概要 | |||
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メーカー | BMW | 車名 | i3 |
JC08モード 一充電走行距離 |
288.9〜390km | エコカー減税 | 100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4020mm | 1775mm | 1550mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
-mm | -mm | -mm | 4.6m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
538.0〜644.0万円 | 230.0〜378.0万円 |
BMWのi3はコンパクトサイズのハッチバックタイプで、モーターとバッテリーだけで走行する電気自動車(EV)とレンジエクステンダー搭載車の2タイプが設定されています。
レンジエクステンダー搭載車(BEVx)とは発電用のエンジンを搭載している車種のことですが、日産のe-POWERのように発電用エンジンだけで電気を供給するシステムはシリーズ式ハイブリッドとなり、BEVxには相当しません。
BEVxは外部充電が可能で約75マイル(120.7km)を電力だけで走行可能なこと、エンジンによる発電は電力が低下するまで始動してはならないなど細かな規定があり、発電用エンジンはあくまで補助的な役割しか持っていません。
これはカリフォルニア州大気資源局が定めた規定で、日本の法規上はプラグインハイブリッドにカテゴライズされます。
エクステリアはBMWのキドニーグリルを備えているものの、これまでのBMWを彷彿させるトラディショナルなスタイルではなく革新的なデザインとなっています。
全長はフォルクスワーゲンのポロと同じですが全幅が広く、全高は軽トールワゴンよりもわずかに低いだけなのでハッチバックモデルでありながらコンパクトミニバンのようなイメージを与えます。
機能性でユニークなのはダイハツの軽自動車、タントのようにBピラーがないことです。
両サイドとも観音開きのドアなので、小さな子供の乗降がスムーズになると同時に大きな荷物も両サイドから積み込むことができます。
充電口は車体右側後部にあり、EV専用充電コンセントを自宅に設置すれば標準装備の普通充電用ケーブルを使って12〜13時間でフル充電できます。
また日本国内の電気充電ステーション、CHAdeMO方式に対応しているため、急速であれば45分で80%まで充電可能です。
i3の航続距離はEVが約390km、BEVxは約288.9km(エンジン使用時のJC08モードは24.7km/L)です。
近距離ドライブであれば発電用エンジンを作動させる必要がなく、東京を起点とした場合は仙台や京都手前まで片道走行できます。
この航続距離を可能にしたのはi3のユニークなボディ構造も大きく関わっています。
i3のLifeDrive(ライフドライブ)と呼ばれるボディ構造は上部の乗員空間(ライフモジュール)と下部の駆動システムユニット(ドライブモジュール)に分かれています。
ライフモジュールには軽量高剛性のカーボンファイバー強化樹脂を使用、バッテリー搭載で重くなる一般的なEVに比べて大幅な軽量となる1300kgの車重に収めています。
ドライブモジュールの骨格部分軽量のアルミニウム合金で、ハイボルテージのリチウムイオンバッテリーはシャーシセンターにレイアウトされ、モーターユニットは後部に集中させたことによって低重心化と一般的なBMW車種と同じく前後重量配分50:50を実現しています。
EVやBEVxであっても後輪駆動にしているところがBMWらしいところです。
i3にはATELIER(アトリエ)、LODGE(ロッジ)、SUITE(スイート)の3タイプがあり、販売価格はそれぞれ538万円(レンジエクステンダーは587万円)、580万円(同629万円)、595万円(644万円)となっています。
BMWラインアップの中では車種にもよりますが、3シリーズよりやや高く5シリーズよりも少し安いという価格設定になっています。
3タイプの主な違いはインテリアです。スタンダードなATELIERはインパネサポート部分とドア部分のパネルにケナフ麻の繊維を素材にしており、フェルトのようなナチュラルな風合いを特徴としています。
LODGEはマット仕上げのウッドにソフトレザー、ウールの天然素材を組み合わせ、夏には涼しく冬には暖かいという機能性を与えました。
ハイグレードのSUITEはオリーブ葉の抽出液でなめし加工したダルベルギア・ブラウンのレザーをインパネに配置、もっともラグジュアリーな仕様となっています。
i3の国内販売は2014年から開始されましたが、BMWとしてのブランドステータスが弱いこと、BEVxという性質上、充電器の設置などが弊害となって販売台数は多いとはいえず、比例して中古車市場に流通している車数も少ない状態です。
ただし、中古車価格は新車販売価格からの下落幅が大きいのでBEVxを求める人には高いコストパf-マンスを発揮します。
販売店デモカーは2016〜2017年式走行距離0.3〜0.5万km以内で350〜370万円、一般ユーザーの中古車は2015年式走行距離2万km前後で270〜290万円が相場です。
レンジエクステンダー搭載車でも販売価格は大きく変わることがないので、長距離ドライブもしたいユーザーはレンジエクステンダー搭載車を探した方がお得です。
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