写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | 日産 | ||
車名 | バネットバン | ||
JC08モード燃費 | 9.2〜10.4km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4285mm | 1690mm | 1865mm | 2〜5人 |
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 総排気量 |
1315〜2375mm | 1480mm | 1225〜1345mm | 1798cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
204〜235.4万円 | 65.5〜125.5万円 |
バネットは日産の小型商用バンに与えられるブランドで、1970年代ではサニーやチェリーといった乗用車を改良した商用バンに用いられてきました。
2代目までは日産が自社開発していましたが、3代目からはマツダからボンゴバンのOEM供給を受けて販売しています。
現行車の4代目は1999年の発売と古く、2009年には後継モデルとなる自社開発のNV200バネットの発売、さらにマツダが商用車からの撤退を表明したことを受け、在庫がなくなり次第販売終了が決まっています。
現在、小型商用車のほとんどはエンジンをフロントに置いて前輪を駆動させるFF方式を採用していますが、バネットバンはエンジンを座席の下にレイアウトして前輪を駆動させる4WDのキャブオーバー型1BOXカーとなっています。
フロント部分はわずかにボンネットがせり出していますが、これは前部乗員を守るためのクラッシャブルゾーンとして設計されており、前輪を駆動させるデファレンシャルやステアリング機構しか収まっていないため、ステアリングの切り角度を深く設計できることから4輪駆動であっても最小回転半径が5.1mに抑えられています。
ちなみに元車となったボンゴバンで販売されているFR仕様はバネットバンに設定されていません。
キャブオーバー型のメリットはフロアを2重構造にするため、荷室がフラットになることです。
後部席を前倒させた時の荷室長は2260mm、最大荷室幅は1480mmまで広がり、規格11号(300×240×210mm)の段ボール箱は195箱、ハンガーラック(1020×400×1250mm)であれば6脚、高さ1200mmの観葉植物は30鉢まで積載することが可能です。
インテリアは商用バンなので簡素にデザインされていますが、ビジネスユースに適した便利機能が随所に配置されています。
シフトレバーは前部席で左右に移動しやすいコラムシフトを採用、センタークラスター部分にはA4 サイズからカード類まで収納できる大型インストポケット、運転席と助手席の間にはカップホルダーやコンビニフックが付いた大型センターコンソールが装備されています。
後部席は左右一体型のベンチシートでヘッドレストもついていないため、快適性はありません。
ただし、後部席は背もたれがフルリクライニングできるので前部席背もたれを後倒させるとフルフラットの車内空間を作り出すことができます。
また荷室を広げる際は2アクションで前部席背もたれに密着するので、作業を手早く行うことができます。
助手席後部のドアはスライド式になっており、開口高は1242mm、開口幅は1045mmを確保、ドアの周囲には邪魔な凹凸がない設計になっているので、バックドアを開けない狭い場所でもスムーズな荷役が可能です。
搭載されているエンジンは直列4気筒1.8Lのガソリンエンジンで、最高出力は75kW(102PS)/5300rpm、最大トルクは147N・m(15.0kgf・m)/4000rpmを発揮、荷室に荷物を満載した状態でもストレスのない走行が可能です。
また静粛性を向上させているのでキャブオーバー特有の車内騒音が軽減されています。
4WDシステムは4輪を常時駆動させるフルタイム方式ではなく、任意で切り替えることができるパートタイム方式となっています。
オンロードではフルタイム方式が優れていますが、未舗装路や滑りやすい雪道では左右のタイヤの駆動力を直結できるパートタイム方式が勝ることもあります。
5速マニュアルのトランスミッションを選ぶとさらに4L(ロー)と4H(ハイ)の切り替えができるので、急な登坂や降坂、悪路でスタックした時などでも走行や脱出が可能となります。
バネットバンの現行車は1999年からの販売なので、中古車で購入するとしても実用性を考えれば必然的に現行車となります。
中古車でもモデルが同じなのはメリットとなりますが、OEM供給であるため、中古車市場に流通している車数はけっして多くありません。グレードやボディカラーに関しては、ある程度の妥協が必要でしょう。
状態の良い車種を選ぶのであれば相場価格は100〜120万円となります。
2011年登録モデルで走行距離2〜3万kmのハイルーフ仕様は110〜120万円、2011年登録モデルで走行距離4〜5万kmの標準ルーフは100〜110万円の範囲内で購入できます。
多少、年式が古くても構わないのであれば100万円を切る車種もあります。2006年登録モデルで走行距離7〜8万kmの場合、35〜45万円が相場です。
商用車は軽量に設計されており、しかもバネットバンはキャブオーバー型なので頑丈に作られています。メンテナンスさえしっかり行えば12〜15万kmの走行も十分に果たせます。
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