SUVってかっこいいですよね〜!人気ランキングを見てみると、SUVは販売台数的にはそれほど多くないものの、常に1〜2車種は10位以内にランクインしています。
ということから、SUVは万人に受け入れられるわけではないが、一定のニーズは常にあるということがわかります。私もSUV好きです。軍用車に乗りたいくらいです(笑)
でもどれが良いのか迷ってしまいますよね...。
SUVは人気ですが好き嫌いが分かれるため中古車になると価格が下がりやすい、つまりお買い得に買えるジャンルです!
そんなSUV選びで重要なのがデザインの他に、車両価格と燃費です。
下図のマッピング画像にて現在販売されている全21車種を比較していますので、車種別の特徴を捉えてから記事を読み進めると、スムーズに理解が進みます!
SUVのランキングを販売数順や女性に人気、安いSUV、国産、高級車など、さまざまな人に対応したランキングをご紹介しております!
※順位は自販連の新車乗用車販売台数月別ランキングの販売台数を元に作成
ランキング一覧
国内の新車販売台数の集計をしている自販連が公開している販売台数を元にしたSUVランキングです。
ニーズ
燃費が良くて遊び心満載の軽SUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
26.2〜32.0km/L | 100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1665mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2160mm | 1295mm | 1250mm | 658cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
151.74〜173.772円 | 86〜238万円 |
軽自動車のSUVタイプでは圧倒的人気を誇っているのがスズキのハスラーです。15インチタイヤとアンダーガードを装着、最低地上高を180mmに設定したことでSUVらしい迫力あるエクステリアを実現しました。
カラーバリエーションは全11色、これにルーフのホワイトとブラックのツートーンやインパネ、シートパイピングなどの色を選んで組み合わせることができ、遊び心をくすぐる演出もしっかり用意されています。
スズキ独自のマイルドハイブリッドシステム、S-エネチャージを搭載している車種もあり、燃費はSUVでトップクラスとなるJC08モード32.0km/Lを達成しました。予防安全装置にはスズキの最先端技術「デュアルカメラブレーキサポート」が採用されています。
SUV的な魅力を持つハスラーは内装にも遊び心が盛り込まれています。
インパネ回りのパネルにはホワイト、イエロー、オレンジの3種類があり、ボディカラーとのマッチングで選ぶことができます。
1眼の大型メーターには下部にマルチインフォメーションディスプレイを設置、平均燃費や航続距離など効率の良い運転のための情報を表示する他、エンジンをかけた時のオープニングやエンジンを切った時のエンディングにはそれぞれオリジナルのアニメーションを表示します。
ラゲッジルームはアウトドアでも使いやすい設計で、フロアは汚れを拭きやすい素材が使われています。
後部背もたれも同様の素材なので、背もたれを前倒させれば広いラゲッジルームを作り出すことができます。
ハスラーに搭載されている(Aグレードを除く)S-エネチャージはスズキ独自のマイルドハイブリッドシステムです。
ISG(モーター機能付き発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、燃料を多く使う加速時にモーターでアシストすることによって燃費効率を高めます。
燃費に貢献するアイドリングストップにはブレーキを踏んで13km/hになると自動的にガソリン供給をストップする新機能が加わりました。
エンジンを再始動する際はモーターアシストが加わるのでスムーズな発進とガソリン消費をさらに抑えることが可能です。
これらのシステムによってノンターボ車でJC08モード32.0km/L、ターボ車でも27.8km/Lの好燃費を記録しました。
2017年の東京モーターショーでスズキはハスラーのワイド版となるコンパクトサイズのクロスオーバーSUV、XBEE(クロスビー)を発表しました。
搭載するエンジンは1.5L並のパワーを発揮する直噴ターボ付き1.0Lエンジンで燃費効率を高めるハイブリッド機能も備わっています。
内装デザインもハスラーをほぼ踏襲しており、カラーパネルのインパネやシートのパイピングまで同じです。
ハスラーは欲しいけれど軽自動車サイズでは小さいと感じていたユーザーに最適の車種となります。
現在、スズキにはヘビーデューティーな軽SUV,ジムニーの5ナンバーコンパクトサイズであるシエラが販売されているのでXBEEの登場によって、2タイプのコンパクトSUVから選べることになります。
ニーズ
都会的でスタイリッシュなSUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
19.0〜27.0km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4295mm | 1770mm | 1605mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1930mm | 1485mm | 1265mm | 1496cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
193.1〜275万円 | 180〜330万円 |
ホンダのヴェゼルはルーフがクーペのようにリアエンドに向かって流麗なラインを描いており、ベルトラインから下の塊感と調和しているエクステリアが最大の魅力です。SUVらしくないけれどSUVの機能をしっかり備えたスタイリッシュなSUVです。
クーペスタイルとなっていますが、ホンダの特許技術であるセンタータンクレイアウトを採用したことによって広い車内空間を確保しました。後部席は身長180cmの人でも足を組める余裕があり、多彩なシートアレンジを利用すればサーフボードのような長尺荷物も車内に積むことが可能です。
サスペンションには振幅感応型ダンパーが全車種に標準装備されています。走行状況に合わせて安定した姿勢を取れるように設計されているので、悪路から舗装路まで快適な走行を楽しめます。
車内に乗り込むとクロスオーバーSUVであることを意識させない、広い空間とシックな内装を備えていることもヴェゼルの魅力のひとつです。
フロントシートはワイドコンソールで仕切られ、パーソナルな空間の確保を実現、リアシートはミニバン並のゆとりがあります。
フルオートのエアコンディショナーはワイドフローアウトレットを採用しました。
外気温や日射の影響を受けやすい窓側は風量を強く、乗員に直接風が当たる中央部は弱くするなど車内の風量を自動で最適にできる機能となっています。
一般的にクロスオーバーSUVはラゲッジルームが狭くなりますが、ヴェゼルは多彩なシートアレンジによって車内空間のユーティリティ性を高めました。
リアシートの座面を跳ね上げられるトール・モードを使うとフラットな床面になって背の高い荷物を積めるだけでなく、座ってウェットスーツに着替えたりスキーブーツを履いたりすることができます。
ヴェゼルに装備されているハイブリッド機能はホンダ独自のSPORT HYBRID i-DCDと呼ばれ、エンジンとモーターが直結、電磁クラッチによって切り離されるシステムです。
ユニット全体がコンパクトに設計できることに加え、モーターだけのEV走行もできるというメリットを持っています。
ヴェゼルはこのハイブリッドシステムに7速デュアルクラッチのトランスミッションを組み合わせました。
マニュアルシフトのようにギアを噛み合わせる構造なので ダイレクトな加速性能を楽しめると同時に低燃費走行も運転の仕方次第で可能になります。
低燃費運転をする場合はスピードメーターのリング照明に使われているエコアシストのコーチング機能を使うのがコツです。
通常はホワイト照明になっており、エコな運転をするほどグリーン照明に変わっていきます。
グリーン照明を維持できればハイブリッドシステムのJC08モード27.0km/Lを上回ることも不可能ではありません。
ヴェゼルにはハイブリッド搭載モデルとガソリンエンジン仕様モデルの両グレードにRSが設定されています。
足回りとボディ剛性を専用にチューニングしたタイプでスポーティな走行性能を楽しめます。
ステアリングにはダイレクトなハンドリング性能が得られる可変ステアリングギアレシオ(VGR)が採用されました。
ステアリングの操作量に応じてタイヤの切れ角が変化するのでクイックな操作性となり、高速時やコーナリング時にはわずかな角度調整だけで思いのままの走行ラインを取ることができます。
またガソリンエンジン仕様モデルにはトランスミッションのCVTをアクセルペダルの開放度によって有効領域を変化させるG・Design・Shiftが搭載されています。
加速や減速時、パワーアップするだけでなくマニュアルシフトのようなダイレクト感を味わえます。
ニーズ
雪道でも安定した走行性能のSUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
15.6〜20.6km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4640mm | 1820mm | 1715mm | 5〜7人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2005〜2555mm | 1535mm | 1220〜1270mm | 1997cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
223.884〜351.324万円 | 170〜350万円 |
日産のエクストレイルは全幅1.8mを超えるミドルサイズのSUVで、5人乗りの他に7人乗りも用意されています。
大柄なボディと1.7t以上の車重でありながらハイブリッドシステムを搭載したことによってJC08モードは最高20.6km/Lを達成、燃費効率の優れたSUVとして高い評価を集めています。
4WD車には悪路走破性を高めるALL MODE 4×4−iが標準装備されています。路面やアクセルの開放状態などをコンピューターが統合的に判断、前後トルク配分を50:50から0:100まで自動的に変えて悪路でも安定した走行と車体の姿勢を保つことができます。
インテリアはブラックを基調にシルバーモールでアクセントを加え、SUVとは思えない高級感を打ち出しており、セダン並の快適空間が確保されています。
エクストレイルの内装はクロスオーバーSUVらしい豪華で快適な装備だけでなく、アクティブなアウトドアユーザーのためのユーティリティ性も優れています。
シートの防水仕様は標準となっており、5人乗りタイプの場合は後部席背もたれを前倒させるとフルフラットなラゲッジルームを作り出すことができます。
2列シートのラゲッジルームは5人乗車時でも565L、7人乗り3列シートでも445Lの容量を確保しています。
後部席背もたれを前倒させた時のラゲッジルーム最大長は1745mm、差大幅は1305mm、最大高は845mmあるので大きめのアウトドアグッズでもスムーズな出し入れが可能です。
リモコンキーを持っていれば、リアバンパーの下に足先を入れただけでバックドアが自動的に開くのも高いユーティリティ性のひとつです。
一般的にミドルサイズのSUVは燃費効率が悪くなるのですが、エクストレイルは直噴エンジンの2.5Lの排気量を持つMR20DD型とRM31モーターを直結させる日産独自のハイブリッドシステムによってJC08モード20.8km/Lという好燃費を達成しています。
最大出力は134kW(182PS)、最大トルクはモーターだけで160N・m(163kgf・m)の性能を発揮するので悪路走行や雪道でもパワー不足を感じることはありません。
日産のハイブリッドシステムはモーターを機械式クラッチで分離できる仕組みになっています。
リチウムイオンバッテリーを搭載したことによってモーター走行領域が広がり、日産の公式見解では街中の走行状態のうち約3/4がEVのみで走行可能となっています。
クリーンディーゼルを搭載したエクストレイルは2代目より登場、3代目ではグレード体系から消失しましたが、2代目を継続して2015年まで販売していました。
したがってディーゼル仕様のエクストレイルを購入するのは必然的に中古車からとなります。
ディーゼル仕様のエクストレイルはルノーと共同開発したM9R型エンジンを搭載、最大トルクはV6エンジン3.5L並の36.7kgf・mを発揮しました。
この高トルク性能から中古車市場では人気車種となり、販売価格は高値傾向になっています。
登録最終年度モデルとなる2015年式で走行距離3万km前後の場合は220〜240万円、2013年式走行距離5万km前後でも160〜180万円が中心価格帯となっています。
ニーズ
都市部で存在感のあるSUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
14.8〜21.8km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4720mm | 1835mm | 1690mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1965mm | 1480mm | 1220mm | 1986〜2493cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
288〜459.1万円 | 250〜500万円 |
クロスオーバーSUVというジャンルの先駆け的存在となったのがトヨタのハリアーです。
オフロードよりもオンロードの走行性能を優先、車内装備をセダンに負けないくらい豪華にしていることが最大の特徴です。
トランスミッションには7速シーケンシャルシフトマチックのCVTが採用されています。Mポジションに入れておけばマニュアル感覚でシフトチェンジが可能になってアクティブな走行を楽しめます。
細部にはエアロスタビライジングフィンを設置して空力性能を高めました。これらの装備からもオンロードを重視していることが分かります。
インテリアカラーはブラックが基本となっていますが、深いワインを思わせるボルドーも組み合わせることができます。
ボルドーを選べばSUVとしての雰囲気がまったくなく、高級セダンに乗っている気分になります。
ハリアーにはターボ装着のガソリンエンジン仕様とノンターボ仕様、それからハイブリッド仕様が設定されています。
燃費効率を求めるのであれば当然、ハイブリッド仕様です。
2.5L直列4気筒の2AR−FXEエンジンとフロントに2JMモーター、リアに2FMモーターを組み合わせたハリアーのハイブリッドシステムはJC08モード21.4km/Lを達成しており、ガソリンエンジン仕様の16.0km/Lを大きく引き離しています。
燃費を犠牲にしても走行性能を楽しむのであればターボ仕様の選択がベストです。
8AR-FTSエンジンに水冷式インタークーラーとツインスクロールターボチャージャーを装着、排気干渉を抑えるエキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドを採用したことにより、低回転から高回転まで強いトルクが確保されています。
ハリアーの内装で高級感を演出しているのが照明類です。
夜間に乗り込む際はドアミラー下部にある照明が足元にエンブレムマークを投影、ドアを開けるとインパネ下部やエンジンスイッチ、フロントドアスカッフなどが点灯、さらにライトを点灯すると連動してスイッチ類やシフトゲート、カップホルダー周囲のイルミネーションが連動してクリアブルーに灯ります。
内装はSUVらしくユーティリティ性が配慮されています。リアシートは6:4分割可倒式になっているので3名乗車したまま長物を載せられ、ラゲッジボードは金属調加飾レールがついているので重い荷物も抵抗なく積み込むことができます。
広くフラットなラゲッジスペースにはゴルフバッグ4個が収納可能となっています。
ハリアーのガソリンエンジン仕様にはトヨタのモータースポーツ部門を担当するGAZOO RacingがカスタマイズするRSグレードが設定されています(ハイブリッド仕様には設定なし)。
エクステリアとインテリアの改良に留まっており、走行性能面に関しては一般グレードと変わりありません。
エクステリアではフロントマスクに専用のアッパーグリルとバンパーが与えられ、存在感を高めました。
リアにはアンダーガード風の専用リアバンパーを装着した他、サウンドチューニングされた大径バッファのマフラーを装備、クロスオーバーSUVらしさを強調しています。
インテリアでは専用小径本革巻きステアリング、ホールド性の良いフロントスポーティシート、カーボン調シフトパネルなどが変更点で、アグレッシブな雰囲気にまとめられています。
ニーズ
SUVにも高い予防安全性能が欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
13.2〜16.0km/L | 25〜40% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4610mm | 1795mm | 1715mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2095mm | 1540mm | 1280mm | 1995〜1998cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
214.9〜312.8万円 | 159.8〜244.9万円 |
スバルのフラッグシップモデルとなるのがミドルサイズSUVのフォレスターです。
スバル独自の水平対向エンジンが重心位置を下げ、重量バランスに優れた左右対称のシャシー構造が安定した走りを生み出しています。
スバルは4WDの歴史が長く、フォレスターにはその蓄積された技術が投入されました。
アクティブトルクスプリットAWDにはX-MODEが装備されており、荒れた路面や雪道でタイヤが空転するような状況でもエンジンやトランスミッションなどを統合制御、スムーズな脱出を実現できます。
予防安全装置のアイサイトはVer.3まで進化、約40%の広角化と望遠化でさらに安全性を高めています。
アイサイトは自動車事故対策機構の安全性能評価試験でトップクラスのASV++を獲得しています。
フォレスターは2017年4月に年次改良を行ったため、現行モデルはE型となります。
2012年のニューモデル登場からマイナーチェンジを含めてすでに4回の年次改良を実施しているので、E型が最終モデルと予想されています。
主な改良点はベースモデルの2.0i-Lを除いてスバルの最先端安全予防装置EyeSightを標準装備にしたこと、アクティブレーンキープの作動領域をD型の65km/h以上から60km/h以上に拡大したことです。
EyeSightのVer.3は広角化と望遠化だけでなくカラー画像化によってブレーキランプの認識までできる他、逆光などの悪環境下でも作動安定性を高めています。
SUV的なイメージを強めたXBREAKではカラーアクセント仕様が加わっています。
フロントフォグランプのカバーとサイドモール部分をオレンジで加飾、アッパーグリルのウイング部分がシルバーモールに変更されました。
スバル車は同クラスのライバル車に比べると全体的に低い価格設定となっているのが魅力のひとつで、フォレスターも例外ではありません。
ハイグレードの2.0XT EyeSightでも約312.8万円、最安値となる2.0i EyeSightは241.9万円となっています。
2.0XTと2.0iは快適装備面と走行性能で異なります。
2.0XTは直噴ターボエンジンを搭載しているので206kW(280PS)を発揮する他、トランスミッションにはスポーツリニアトロニックを装備しているので爽快な走りを楽しめますが、スバルの個性でもある常時全輪駆動システムは2.0iにも備わっています。
豪華な装備は必要なく、フォレスターのSUV的な走りを求めるだけであれば2.0iでも十分にコストパフォーマンスを体感できます。
スバルは一部車種を除くと中古車市場で人気薄となるため、販売価格は平均的な相場以下となりますが、フォレスターに限ってはクロスオーバーSUV人気の後押しがあることから比較的高値傾向になっています。
3年落ち以内で走行距離3万km前後の状態が良い車種の場合、ミドルグレードでも210〜230万円、走行距離5万km前後でも180〜190万円が中心価格帯となっています。
ベースグレードの2.0i-Lはこれらの価格よりも30万円前後安くなっているので、EyeSightがなくてもよいというユーザーにはお買い得の車種となります。
走行距離6万km超または5年落ち車種になると販売価格はやや落ち着き、150万円前後が相場です。
ニーズ
豪華さと悪路走破性の両方が欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
9.0〜11.8km/L | 0〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4760mm | 1885mm | 1850mm | 5〜7人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1825〜2520mm | 1565mm | 1240mm | 2693〜2754cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
334.9〜513.3万円 | 258〜396万円 |
トヨタのランドクルーザープラドは全長4.7mを超すフルサイズのSUVです。モノコック構造を採用していますが、悪路走破性は世界で認められたランドクルーザーの機能を継承しており、本格的なSUVとしての実力を備えています。
現行車には直列4気筒2.7Lのガソリンエンジンに加え、2.8Lのクリーンディーゼルも搭載されました。最大トルクが420N・mと太く、大きな岩場が続く悪路でも低回転のまま走行することができます。
インテリアはトヨタらしく豪華仕様になっており、木目調パネルをふんだんに使っている他、左右独立タイプのフルオートエアコンや自由にレイアウトできるセカンドシートによって乗員の快適性と荷物の積載性を高めています。
ニーズ
ヘビーデューティーなSUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
13.6〜14.8km/L | - | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1680mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1660mm | 1220mm | 1210mm | 660cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
129.6〜140万円 | 50〜160万円 |
スズキのジムニーは1970年に発売されて以来、一貫して強固なラダーフレームとリジットアクスル式サスペンションを使い続けている軽オフロード車です。
ヘビーデューティーな仕様には根強いファンがいて安定した人気を保っています。
スイッチ式のドライブアクション4×4は走行中でも2WDから4WDに切り替えることができ、トルク配分がもっとも強力になる4WD−Lを選べば急な坂道や悪路でも軽自動車とは思えないパワフルな走りを見せます。
質実剛健を体現したようなSUVですが、パワステやオートエアコン、ゲート式の4速オートマチックなども用意されているので乗り心地さえ問わなければ女性でも運転できます。
ニーズ
アウトドアで快適な車中泊ができるSUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
26.2〜32.0km/L | 75〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1665mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2160mm | 1295mm | 1250mm | 658cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
133.8〜168.4万円 | 95.0〜145.0万円 |
マツダが販売しているフレアクロスオーバーはスズキから供給を受けているHUSTLERのOEM車です。フロントやリアのロゴバッジ以外に変更点はなく、走行性能や車内装備は共通となっています。
フレアクロスオーバーにはアウトドアで役立つ多彩なアクセサリーが用意されており、車中泊にぜひ欲しいのが窓を隠すプライバシーシェードとベッド・クッションです。
他にもフィッシングロッドを入れるのに便利なユーティリティカラーリングフックやラゲッジネット、夜の車内をオシャレに彩るブルーLEDのフロアイルミネーションがあり、これらを使えばアウトドアで遊べる個性的な1台に仕上げることができます。
ニーズ
クリーンディーゼルのパワフルなSUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
14.6〜18.4km/L | 20〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4545mm | 1840mm | 1690mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1890mm | 1540mm | 1265mm | 1997〜2488cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
246.2〜321.3万円 | 138.9〜299.9万円 |
マツダのCX-5は全幅1.84mのミドルサイズSUVです。フロントマスクにはマツダのアイデンティティであるシグネチャーグリルを採用してマツダの統一デザインを踏襲、ベルトラインから下の塊感を強調してマツダ車らしいSUVに仕上げました。
ガソリンエンジンも用意されていますが人気はクリーンディーゼル搭載モデルに集中しています。最大トルクは420N・mを2000回転で発揮するため、急な坂道でもパワフルに走行、さらにG-ベクタリングコントロールによって滑りやすい路面でもドライバーの意のままに運転することが可能です。
ニーズ
立体駐車場に入れられるSUVが欲しい
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
21.0〜25.0km/L | 100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4275mm | 1765mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1810mm | 1435mm | 1210mm | 1498cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
237.6〜302.4万円 | 190〜340万円 |
マツダのCX-3はコンパクトサイズのSUVです。悪路走破性よりもオンロード走行性を重視した作りで、最小回転半径はわずか5.3m、全高は1.55mしかないので、街中の細い道でもスムーズに走行でき、立体駐車場に入れることもできます。
搭載されている4WDはi-ACTIV AWDと呼ばれるシステムです。通常は2WDで走行、ドライバーが感じ取れないほどのわずかなタイヤの空転でもリアルタイムでモニターし、4輪へ適切なトルク配分を行うので、ドライバーは4WDと2WDに切り替える必要がありません。
インテリアはブラックやダークレッド、ホワイトを巧みに組み合わせ、マツダ車の統一デザインを採用すると同時にコンパクトSUVとは思えないほどの高級感を与えています。
SUV(Sport Utility Vehicle)は主にアウトドアで活動するユーザーのために作られた車種で、悪路走破性の高い機能を持っていることが特徴です。
クロスカントリー車とも呼ばれてヘビーデューティーな性能を持っている反面、乗り心地や車内の快適性は重視されなかったため、一部のコアなファンが乗る車種という性格を持っていました。
現在、人気を集めているSUVはオフロードよりもオンロード走行性能と乗り心地や快適装備を重視したクロスオーバータイプです。
1997年、トヨタから発売されたハリアーがきっかけでクロスオーバーSUVの人気は世界的傾向となりました。
オフロードを走る機会は少ないけれど、SUVの持つ存在感のあるデザインが好きというユーザーが多いことやセダン、ハッチバックといった従来のデザインでは満足できない個性を求めるユーザーを取り込んだことがクロスオーバーSUV人気につながっています。
国内ではデザイン重視で取り回しの良いコンパクトSUVを各メーカーが開発、「都会で乗る」SUVが好調な販売成績を上げています。
SUVは価格が高い高級車も多いため、中古車で安くて状態の良いSUVを購入する人が多いです。
コンパクトサイズのSUVはアウトドア志向やアクティブな行動を目指す女性に人気があります。
運転しやすいボディサイズなのに存在感があり、しかも都会的でスタイリッシュに乗りこなせることが人気の要因になっています。
その中で、とくに女性から注目されている車種TOP3を紹介します。
TOP3!
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
21.0〜25.0km/L | 100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4275mm | 1765mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1810mm | 1435mm | 1210mm | 1498cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
237.6〜302.4万円 | 190〜340万円 |
国内メーカーのコンパクトSUVで唯一、クリーンディーゼルを搭載しているのがマツダのCX-3です。
マツダはディーゼルエンジンの低圧縮比化や排気系改良などを行ったことにより排出ガスのクリーン化を実現しました。
CX-3が搭載している1.5L直噴ディーゼルエンジンは環境省が定めているポスト新長期体制をクリアしており、購入の際はエコカー減税が受けられるだけでなくクリーンディーゼル補助金が出るという魅力を持っています。
ディーゼル搭載でもスタイリングはガソリンエンジン車とまったく変わらず、エクステリアには躍動感のあるボディが与えられ、インテリアには細部まで上質な素材を使ったヨーロッパ車的雰囲気のマツダ統一デザインが採用されています。
また走行性能面でも横揺れや縦揺れを抑えるGベクタリングコントロールや最先端の予防安全装置を全グレードに標準装備している点も特徴のひとつです。
もっと詳しく ⇒ CX-3の評価・レビュー記事
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
19.0〜27.0km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4295mm | 1770mm | 1605mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1930mm | 1485mm | 1265mm | 1496cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
193.1〜275万円 | 180〜330万円 |
コンパクトSUVではトップクラスの燃費効率を記録しているのがホンダのハイブリッド仕様ヴェゼルです。
1.5Lにダウンサイジングしたエンジンと薄型の高出力モーター、7速デュアルクラッチのトランスミッションを組み合わせ、JC08モードを27.0km/Lまで向上させました。
ヴェゼルの魅力は経済性に加えてエクステリアのデザインがスタイリッシュなことです。
クロスオーバーSUVの持つ塊感を維持しながらもフロントピラーからルーフエンドまで描くシルエットはクーペスタイルのように流麗で、ボディサイドに刻まれたキャラクターラインやフロントフェンダーまで回り込んだヘッドライトがシャープなイメージを際立たせています。
女性が都会で乗り回しても粋に見える車種に仕上がっています。
もっと詳しく ⇒ ヴェゼルの評価・レビュー記事
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
16.0〜16.4km/L | 取得税20%減税、重量税25%減税 | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4465mm | 1800mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2085mm | 1520mm | 1200mm | 1600〜2000cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
213〜267万円 | 60〜280万円 |
XVはインプレッサをベースにして改良を加えたスバルのコンパクトSUVで、現行モデルの3代目は2017年4月に発売されました。
スバル独自の4輪駆動システムAWDや水平対向エンジンによる最適な重量配分に加え、新型プラットフォームによって開発されたことで運転の安定性と操舵性が飛躍的に向上しました。
オフロードでも女性が安心して運転できる走行性能を備えています。
ソリッド感が強く、下回りに樹脂製モールを配置したエクステリアは男性的でクロカンSUV的雰囲気ですが、ボディカラーは女性好みのビビッドな色が用意されています。
ピュアレッドやサンシャインオレンジはスキー場やシーサイドといったアウトドアだけでなく、都会でも存在感をはっきりと示すことができます。
もっと詳しく ⇒ XVの評価・レビュー記事
SUVはレジャー使用などで乱暴に使われているケースもありますが、中には女性が乗っていてとてもきれいな状態でも価格が安い掘り出し中古車があるケースがあります。
本格的なSUVほど悪路走破性や車内装備が充実して車両本体価格は高くなります。
しかしSUVを好むユーザーには本格的な機能よりもSUVっぽいデザインをファッション的に楽しみたい人や車内装備を気にせず実用性を重視する人も多くいます。
そういったユーザーに最適な車種が低価格帯のSUVです。
ベースモデルの車両本体価格が安く、しかも個性的なSUVのTOP3を紹介します。
TOP3!
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
13.4〜18.0km/L | 20〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗員定員 |
4135mm | 1765mm | 1565mm | 5名 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1835mm | 1470mm | 1215mm | 1498〜1618cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
197〜346万円 | 47〜265万円 |
コンパクトSUVは国内で好調な販売成績を上げていますが、その先駆け的存在となったのが日産のジュークです。
フロントとリアのフェンダーに膨らみを持たせてSUVらしい塊感を強調したロアボディにヘッドライトを丸目にしてバンパーに埋め込んだフロントマスクは発売から7年経過した現在でも強烈な個性を放っています。
インテリアもエクステリアに劣らず個性的です。インパネ回りは円形と曲線を多用したレイアウトで、SUVにありがちな直線的加飾が見当たりません。
さらにセンターコンソールはボディと同色で塗装された樹脂が使われています。
これはバイクのタンクをイメージしてデザインされており、同様の素材がドアトリムのグリップハンドルに使われています。オンロード走行で強い個性をアピールできるSUVです。
なお、ベースモデルとなる15RXの車両本体価格は約197.5万円です。
もっと詳しく ⇒ ジュークの評価・レビュー記事
トヨタのハイブリッド専用コンパクトカー、アクアをSUV的エクステリアに改良したのがアクア・クロスオーバーです。
フロントマスクはロアグリルとアンダーグリルをはっきりと分け、バンパー両サイドのフォグランプ周囲にはフィン状の加飾が施されています。
またフロントとリアのセンター下部には樹脂製のアンダーカバーが取り付けられました。
クロスオーバーSUVらしさは車高が80mm上がったこと、前後フェンダーやサイドボディ下部に樹脂製モールがついたことで、走行性能やインテリアのデザイン、装備に変更はありません。
見た目のファンション性を重視したSUV的車種で、その個性を引き立たせるために12色のモノトーンと4パターンのツートーンが設定されています。
ベージュやイエロー、オレンジパールクリスタルシャインなどの色を選べばさらにSUVっぽい雰囲気が出ます。車両本体価格は約206.2万円となります。
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
15.2〜16.2km/L | - | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4300mm | 1785mm | 1595mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1995mm | 1475mm | 1250mm | 1586cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
206.2〜227.8万円 | 129.0〜176.0万円 |
スズキのSX4S-Crossは世界戦略のコンパクトSUVとして開発され、欧州各国や中国、台湾などで発売されました。
好調な販売成績を上げたことから2015年2月より国内市場にも投入されています。
アンダーガードに樹脂製モール、縦基調の迫力あるフロントマスクとSUVらしいエクステリアを備えていますが、高い評価はオフロードからオンロードまで優れた走破性を発揮するALL GRIP(オールグリップ)に与えられています。
ALL GRIPは電子制御4WDシステムと4モード走行切替機能、車両運動強調制御システムを統合した先端技術で、オン/オフを問わず路面で4輪のうちの1輪でもスリップで空転すると自動的にトルク配分を行い、車体の安定性と走行性を高める機能を持っています。
4WDの車両本体価格は約227.8万円とコンパクトSUVの中では比較的安価ですが、その走行性能はスズキらしい本格派志向となっている車種です。
もっと詳しく ⇒ SX4 S-Crossの評価・レビュー記事
新車価格が安いSUVは中古車市場になるともっと値を下げます。同じ予算でさらに高いグレードのSUVを手に入れたければ一度中古車も探してみることをおすすめします!
新車販売で好調な売れ行きを見せているSUVは中古車市場でも人気車種となっています。
とくに20〜30代の男性層は販売価格が高い新車は買い控えして値頃感のある中古車を購入する傾向があるため、オンロード向きのクロスオーバーからオフロードに強いクロスカントリーまで幅広いタイプのSUVが人気車種となっています。
中古車SUVの人気TOP3を紹介します。
TOP3!
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
14.8〜21.8km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4720mm | 1835mm | 1690mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1965mm | 1480mm | 1220mm | 1986〜2493cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
288〜459.1万円 | 250〜500万円 |
トヨタのハリアーはオンロード走行向けのクロスオーバーSUVです。
2013年11月に発売された現行モデル3代目はバンパーのコーナーをフロントフェンダーの位置まで下げることによって立体感を出し、ヘッドライトをLED化させてボディサイドまで回り込ませ、シャープで造形の深いフロントマスクを形成しました。
内装はSUVであることを忘れさせるほど高級感のあるデザインになっています。
ブラックを基調としてシルバーモールで加飾した室内は夜になるとクリアブルーのイルミネーションで彩られ、ドアロックを解除して車内に乗り込む時は各所の間接照明がウェルカムライトを点灯させます。
エアコンのファンを作動させると弱酸性の「ナノイー」を放出する点も助手席に座る女性には嬉しいポイントです。
現行モデルがすでに中古車市場に出回っているため、型落ち感がないことも中古車で人気の理由のひとつとなっています。
2015年式走行距離4〜5万kmのガソリンエンジン仕様2.0プレミアムであれば270〜300万円の範囲内で購入することができます。
もっと詳しく ⇒ ハリアーの評価・レビュー記事
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
15.6〜20.6km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4640mm | 1820mm | 1715mm | 5〜7人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2005〜2555mm | 1535mm | 1220〜1270mm | 1997cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
223.884〜351.324万円 | 170〜350万円 |
日産のエクストレイルはヨーロッパやオーストラリアなどでも販売されている世界戦略車で、現行モデルは3代目となります。
2013年に登場したことから中古車市場では型落ち感がないことで人気車種となっていますが、現行モデルよりも中古車市場で人気を集めているのが2015年2月まで生産を続けていた2代目クリーンディーゼル搭載モデルです。
搭載しているM9R型エンジンは2.0Lの排気量で最高出力173PS、最大トルクは36.7kg-mと3.5Lガソリンエンジン並のハイパワーを持ち、ラゲッジルームはアウトドアのギアを搭載しやすいように工夫されているなどミドルサイズのボディにクロカンSUVとしての機能を満載していたことが人気の要因です。
2014年式走行距離5〜6万kmの20GTは160〜200万円が中古車相場となっています。
もっと詳しく ⇒ エクストレイルの評価・レビュー記事
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
13.2〜16.0km/L | 25〜40% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4610mm | 1795mm | 1715mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2095mm | 1540mm | 1280mm | 1995〜1998cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
214.9〜312.8万円 | 159.8〜244.9万円 |
ミドルサイズのフォレスターはスバルのフラッグシップモデルです。
スバル独自のAWDシステムや水平対向エンジン、左右対称のボディバランスなどによってオンロード走行だけでなくオフロード走行も強い本格的なSUVで、その人気は中古車市場でも変わりありません。
ユーティリティ性も優れており、5人乗車時でもカーゴルームは505Lを確保しています。
これは9インチサイズのゴルフバッグが横に4つ、大型スーツケースは立てたままで4つ収納できる容量です。
さらにリアシートの背もたれを前倒させるとカーゴルームは最長1827mmまで拡大させることができ、ベッドなどを準備すれば車中泊も可能になります。
2015年式走行距離4〜5万kmと状態の良い車種が200万円前後で購入できるという点も人気の要因です。
もっと詳しく ⇒ フォレスターの評価・レビュー記事
中古車販売最大手のガリバーでは、新車並みの保証と安心の整備体制で状態の良い中古車が安く手に入ります。
国産のSUVで人気を集めている車種はコンパクトサイズからミドルサイズのクロスオーバータイプです。
本格的なSUVはボディが大きくなってしまい、燃費効率が悪い上にユーティリティ性が悪いので国内走行にあまり適していません。
人気のSUVは燃費効率や取り回しの良さを重視しているのが特徴です。
2017年上半期で販売台数が多かったTOP3を紹介します。
TOP3!
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
15.4〜30.2km/L | 20〜100%減税 | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4360mm | 1795mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1800mm | 1455mm | 1210mm | 1196〜1797cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
251.6〜290.5万円 | ー万円 |
C-HRは2016年12月に発売されたトヨタの新型コンパクトサイズSUVです。
コンセプトカーをそのまま市販車に持ち込んだような革新的なエクステリアデザインが評判となりました。
また足回りや操舵性能に関してはドイツのニュルブルクリンクサーキットを始め、欧州の一般道路などでテストを重ねてオンロード走行の性能を高めていることも特徴で、見た目だけのクロスオーバーSUVでないことが人気の要因となっています。
クロスオーバーSUVのユーザーは内装も重視することから、インテリアには高級感が与えられています。
リコリスブラウンとブラックから選べる室内色はシックなセンスの中にもSUVらしい力強さがデザインされており、従来のトヨタ車の豪華さとは一線を画しています。
またメーターやシフトノブ、操作スイッチなどをドライバーに向けてレイアウトしたコクピットはスポーツ走行の気分を盛り上げてくれます。
2017年上半期では約7.9万台の販売台数を記録、SUV部門で第1位になると同時に1968年の集計以来の歴代第1位となりました。
もっと詳しく ⇒ C-HRの評価・レビュー記事
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
19.0〜27.0km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4295mm | 1770mm | 1605mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1930mm | 1485mm | 1265mm | 1496cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
193.1〜275万円 | 180〜330万円 |
2017年上半期で約3.8万台の販売台数成績を残したのがホンダのコンパクトSUV、ヴェゼルです。
C-HR登場前は2014年から2016年まで3年連続でSUV販売台数第1位の座を確保していました。
SUVらしい塊感のあるベルトライン下のロアボディとクーペのような流麗なラインを持つアッパーボディを組み合わせたエクステリアデザインが人気の最大要因になっています。
ヴェゼルのもうひとつの人気要因は燃費効率です。
ダウンサイジングしたエンジンと薄型高性能モーターによるハイブリッドシステムはJC08モード27.0km/L、またホンダ独自のi-VTECシステムを組み込んだ1.5Lのガソリンエンジン仕様も20.6km/Lを記録しています。
どちらもコンパクトSUVクラスではトップクラスの数値となっており、経済性に優れた都会的なSUVといえます。
もっと詳しく ⇒ ヴェゼルの評価・レビュー記事
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
14.8〜21.8km/L | 25〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4720mm | 1835mm | 1690mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1965mm | 1480mm | 1220mm | 1986〜2493cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
288〜459.1万円 | 250〜500万円 |
2017年上半期の販売台数で3位となったのはトヨタのハリアーです。
上位2車種よりもボディが大きいミドルサイズで価格も高いだけに人気度では上位2車種に匹敵しているといえます。
ハリアーの人気は洗練されたエクステリアやラグジュアリーなインテリアだけではありません。
オンロードからオフロードまで軽快な走りを楽しませてくれるターボ仕様も要因のひとつに数えられます。
搭載されている2.0Lの8AR-FTSエンジンはターボ車専用に開発されており、低回転から高回転域まで力強いトルクを発揮、水冷式インタークーラーをエンジンに直付けしたことで高レスポンスを実現しました。
このエンジンに組み合わせたトランスミッションはシーケンシャルシフトマチックを備えた6速オートマチックで、4つのモードに合わせてエンジン特性を変えていきます。
燃費を優先するエコドライブモードから鋭い加速が得られるスポーツモードまで、ドライバーの気分に合わせて表情を変える個性的なSUVです。
もっと詳しく ⇒ ハリアーの評価・レビュー記事
現在SUVの人気が高まる中、中古車市場でのSUVの流通量も大幅に増えています。中古車が多く流通すると価格が下がりますので、SUVの中古車は今が買い時です。
クロスオーバーSUVに求められる条件はオンロード主体の都市部でも快適に運転できる装備と走行性能です。
この条件を満たすために各メーカーはSUVのフラッグシップモデルに高級セダンやミニバンに引けを取らない乗り心地や機能を与えました。
SUVの中でも豪華装備を持つ人気車種TOP3を紹介します。
TOP3!
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
6.7〜6.9km/L | - | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4950mm | 1980mm | 1880mm | 5〜8人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2690mm | 1640mm | 1170〜1200mm | 4608cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
472.8〜723.6万円 | 338〜699万円 |
トヨタSUVの中でフラッグシップモデルとなるのがランドクルーザーです。
全長4.95m、全幅1.98m、全高1.87mのフルサイズボディを持ち、約100カ国で販売されているオールラウンドなSUVです。
インパネ回りはブラックを基調としたシンプルなデザインにまとめられていますが、フロントシートには暑い日のためのベンチレーション、寒い日にはフロントシートに加えてセカンドシートにもシートヒーターを備えて快適性を確保しています。
また広い車内全体を最適な温度にする前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン、どのような体型でもベストポジションが取れるパワーシートなど世界各地の気候や人種に合わせることができるSUVらしい装備を持っています。
悪路走破に最適な高剛性のラダーフレームを採用し、岩場や砂漠でも走行可能な4WDシステムを備え、最大安定傾斜角は44度、登坂能力は45度という動力性能はまさに世界標準と呼ぶに相応しい超高級SUVといえます。
現行モデルの200系は発売からすでに10年以上経過していることから、2018年には300系新型モデルの登場が予想されています。
2017年中にトヨタからの正式発表はありませんでしたが、新型が登場しても世界中における不動の人気がさらに高まることは間違いありません。
もっと詳しく ⇒ ランドクルーザーの評価・レビュー記事
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
18.2〜18.8km/L | 20〜100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4870mm | 1895mm | 1710mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2230mm | 1590mm | 1200mm | 3456cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
495万円〜742.5万円 | 300万〜600万円 |
北米を主な市場にしているトヨタの高級ブランド、レクサスのミドルサイズSUVがRXです。
ロアグリルまで広がったレクサスのアイコンであるスピンドルグリル、大きく張り出したホイールフレアなどベルトラインから下のアンダーボディは強い塊感と安定感を生み出しており、オフロードよりも都市部のオンロードが似合うクロスオーバータイプに仕上げられています。
インテリアはレクサス統一デザインを採用してSUVとは思えないほどエレガントな雰囲気にまとめている一方で、独立温度調整オートエアコンとコンフォータブルシートを連動制御し、乗員すべてが快適な温度を体感できるなど日本的「おもてなし」機能が細部まで装備されていることから欧米で高い評価を受けている車種です。
ガソリンエンジン仕様とハイブリッド仕様が設定されており、JC08モードは最大18.8km/Lと高級SUVの中ではトップクラスの燃費効率を記録していることも高評価材料になっています。
もっと詳しく ⇒ レクサスRXの評価・レビュー記事
マツダのクロスオーバーSUVシリーズの最上位モデルとなるのがCX-8です。
マツダは北米向けにCX-9を販売していますが、全長約5m、全幅約1.97m、全高約1.7mというボディサイズのため、日本向けにミドルサイズのCX-5で使用したプラットフォームをCX-9に組み合わせ、ボディサイズを全長4.9m、全幅1.84mに変更したCX-8を国内専用車種として販売しました。
シート地はナッパレザーのディープレッドとピュアホワイトの2種類から選ぶことができ、そのシートカラーに合わせてドアトリムやインパネアンダートリムが配色されます。
インパネやセンターコンソール、インナードアハンドルまでサテンクロームメッキの加飾が施されており、車内はゴージャスな雰囲気に包まれています。
高級SUVは新車価格がかなり高めに設定されていますので、なかなか手を出しにくいという方が多いです。新車価格が高い車は中古車になった途端に価格の下落率も高いので、中古車でなら状態の良い高級SUVや1ランク上のグレードも安く購入できる可能性が高くなります。
SUVはもともとコンディションの悪い道を走るために作られた、アウトドア向きの車ということもあって、燃費はあまり重視されない傾向がありました。
しかし最近はSUV人気の高まりから、街乗りに使用する人も増えています。そのため、SUVにも燃費の良さが求められるようになり、以前では考えられないような低燃費のSUVも各メーカーから発売されるようになりました。
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
30.2km/L | 100%減税 | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4360mm | 1795mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1800mm | 1455mm | 1210mm | 1797cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
2,614,000円 | 199〜349万円 |
2016年の登場以降、高い人気を誇るトヨタ C-HRですが、中でもハイブリッドモデルの燃費は30.2km/Lと、ライバル車を圧倒しています。
ハイブリッドモデルには現在、S・S“LED Package”・Gの3グレードがありますが、このうちSが261万円ともっとも低価格です。ガソリン車と比べると30万ほどアップしますが、燃費性能を考えると十分に元は取れるでしょう。
安全運転をサポートする「Toyota Safety Sense」も全車に標準装備されています。
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
27.0km/L | 75〜80% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4295mm | 1770mm | 1605mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1930mm | 1485mm | 1265mm | 1496cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
2,539,000円 | ― |
ホンダヴェゼルの中でも、もっとも燃費が良いのがHYBRID・Honda SENSING(FF)です。
トヨタ C-HRには及びませんが、JC08モード燃費27.0km/Lと、SUVとしてはかなり優秀な数字をたたき出しています。
ただし、これはFFの場合ですので、アウトドアを楽しみ方には物足りないかもしれません。同じHYBRID・Honda SENSINGで4WDにすると、やはり重量が増す分、燃費は下がってしまいますが、それでも23.2km/Lですので十分優秀といえるでしょう。
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
20.0〜23.2km/L | 100% | ||
<主要スペック> | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4275mm | 1765mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1810mm | 1435mm | 1210mm | 1498cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
2,436,480円 | ― |
コンパクトSUVとして人気のマツダ CX-3。中でもクリーンディーゼルエンジンを搭載したXDグレードは、20km/L以上の燃費を誇ります。
とくにFFの燃費は、高速道路モードで22.2〜24.4km/L、市街地モードでも16.3〜21.3km/Lと発表されています。ただし、4WDでも高速道路モードで20.9〜22.0km/L、市街地モードで15.9〜19.7km/Lとなっているため、そう大きく変わりません。
もともとCX-3は、ディーゼルエンジン専用車でしたが、2017年6月のマイナーチェンジでガソリン車も追加されました。ディーゼル車に比べると30万円ちかく安い価格で手に入りますが、ある程度の距離を乗る方であればディーゼルのほうがメリットは多いでしょう。
ファミリーといえばミニバンといったイメージがありますが、最近は見た目のかっこよさからSUVを選ぶファミリー世帯も増えてきました。
SUVでありながらも3列目シートがあり、ミニバン的な使い方ができる車種も増えてきています。ファミリー世帯におすすめできる人気のSUVをご紹介いたします!
ミニバンの中で唯一、ハードなオフロードでも走行できる性能を持ったSUVです。ミニバンは車内空間が広いため、オフロードの強い衝撃を受け続けるとフレームに歪みが発生する場合があります。
その歪みを防ぐために動物の肋骨を思わせる環状骨格構造「リブボーンフレーム」を採用しました。タフなボディはオフロードに強いというだけでなく車内の静粛性にも役立っています。
エクステリアはSUVの迫力を存分に感じさせるデザインです。機能性も備えており、アプローチアングルは23.5度、デパーチャーアングルは22.5度、最低地上高は210mmを取っているので急坂やわだちのある悪路、雪道でもクリアできる設計になっています。
インテリアはミニバンの広さを活かした快適空間となっています。3列目シートは大人2人が座っても足を組めるほどの余裕を持っており、7人乗り2列目キャプテンシートを選べば1列目までウォークスルーできる空間があります。
家族全員でアウトドアレジャーを存分に楽しめるSUVです。
本格的に悪路を走るわけではなく、アウトドアレジャーもライトな気分で楽しみたいという家族に人気のSUVです。
軽自動車で人気を集めていたハスラーの拡大版でボディサイズは全幅1670mm、全長3760mmのコンパクトサイズであるため、取り回しの良さがひとつの特徴となっています。
エクステリアはハスラーと同じく典型的な2BOXタイプで丸目ライトを採用、共通のイメージを打ち出していますが、フェンダー回りに配置したブラック塗装の樹脂製モールやベルトラインから下の強い塊感などSUVとしての迫力が増しています。
コンパクトサイズに拡大された分、車内空間が広くなって家族4人がゆったりと座れる空間が確保されました。ユーティリティ性や積載性に優れていることも大きな特徴です。
シートは撥水加工、ラゲッジルームのフロアには防汚タイプの樹脂を採用しているので水や雪、泥が服や道具についていても簡単に清掃できます。週末、近場へアウトドアレジャーに出かける家族にぴったりの車種です。
お父さんはアクティブなSUVに乗りたいけれど、お母さんや娘さんはアウトドアにあまり興味がなく、どちらかといえばスタイリッシュな車に乗りたいという家族に人気のあるクロスオーバーSUVです。
マツダの統一デザインを採用したエクステリアは都会でも映える躍動感たっぷりのフォルムをしており、インテリアは高級セダンを思わせるシックな空間にまとめられています。
後部席の快適性を向上させるためにシートヒーターやエアコンのベンチレーター(吹出口)を備えていることも特徴のひとつです。
スタイリッシュなSUVであっても悪路走破性は十分なパフォーマンスを発揮します。
とくに4輪駆動のi-ACTIV AWDはドライバーが感じないほどのわずかなスリップでもセンサーが検知し、トルク配分を最適に自動制御するシステムなので、オンロードからオフロードへ移行する時でもスイッチの切り替えを必要とせず、シームレスに走行できます。ラグジュアリー感と走行性能を両立させたSUVです。
普段は1人や2人乗りや家族4人だけで乗るけれど、たまにおじいちゃんおばあちゃんや複数人の友人を乗せる機会があるという方も多いものです。
SUVは室内空間が狭めというイメージがありますが、中には3列目シートがあり、7人乗りや8人乗りの車種もあります。当然、ボディサイズは大きくなりますが、SUVらしい堂々とした風格を兼ね備えています。
3列シートを備えているというだけでなく、ヘビーデューティSUVで世界基準となっているのがトヨタのランドクルーザーです。ヘビーデューティSUVの定番である強固なラダーフレームと高い接地性のトレーリングリンク式のサスペンションをリアに採用する一方で、4輪駆動システムにはトヨタ最新の技術が盛り込まれています。
あらゆる悪路から舗装路まで駆動力や制動力を自動制御するマルチテレインセレクトやステアリング操作だけで極低速走行が可能やクロールコントロール、舗装路の乗り心地を快適にするキネティックダイナミックサスペンションなど走行性能に関する機能は量産車でトップクラスとなっています。
3列目シートは大人2人が座ってもヘッドクリアランス、足元の両方に余裕があります。ユーティリティ性にも優れており、ワンタッチで左右にチップアップ(跳ね上げ機能)すれば990mmの荷室幅が生まれます。「世界でもっとも有名なSUV」の評価にふさわしい性能と装備を持った車種です。
ボルボのSUVでフラッグシップもでるとなるのがCX90です。スカンジナビアデザインのインテリアは室内が自然光で明るくなるように設計されていることに加え、北欧家具を思わせる木目パネルを随所に配置しているのでナチュラルな雰囲気に包まれています。
快適性は「ファーストクラスの旅」をコンセプトにしているだけにラグジュアリー感満載です。
後部席の足元を確保するために形成された立体的なシート、外気をセンサーで検知して汚染物質の侵入を遮断するエアクオリティシステム、2列目シートは3席が独立しており、3列目シートと合わせると32パターンのシートアレンジが可能など、最上級のクオリティと最先端技術が投入されています。
プリクラッシュセーフティ機能は3列目シートでもプリテンショナーを装備、シートには衝撃吸収機能をつけるなど3列シートのSUVであってもボルボの安全性能に対する伝統がきちんと継承されています。乗員全員の安全を最優先に考えたいユーザーに最適の1台です。
比較的価格が高い3列シートスロスオーバーSUVの中では購入しやすい設定になっていることが人気要因のひとつになっています。
もちろん価格が安いからといって機能が犠牲になっているわけではなく、エクステリアは国内でもトップクラスのフルサイズで、インテリアは3列目でも十分な空間を感じられるように快適性を重視した設計になっています。
クリーンディーゼルSKYACTIV-D2.2はつねに進化しており、CX-8では新たに急速多段燃焼機能が搭載されました。
新型インジェクターと段付きエッグシェイプピストンを採用したことで高い静粛性と燃焼効率を実現、車重約1.9トンの重量級でありながらJC08モードはFFで17.6km/L、4WDでも17.0km/Lを達成しています。
しかも使用燃料は軽油なので、3列シートクロスオーバーSUVに経済性を求めるユーザーにはぴったりの1台といえます。
「SUV=大きくてゴツい」というのは、ひと昔前の話。最近は小型ながら本格的なクロカン車や、普通車の要素を含んだクロスオーバーSUVなど、コンパクトなサイズのSUVがぞくぞくと登場しており、幅広い層から人気を集めています。
ここでは、とくにおすすめの人気車を3つ取り上げてみたいと思います。
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
15.2〜25.0km/L | 100% | ||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4275mm | 1765mm | 1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1810mm | 1435mm | 1210mm | 1756cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
212〜309万円 | 124〜288万円 |
CX-3は、マツダのクロスオーバーSUVです。
同じマツダのCX-5に比べると一回りサイズが小さく、全高が1550mmに抑えられていますので、立体駐車場に入れることもできます。最小回転半径もわずか5.3mのため、初めてSUVを運転する女性にも取り回しやすい車です。
ガソリン車とディーゼル車がありますが、燃費で選ぶなら圧倒的にディーゼル車のほうが上。2WDで20〜23.2km/L、4WDでも19〜21.2km/Lという数字をマークしています。
ディーゼル車といっても、CT-3はCO2の排出量が少ないクリーンディーゼル車ですので、お財布だけではなく環境にもやさしい点がメリットです。
CX-3は2018年5月に大幅マイナーチェンジが行なわれ、上質感と機能性がさらにアップしました。その1つが、新開発のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」の初採用。より高トルクが実現したことで、スムーズな加速と燃費向上が期待されます。
さらに、夜間歩行者検知機能付の「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」も、マツダ車としては初採用。夜間でも歩行者を検知しやすくなったほか、360度のビューモニターもメーカーオプションとして設定されています。
スポーティながらスタイリッシュなエクステリアと、ラグジュアリーなインテリアで、男女を問わず人気を集めている車種です。
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
13.4〜18.0km/L | 20〜100% | ||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗員定員 |
4135mm | 1765mm | 1565mm | 5名 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1835mm | 1470mm | 1215mm | 1498〜1618cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
197〜346万円 | 47〜265万円 |
ここ最近、大きく売り上げを伸ばしているコンパクトSUVですが、その先駆けとなった車の1つが日産ジュークです。
最大の特徴は、丸みを帯びた独特のフォルム。SUVとクーペが融合したような、それまでのSUVの概念をくつがえすデザインは、今なお新しさを感じさせます。また、ボディカラーも豊富な上、自分の好きな色を選んで組み合わせられる「パーソナライゼーション」があるのも、ジュークならではの魅力です。
インテリアも個性的で、エクステリアと同様に丸みのある曲線的なデザインを採用しつつ、黒と赤のスポーティな仕上がりになっている点が特徴。とくにバイクのタンクをイメージして作られたセンターコンソールは、独特の存在感を放っています。
ガソリン車のみのため燃費は特別良いとはいえず、車体のわりに後部座席が狭めではありますが、ファンの心をつかんで離さない魅力のあるコンパクトSUVであることは間違いありません。
価格も、初代ジュークなら中古で50万前後から購入できます。
JC08モード燃費 | エコカー減税 | ||
---|---|---|---|
28.0〜28.8km/L | 75〜80%減税 | ||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗員定員 |
3700mm | 1660mm | 1595mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2020mm | 1365mm | 1250mm | 1200cc |
新車販売価格 | 中古車相場価格 | ||
138.2〜187.5万円 | 65.9万円〜188.4万円 |
2016年に発売開始されたスズキ「イグニス」は、「ハスラー」と「エスクード」の中間に位置するクロスオーバーSUV型コンパクトカーです。
都市に似合う車を選ぶ「2017ワールドアーバンカー賞」において、上位3モデルに残った経歴があるほど、基本的には街乗りに適しています。最小回転半径もわずか4.7mのため、軽自動車並みに取り回しがラクです。
そして最大の特徴が、全車マイルドハイブリッド仕様になっていること。さらに車体の軽量化も手伝って、2WD車は「平成32年度燃費基準+10%」を達成。「HYBRID MG」グレードのJC08モード燃費は、28.8km/Lをマークしています。
安全面でも、ステレオカメラで歩行者も検知する衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を始めとした、「スズキセーフティサポート」を搭載。安全な運転をサポートしてくれます。
機能性に優れているだけではなく、ヨーロッパ車を思わせる骨太で独創的なデザインもマニア受けしている、注目のコンパクトSUVです。
ここ最近、国内外の自動車市場で需要が高まっているのがクロスオーバーSUVです。
「本格的なSUVと比べると、街乗りにも向いていて手を出しやすいイメージはあるけれど、じつはよく知らない…」という方も多いかもしれませんね。
クロスオーバーSUVとはどんな車なのかについて、改めて解説してみたいと思います。
そもそもSUVは、「Sport Utility Vehicle(スポーツ用多目的車)」の略です。
明確な定義はとくにないのですが、現在の日本では一般的に「地上高が高い」「強度のあるラダーフレーム構造を採用」「4駆」などの特徴をもつ、オフロード走行に適した車のことを指します。
とくに本格的なオフロード仕様の車は「クロスカントリー(クロカン)」と呼ばれ、実際に道なき道もタフに走れるほどの悪路走破性を誇ります。現在、国産車でクロカンに分類されるのは、トヨタのランドクルーザー、三菱のパジェロ、スズキのジムニーなど、ごく一部の車です。
一方、クロスオーバーSUVは「クロカン車と普通車を足して2で割ったような車」といえます。SUVの魅力をもちながらも、オンロードでの安定性や乗り心地、燃費のよさなどをプラスした車を人々が求めたため、1990年代からクロカン車に代わって台頭してきたのです。
クロスオーバーSUVは、ラダーフレームではなく、ほとんどの普通車に用いられる「モノコック構造」を採用している点で、クロスカントリー車と区別されます。モノコック構造も最近は十分な強度がありますが、ラダーフレーム構造と比べるとオフロード走行には強くないため、山・川・砂浜などの走行には向いていません。
以上のことから、
というのが、一般的な概念です。
クロスオーバーSUVには明確な定義がないため、何がクロスオーバーSUVに分類されるのかは人によってさまざまです。
クロカン車並みに悪路走破性の高いものもあれば、オフロードにはまったく向いていないシティタイプの車、普通のミニバンなど、分類する人によって車種は多岐にわたります。また、普通の車にクロスオーバーモデルが登場するケースも増えています。
したがって仕分けが難しいのですが、一般的に現在、国内でクロスオーバーSUVとして流通している車をまとめてみました(現在は製造されていないものも含みます)。
トヨタ | C-HR/ハリアー/ヴァンガード/RAV4/アクア・クロスオーバー |
---|---|
ホンダ | ヴェゼル/クロスロード/HR-V |
日産 | ジューク/ムラーノ/スカイラインクロスオーバー/キックス |
マツダ | フレアクロスオーバー/CX-3/CX-5 |
ダイハツ | ビーゴ/テリオスキッド |
スズキ | ハスラー/イグニス/クロスビー |
スバル | フォレスター/XV/エクシーガクロスオーバー7/レガシィアウトバック |
三菱 | エクリプスクロス/RVR/eKアクティブ |
世界的なクロスオーバーSUV人気を受けて、今後も新たな車が登場するものと思われます。トヨタの高級車ブランド、レクサスからも「RX」「NX」に続いて、小型クロスオーバーSUV「UX」がデビューすることが発表されました。
「本格派のSUVは敷居が高すぎてちょっと…」という方は、クロスオーバーSUVを中心に探してみることをおすすめします。
最近の車は性能がよく壊れないので、車を購入する人の約6割もの人が、中古車を選択しています!
中古車販売シェアNO.1のガリバー では、欲しい車種を入力後、専門のコンサルが無料で非公開中古車を探してくれます。※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
車選びに夢中になるばかりに古い車をそのままお店に「下取り」に出してしまうと、安く買い叩かれたり値引き額と調整されて結局損をするケースが多くなっています。
複数の買取専門業者に査定依頼をして価格を比較することが大切です!
当サイト内の内容・構成・デザイン・テキスト、画像の無断転載・複製(コピー)は一切禁止です。
© 2011-2021 Freeb Inc.