーには最適の1台です。販売価格は2012〜2013年式走行距離3〜4万kmと状態の良い車種で100万円前後が相場です。

ジュークはスタイリング重視のコンパクトSUV

ジューク

スペック

新車価格 -
中古車価格 49.8〜100.0万円
排気量 1.5〜1.6L
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 1835mm×1470mm×1215mm
燃費 13.4〜18.0km/L

おすすめのポイント

100万円以下でコンパクトSUVを購入したいユーザーに最適の車種です。エクステリアデザインが優先するコンパクトSUVの流行はジュークから始まりました。

バンパーに埋め込まれた丸型ヘッドライトはラリーの補助灯をイメージ、サイドウインドウの面積を小さくしてベルトライン下の塊感を強調するなどスポーティな雰囲気を取り入れつつ、曲面構成でユニークなフォルムとなっています。

日産は2010年の発売以来モデルチェンジを行っていないので、中古車が現行モデルと同じエクステリアであるという点もおすすめポイントのひとつです。

人気の理由

外観だけでなくインテリアもユニークです。エクステリアと同じくインパネ回りは曲面構成となっており、センタークラスターやコンソールまで丸味を帯びたデザインになっています。

運転席はヒップポイントが高く、フロントピラーの角度が立っているので視界が良く、ボンネット両端にポジションライトが設置してあるので車幅感覚も掴みやすくなっています。

コンパクトサイズといっても全幅は1770mmと広いため、後部席に大人2人が乗っても空間に余裕があるなど、快適性も人気要素となっています。中古車市場では100万円以下の販売価格でも状態の良い車種が揃っており、わずか4年落ちの2014年式で走行距離3〜4万kmの車種が予算内で購入できます。

なお、ジュークは新車販売時、鋳造ホイールに樹脂キャップのセットというグレードもあるので、中古車を購入する際はアルミホイール装着車をおすすめします。

【200万円以下】の予算で買えるおすすめの人気車!

予算が200万円あれば、目的に合った車種や人気の車種が購入できます。ただしグレードやオプション装着によっては200万円を超える場合があるので、ディーラーときちんと相談してから購入してください。

オプションのフル装備が欲しい場合は同車種の登録済未使用車を検討材料に入れると選択肢が大きく広がります。

先進の予防安全装置を備えたN-BOX

N-BOX

スペック

新車価格 138.5〜188.0万円
中古車価格 69.8〜126.0万円
排気量 660cc
乗車定員 4名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 2240mm×1350mm×1400mm
燃費 23.0〜27.0km/L

おすすめのポイント

小さな子供がいる家族のファーストカーにぴったりの軽スーパーハイトワゴンです。子育てママでも運転しやすい操縦性に加え、子供の世話がしやすい車内装備が揃っています。

2017年のフルモデルチェンジでは初代のウィークポイントであった予防安全装置を全グレードに標準装備しました。免許証を取得したばかりの子育てママでも安心して子連れドライブを楽しむことができます。

人気の理由

N-BOXは3年連続軽自動車販売台数NO.1の座を獲得した他、数々の受賞や記録を達成しており、ホンダが販売している4輪史上、最速で100万台販売突破を樹立するほどの人気車種です。

軽自動車サイズという限られた大きさの中でパワーユニットをコンパクト化、ガソリンタンクを座席の下にレイアウトするなどホンダ独自の技術で車内空間を広く取り、ユーティリティ性を格段に向上させたことが大きな人気要因となっています。

予防安全装置はフロンウィンドウ上部の単眼カメラとロアグリル内のミリ波レーダー、さらにリアバンパー左右のソナーセンサーによって全方向の安全性を高める運転支援機能「Honda SENSING」が採用されています。

ターボを装着した最上級グレードのG・EXターボでも本体価格188.0万円なので十分、予算内に収めることができます。

スタートから最大トルクを発揮するノートe-POWER

ノートe-POWER

スペック

新車価格 191.8〜242.4万円
中古車価格 105.5〜180.0万円
排気量 1.2L+EM57モーター
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 2065mm×1390mm×1255mm
燃費 28.8〜37.2km/L

おすすめのポイント

ガソリンエンジンを発電専用とし、モーターで駆動するシリーズ方式のハイブリッドEV(電気自動車)です。

EVの良い点はアクセル操作がギアを介さずモーターに直結しているため、アクセルペダルを踏み込めば力強く加速し、踏み加減を弱くすれば減速、その回生エネルギーを蓄電に回せることです。

EM57モーターは最高出力こそ80kW(109PS)と低めですが最大トルクは自然吸気エンジン2.5L並の254N・m(25.9kgf・m)をスタート直後から発揮します。燃費効率と走行性能を高い次元で両立させた車種です。

人気の理由

ノートは日産の世界戦略車として開発されただけに、e-POWER搭載以前より優れたパッケージを備えていました。e-POWERのパワーユニットはコンパクトに設計させており、元来のユーティリティ性が損なわれていません。

室内長はコンパクトカークラスでトップレベルの2065mmを確保、後部席で大人が足を組んでも膝下に余裕があり、ラゲッジルームは後部席を使用した状態でベビーカーを横積みできます。

またボディ各所に遮音材や吸音材を多用、ワンクラス上の静粛性を実現しました。コンパクトカーであることを忘れさせる快適性が最大の人気要因です。

e-POWER搭載でもっとも安いのはベースモデルのSで190.1万円です。必要十分な装備を持っていますが、ボディカラーが2色しか用意されていません。

ワングレード上のXであれば予算2万円オーバーの202.1万円になりますがボディカラーはモノトーン12色を選ぶことができます。その他、快適装備も加わるので、より快適性を求めるならXの購入をおすすめします。

フリードは200万円以下で買えるミニバン

フリード

スペック

新車価格 188.0〜285.2万円
中古車価格 57.8〜193.2万円
排気量 1.5L
乗車定員 6〜7名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 3045mm×1455mm×1285mm
燃費 17.6〜19.0km/L

おすすめのポイント

200万円以下で購入できる唯一のコンパクトミニバンです。燃費効率の良いハイブリッド仕様はすべて200万円超となってしまいますが、非ハイブリッド搭載車であれば2つのグレードから選ぶことができます。

ガソリンエンジンタイプといっても燃費はJC08モード最高19.0km/Lを記録しているのでけっして悪いわけではありません。最高出力、最大トルクともに十分あるので7人乗ってもスムーズな走行を実現します。大人数を乗せる機会の多いユーザーに最適の車種です。

人気の理由

全幅1695mm、全長4265mmのコンパクトサイズでありながら、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用したことで3列シートでも十分快適な車内空間を確保したことが最大の人気要因です。

2016年のフルモデルチェンジでは先代モデルよりも90mm室内長を拡大、3列目に向かってヒップポイントを高く設計するシアターレイアウトによって圧迫感が軽減されています。

広い室内空間を多彩にアレンジできるのも魅力のひとつです。1列目と2列目シートの背もたれを倒せばフルフラットに近い空間になり、3列目シートを左右に跳ね上げれば長尺物も積載可能です。

200万円の予算で購入できるグレードはベースタイプのBと標準的な装備のGですが、登録済未使用車の中には予防安全装置のHonda SENSINGを装備したGが出回っています。約200万円で購入できる上にオプションも装備されているので、購入する際は検討候補に入れておけば選択肢の範囲はさらに広がります。

ラグジュアリー志向を満足させる先代S21系クラウン

クラウン

スペック

新車価格 -
中古車価格 118.2〜200.0万円
排気量 2.0〜3.5L
乗車定員 5名
室内の広さ(長さ×幅×高さ) 1975mm×1510mm×1190mm
燃費 11.4〜23.2km/L

おすすめのポイント

予算が200万円になると高級セダンの中古車が購入できます。高級セダンは販売価格こそ高いのですが、型落ち中古車になるとブランドステータスが下がるため、値下がり幅が大きくなります。

クラウンはその中で比較的値下がり幅が少ないものの、2018年6月にフルモデルチェンジを行ったことから先代モデルS21系の中古車が値下がり傾向にあり、流通している車数が多いので探せば状態の良い車種を見つけることができます。上質な快適性を求めるユーザーにぴったりの1台です。

人気の理由

S21系はスポーティタイプのアスリートとベーシックなロイヤルの2タイプがあります。人気はややアスリートが上なので、より状態の良い車種を購入するなら人気がやや薄いロイヤルがおすすめです。とくにV型6気筒3.5Lのタイプは燃費効率が下がることから中古車市場でも在庫になる可能性が高いため、販売価格を低めに設定しています。

しかしV6は最上級グレードなので室内装備はラグジュアリー感が強く、トランスミッションに8速ATを備えるなど走行性能も優れています。一度はハイパワーに乗ってみたい!というユーザー向きの車種です。

200万円以下のS21系は2012〜213年式がボリュームゾーンで走行距離はおよそ5〜7万kmとなっています。さらに状態の良い車種を選択するなら2008〜2012年まで販売されたS20系がおすすめです。

エクステリアはS21型と比較してフロントマスクが大きく異なるだけでボディフォルムはそれほど変わりません。2代落ちであっても十分、国内セダンで最高級の風格を備えています。

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