写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ホンダ | ||
車名 | ヴェゼル | ||
JC08モード燃費 | 19.0〜27.0km/L | ||
エコカー減税 | 25〜100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4295mm | 1770mm | 1605mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
1930mm | 1485mm | 1265mm | 1496cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
193.1〜275万円 | 180〜330万円 |
ヴェゼルは、ホンダが製造・販売するクロスオーバーSUVです。ベースとなったのは2013年に登場した3代目フィットで、フィットに採用されたセンタータンクレイアウトもそのまま採用されています。
このため、ヴェゼルでもフィット同様の多彩なシートアレンジが可能で、さらに見た目以上の広い室内空間の実現にも成功しています。
フィットをベースにしたことからもイメージできるように、ヴェゼルは運動性と省エネ性能を両立した知的な雰囲気を持っています。後部ドアのハンドルをウィンドウと一体化させたデザインにするなど、外観をスポーティに見せる試みも導入されています。
都市生活で便利なサイズと取り回しの良さを兼ね備えた乗り心地の良いSUVとして、ヴェゼルは2014年に引き続き2015年にもSUV販売数No.1に輝いています。
ヴェゼルは、ボディデザインに工夫をこらしたSUVです。一般的には、SUVにはアウトドア色の強い、どこか垢抜けない雰囲気がつきまとうものです。しかし、ヴェゼルにそのような気配はありません。
ヴェゼルから感じるのは、クーペのような伸びやかなボディラインと、塊感のある力強さです。
通常は相反するはずのこの2つのイメージをひとつのボディに融合し、違和感なくまとめられたヴェゼルのデザインワークは、既存のジャンルを超えた、まったく新しいものです。
ヴェゼルのデザインで特徴的なのは、全体としては丸みを帯びたタマゴ型でありながら、大きく張り出したバンパーや力強いフェンダーアーチなどによるタフなイメージです。
特にボディ後部に滑らかな一体感を感じるのは、後部ドアのハンドルをウィンドウ後部と一体化させたデザインによるためでしょう。この試みは、ヴェゼルのキャラクターをスポーティな2ドアモデルの方向に導くことにも成功しています。
室内空間に関しても、都会的なセンスが盛り込まれているのがヴェゼルです。ヴェゼルの室内空間は、センタータンクレイアウトによる省スペース設計によって、ゆとりのあるものになっています。
特にリアシート乗員の足元に余裕があるのは大きなアピールポイントでしょう。スペースに余裕があるヴェゼルなら、リアシートで窮屈な思いをすることはなさそうです。
ヴェゼルのインテリアは、SUVよりもセダンに近いものです。シートには、本革の他にブラックのファグリック、パッションブラックとジャズブラウンのコンビシートが用意されています。
いずれも落ち着いた雰囲気をもたらす上質なものですが、どれを選ぶかで車内のイメージがかなり変わります。
ちなみに、ヴェゼルには、よりスタイリッシュに内外装を整えた特別仕様車“STYLE EDITION”も用意されています。特別装備のプレミアム感を味わうには、この特別仕様車も良い選択肢となります。
コンパクトでスタイリッシュなヴェゼルですが、荷物の積載能力は十分な容量を確保しています。
ヴェゼルでは、リアシートを倒さずに、9.5インチのゴルフバッグを3個搭載できるだけの荷室スペースを持っています。容量的には393Lとなりますが、これはガソリン車/ハイブリッド車で違いはありません。
一般的には、ハイブリッド車では搭載するバッテリーの都合で荷室スペースの容量が圧迫される傾向にあります。しかし、ヴェゼルではセンタータンクレイアウトに代表されるスペース技術によって、これを回避しています。
さらに驚くべきことに、ヴェゼルでは荷室の下に別の収納スペースも用意されています。こちらは2WDのガソリン車で22L、ハイブリッド車と4WDのガソリン車で11Lと容量に違いがありますが、工具や整備用品などを収納するのに便利でしょう。
ヴェゼルでは、ガソリン車に加え、ハイブリッド車が用意されています。また、駆動方式ではFFと4WDがラインナップされています。もちろん、ハイブリッドで4WDのモデルもあります。
ヴェゼルに搭載されている4WDシステムは、路面や走行の状況を分析して前後のタイヤに対する駆動力を適切に配分するものです。
たとえば、通常のクルーズ時には、後輪への駆動力配分をカットし、前輪のみで走行します。これにより、燃費に貢献した走行が可能になります。また、発進後の加速や登坂時などには、前輪に加えて後輪にも駆動力を配分し、力強い走行を支援します。
またこのシステムは、車両がカーブを旋回する際にも利用されます。このあたりが、実にホンダ的です。
ヴェゼルに搭載された4WDシステムは、カーブへの進入時とカーブからの脱出時に駆動する車輪の配分を変化させます。これにより、安定して効率的なコーナーリングができるとともに、ドライバーに運転する面白さを提供できます。
ヴェゼルに搭載された4WDシステムは、車両がカーブへ侵入後にドライバーがアクセルを踏むと、それまでの2WD駆動から後輪にもトルクを伝えて4WD駆動になります。これにより、自然なハンドリングで旋回できるようドライバーをアシストします。
また、アクセルの踏み具合に応じて後輪へのトルク配分を最適化するなど、安全性を確保した上でドライバーがスポーティな運転感覚を味わえるようになっています。
このような思想は、自動車を単なる移動や輸送の道具と考えるメーカーからは出てこないものです。ヴェゼルの4WDシステムは、走る楽しさを提供するメーカーでもあるホンダだからできる、画期的なシステムといえます。
ヴェゼルは、2013年12月に販売開始となった比較的新しいモデルです。まだ販売開始からさほど時間が経過していないのと、昨今のSUVブームのためか、中古車市場での価格は高めで安定しています。
ただ、200万円を下回る車両価格の車両も多いので、色やオプション類に強いこだわりがなければ、良質の車両に出会える可能性はかなり高いといえます。
注意点は、自動ブレーキに代表される「あんしんパッケージ」の扱いです。ヴェゼルでは、ほとんどのグレードであんしんパッケージが標準装備となっています。しかし、ハイブリッド/ガソリン車とも、一部のグレードではオプション扱いとなっています。
昨今の状況を見るに、自動ブレーキ機能は、今後は搭載されているのが一般的になると予想される機能です。もし、自動ブレーキ機能がない車両ならば、数年後の売却の際に値がつかないことも考えられます。
ナビやステレオなどは後からも交換・グレードアップができますが、自動ブレーキ機能は追加ができません。ヴェゼルの場合、価格が安くても自動ブレーキ機能が搭載されていない車両を買うのは、避けるのが賢明です。
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