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ＳＡＩの評価・レビュー
| 写真 | 概要 | 詳細 | |
|---|---|---|---|
 |
メーカー | トヨタ | |
| 車名 | SAI | ||
| JC08モード燃費 | 22.4km/L | ||
| エコカー減税 | 100％減税 | ||
| < 主要スペック > | |||
| 全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
| 4695mm | 1770mm | 1485mm | 5.2m |
| 室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
| 2040mm | 1505mm | 1210mm | 1590kg |
| 新車価格 | 中古車相場価格 | ||
| 330〜433.9万円 | 250〜420万円 | ||
ＳＡＩのいいところ
2009年にハイブリッド専用車として登場したSAIは、フロントマスクがプリウスそのもので、プリウスが単純にセダンになっただけというイメージを持たれたために目立つ存在ではありませんでした。その欠点を改良したのが現行のSAIです。
ハイブリッド専用車に相応しく、フロントマスクはロボット風近未来感覚のシャープな顔つきに変更され、ダイナミック感を強く打ち出しています。
夜間、フロントグリルを覆うクリアランスランプの点灯は、これまでにないシャープな照明効果をもたらします。
このSAIは、開発コンセプトからハイブリッドの高級車というポジションが与えられているため、プリウスの装備では満足できないハイブリッド傾向のユーザーが納得する装備が随所に見られます。
インテリアで目立つのはシートやインパネなど、プリウスよりも上質な素材を用いたシックな快適空間ですが、運転席に座るとSAIが優れた新感覚の車であることがよく分かるでしょう。
情報を収集するディスプレイゾーンを運転者の視線に合わせ、操作系統を集中させたコマンドゾーンを運転者の手元の高さに合わせ、運転しやすいようにくっきりとゾーン分けされています。
室内空間は室内長2040mm、室内幅1505mmで、プリウスに比べ、それぞれ135mm、35mmと若干広くなっています。
プリウスのハッチバックに対してSAIはセダンタイプのため、居住空間の静音性はSAIの方が上回ります。
後部席の快適性を上げる電動リアサンシェード、ドライビングポジションを記憶させるマイコンリセットドライビングポジションシステムなど、グレードやオプションによって車内の快適性を高め、よりゴージャスな仕様にすることも可能です。
ＳＡＩの燃費
SAIはハイブリッド専用車のため、動力系は2.4Lエンジンとモーターを組み合わせた１種類しかありません。
JC08モードは22.4km/Lと、トヨタ・ハイブリッド普通乗用車サイズでは一般的な燃費効率を示しています。
とはいえ、2.4Lエンジンクラスでは驚異的な数値であることは間違いありません。平成27粘度燃費基準＋20％達成車の認定も受けているのでエコカー減税も受けられます。
プリウスはエンジンが1.8Lなので低燃費はもちろんですが、SAIは排気量が大きい分、燃費効率よりも走行性能に重点が置かれています。
エンジンとモーターを合わせたシステム出力は190PSになりますので、ゆとりある加速感を味わうことができます。
ＳＡＩの価格
SAIは４タイプあり、もっとも低価格なのがSで3,210,000円、S“Cパッケージ”は3,310,000円、Gは3,820,000円、G”Aパッケージ”は4,210,000円になっています。
インパネから大きく張り出したセンタークラスターには、前方配置エレクトロマルチビジョンをマウス感覚で操作できるリモートタッチ機能がありますが、これが装備されているのはG、G”Aパッケージ”になります。
ほかにもG、G”Aパッケージ”から装備される機能が多いので、SAIの持つ魅力を堪能するなら、この２つのタイプから選ぶ方が賢明でしょう！
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