概要 | |||
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メーカー | ポルシェ | 車名 | カイエン |
100km当たり総合 | 11.9〜3.3L | エコカー減税 | 0〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4918mm | 1983mm | 1696mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
-mm | -mm | -mm | 6.05m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
976.0〜1855.0万円 | 268.0〜689.0万円 |
カイエンはポルシェが初めて手がけた5ドアフルサイズのクロスオーバーSUVです。
ただしポルシェはSUVと言わず「新しい形のスポーツカー」と語っており、そのハイパワーと足回りはオフロードの走破性に実力を発揮するだけでなく、オンロードでも他のSUVを圧倒する走行性能を持っています。
ポルシェのネーミングがつく以上はポルシェらしさがなければならないという完璧主義がよく表れたSUVといえます。
初代モデルは2002年に発表されました。ラグジュアリーなSUVが世界的流行の兆しを見せていた頃で、SUV市場に参入したいフォルクスワーゲンとポルシェの思惑が合致、共同開発によって誕生しました。
共同開発の部分はプラットフォームだけで、エクステリアやインテリア、チューニングなどはポルシェが独自に開発、フォルクスワーゲンのトゥアレグとはまったく別の車種に仕上がっています。
現行モデルは2代目は2010年に登場、2014年にマイナーチェンジされています。
エンジンはフロントにレイアウトされていますが、ボンネットより左右のフェンダー部分を高くするエクステリアと丸目ライトのデザインが守られているため、ポルシェの雰囲気が伝わってきます。
形はポルシェでもSUVとしての実力はエクステリアにきちんと表れており、エアサスペンションをハイレベルにした時の最低地上高は245mm、スロープアングルは27.5度まで調整できます。
インテリアにもポルシェの思想が貫かれています。
ドライバーの操作性を最優先にしたレイアウトで、シフトレバーはステアリングからわずかの位置にあり、センターコンソールにはさまざまな機能を直感的に操作できるガラスルックディスプレイが装備されています。
後部席も前部席同様、ホールド性に優れており、スポーツカーを標榜するだけのだけのことはあります。
なお、後部席背もたれを前倒させた時のラゲッジコンパートメントの容量は最大1710Lです。
カイエンが搭載しているのはV型6気筒3.0Lターボ仕様、カイエンSは新開発のV型6気筒2.9Lツインターボ仕様で、最高出力はそれぞれ250kW(340PS)、324kW(440PS)となっています。
車重は1985kgで4輪駆動を採用しているため燃費性能が悪くなるのは仕方ありませんが、それでもポルシェの計測によると市街地走行100km当たりのガソリン消費量は11.1〜11.3L、高速道路では7.9〜8.0L、総合では9.0〜9.2Lをマークしています。
燃費の良いカイエンを望むならE-Hybridの選択がベストです。プラグインハイブリッドを採用、モーターだけの走行も可能で、最高速度125km/hまで引っ張れるところがポルシェらしさを表わしています。
エンジンとモーターのハイブリッドによる燃費効率は総合で100km当たり3.3〜3.4Lをマークしています。
エクステリアに大きな違いはなく、ブレーキキャリパーとロゴバッジのグリーン塗装が相違点です。
カイエンのラインアップでもっともパワフルなモデルがターボです。
搭載しているエンジンはV型8気筒4.0Lでツインスクロールターボチャージャーを装着、最高出力は404kW(550PS)、最大トルクは770N・m、0→100km/hまでの加速はわずか4.1秒とSUVの常識をはるかに超えたパフォーマンスを発揮します。
ターボには新開発のポルシェサーフェスコーテッドブレーキ(PSCB)が標準装備されています。
スチール製のディスクブレーキとセラミックコーティングを組み合わせており、スチール製ディスクよりも耐フェード性とレスポンスに優れていることが特徴です。
専用色の白で塗られたキャリパーがさりげなくターボであることを主張しています。
カイエンはポルシェブランドの中でも5人乗れて荷物も積める便利な車種であり、2002年から販売されていることもあって中古車市場には豊富な車数が流通しています。
一応、ポルシェなので他のSUVに比べると高値傾向ですが、911のような希少性がないので年式や走行距離にこだわらなければ比較的買いやすい価格の車種があります。
安値側では2007年式走行距離3〜4万kmの先代ベーシックモデルが260〜280万円の範囲内で購入可能です。
2代目現行モデルのエクステリアはキープコンセプトなので先代モデルでもさほど型落ち感はありません。
マイナーチェンジ後の現行モデルは高値傾向で、2016年式走行距離2〜3万kmでは700〜800万円が相場です。比較的状態の良い車種を望むなら400〜500万円の予算を想定しておいた方が無難です。
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