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エスティマの評価・レビュー
| 写真 | 概要 | 詳細 | |
|---|---|---|---|
 |
メーカー | トヨタ | |
| 車名 | エスティマ ハイブリッド |
||
| JC08モード燃費 | 18.0km/L | ||
| エコカー減税 | 100％減税 | ||
| < 主要スペック > | |||
| 全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
| 4820mm | 1810mm | 1760mm | 7～8人 |
| 室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
| 3010mm | 1580mm | 1255mm | 2362cc |
| 新車価格 | 中古車相場価格 | ||
| 435.2～492.8万円 | 99.0～315.5万円 | ||
ビッグマイナーチェンジでフェイスマスクを一新したエスティマ
トヨタのエスティマは最大8人乗りのフルサイズミニバンです。3代目となる現行車は2006年に登場したモデルですが、2016年6月にビッグマイナーチェンジを行い、トヨタらしいフェイスマスクになりました。
エスティマの特徴であるモノフォルムはそのままに、ロアグリルを最近のトヨタ車のアイコンとなる大型六角形にし、吊目のヘッドライトをさらに細くしてシャープなイメージを打ち出しています。
ボディカラーにはフルサイズミニバンで初めてルーフとボディの色を分けたツートーンを用意、合計10色が設定されています。
これら全てのボディカラーには小さなスリキズであれば自己修復するクリア塗装「セルフリストアリングコート」技術が採用されています。
フルサイズミニバンの中ではシックなインテリアで統一
フルサイズミニバンはメーカーのフラッグシップモデルでもあるので、とかく豪華な内装になりがちですが、エスティマはインパネやトリムをブラックで統一、水平基調のシルバーモールを効果的に配してシックな雰囲気を作り出しています。
豪華な加飾はいらないけれど、フルサイズの車内空間は欲しいという人に最適の車種といえます。
またシフトレバーをセンタークラスターにレイアウト、ミドルサイズミニバンからステップアップしたドライバーでも違和感なく運転できる配慮が施されています。
E-Fourはタイヤの空転を察知して作動する4WDシステム
エスティマには2001年の2代目よりハイブリッドシステムが搭載されています。これはミニバンとして初、トヨタとしてはプリウスに次ぐ早さで、現行モデルの3代目では進化形のTHS-Ⅱが搭載されています。
エンジンとモーターを合計した最高出力は190PS、フロントモーターだけでも最大出力143PS，最大トルクは270N・ｍあるので力強い走行性能が実感できます。
後輪軸専用のモーターはE-Fourと呼ばれる電気式4WDシステムのために設置されています。
スタンバイ4WD方式で、通常の走行時はブレーキをかけた時に回生エネルギーを作り出すために作動、各種センサーが滑りやすい雪道や氷路面、未舗装道路でタイヤの空転を察知した場合、駆動力を発揮します。
前後のモーターが走行をアシストするのでミニバンの燃費効率としてはトップクラスのJC08モード18.0kmを達成しています。
レーザーレーダーと単眼カメラで統合的に安全制御
今回のビッグマイナーチェンジで新搭載となったのが予防安全装置、Toyota Safety Sense Cです。
これはレーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせて前方を広く検知することにより、衝突の回避や被害を軽減させるだけでなく、車線逸脱や夜間の歩行者の早期発見、前方車の発進など統合的な安全制御システムになっていることが特徴です。
Toyota Safety Sense Cによって危険が察知された場合はマルチインフォメーションディスプレイへ表示され、同時に警告音でも知らせてドライバーに注意を促します。
ディスプレイは4.2インチTFTカラーなので視認性が良いこともドライバーにとって嬉しいポイントです。
エスティマは中古車も検討してみよう！
ビッグマイナーチェンジ後のモデルはまだ中古車市場に流通していませんが、現行車は2006年からの販売なので、この年式以降であれば中古車でもエクステリアのフォルムに違いがないことは中古車購入の大きなメリットとなります。
中古車市場に流通している現行車は車数が多いので状態の良い車種を探すことができますが、流通比率はハイブリッド車よりもガソリン車の方が高くなります。ハイブリッド車を希望する際は必ず販売店で確かめてください。
ハイブリッド車の場合、2012年登録モデルで走行距離3～4万kmが状態の良い車種のボリュームゾーンとなり、中心価格帯は220～240万円です。
2011年以前の登録モデルになると走行距離が一気に伸び、7～8万kmが中心になります。
この走行距離で購入しても実用性は十分にありますが、中心価格帯が150～180万円と意外に高く、またトヨタが保証しているハイブリッドシステムの走行距離は10万kmなので、長く乗るつもりであれば避けた方が賢明です。
ガソリン車の場合、2012年登録モデルで走行距離3～4万kmまでの中心価格帯はハイブリッド車とほぼ同額です。
ただし現行車初年度登録となる2006年、または翌年登録モデルでも走行距離5～6万kmと状態の良い車種が多く、販売価格も100～110万円で購入することができます。
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