概要 | |||
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メーカー | ホンダ | 車名 | フィット |
JC08モード | 19.2〜37.2km/L | エコカー減税 | 0〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3990mm | 1695mm | 1525〜1550mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1935mm | 1450mm | 1280mm | 4.7〜5.2m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
146.1〜220.5万円 | 59.9〜149.8万円 |
目次
国産コンパクトカーのベンチマーク的存在、ホンダのフィットは2017年6月に大幅なマイナーチェンジを行い、3代目後期モデルとなりました。
最大のセールスポイントは予防安全装置Honda SENSINGを標準装備したことです(ベースグレードの13G・Fを除く)。
それまでフィットは予防安全装置を全グレードでオプションパッケージ扱いしていたため、ライバルのコンパクトカーに遅れを取っていました。燃費性能や走行性能だけでなく、これで安全装備でも肩を並べたことになります。
ただし、マイナーチェンジ後でも国内販売成績は飛躍的な伸びは見せておらず、ホンダ車の中ではトップを維持しているものの、コンパクトカーでは日産のノートとトヨタのアクアが激しいトップ争いをしており、フィットは水を開けられた形になっています。
2018年1〜6月はノートが約7.3万台、アクアが約6.6万台、フィットは約4.7万台(日本自動車販売連合会乗用車ブランド通称名別順位)に留まっています。新型の登場が待たれるところです。
エクステリアの主な変更点はフェイスリフトです。バンパーの立体造形を深めたことにより、空力性能を向上させると同時に安定感や躍動感が生まれました。
フロントからリアまで一体化しているモノフォルムに変更はありません。ボディ構造は相手車両や歩行者の安全まで考慮したコンパティビリティー対応、歩行者障害軽減対応の設計になっています。
室内空間の広さはフィットの大きなアドバンテージです。燃料タンクを前部席下に配置したホンダ独自のセンタータンクレイアウトは広さを確保しただけでなく、多彩なシートアレンジも可能にしました。
後部席に大人2人が座っても足元にはたっぷりとした余裕があり、前部席のヘッドレストを外して背もたれを後倒させれば、ほぼフルフラットな空間を作り出すことができます。
センタータンクレイアウトは荷室のユーティリティ性も高めています。後部席足元にスペースがあるので後部席背もたれを前倒させると荷室と一体化したフラットな床面が生まれます。
さらに助手席背もたれまで前倒すれば最長248cmのスペースになり、カーペットやサーフボードといった長尺ものも室内に収容可能です。
フィットにはガソリンエンジンタイプとハイブリッドタイプがあり、ハイブリッドのミドルグレード以上はJC08モード34.0km/Lとなっています。
ノートやアクアもミドルグレード以上は34.0km/Lなので、カタログ上の燃費はライバル車すべて横並び状態です。
ハイブリッド車の燃費効率を運転で高めるための装備としてはECONモードとコーチング機能、ティーチング機能があります。
エコな運転をするほどメーター照明がブルーからグリーンに変わるなど直感的に判断でき、軽自動車ではお馴染みの機能であることからコンパクトカーにステップアップしたユーザーでも違和感なく、すぐに操作できます。
今回のマイナーチェンジで最大のセールスポイントとなる予防安全装置にはホンダ最新の技術が盛り込まれています。
フロントガラス上部に設置された単眼カメラとラジエターグリル内のミリ波レーダーによって前方の歩行者や前走車、対向車を検知して衝突回避を支援するブレーキシステムの他、車線内をスムーズに走行できる車線維持支援システム、道路標識を単眼カメラが認識してメーター内に表示する標識認識システムなども備わっています。
2018年7月には、ホンダアクセス(ホンダ車のカスタムパーツを作る傘下企業)製作のエアロパーツを取り付けたモデューロスタイルがカタログに追加されました。
これはハイブリッド車の13Gをベースにカスタム化した車種で、他のモデューロのようにサスペンションまで変更した本格的なスポーツモデルではないものの、フィットの中では強い個性を放っています。
ブラックとシルバーで構成された専用フロントグリルはロアグリルまでを一体化して迫力あるデザインになりました。
足元は専用15インチアルミホイールで引き締められ、インテリアはブラックで統一、ステンレス製のスポーツペダルや本革巻ステアリングが装備されています。
スポーティタイプに乗りたいけれど、RSではハード過ぎると感じるユーザーに最適な1台です。
フィットの中古車は豊富な数が市場に流通しており、現行後期モデルも発売からすでに1年以上経っているので登録済未使用車だけでなく、一般ユーザーの中古車が出回り始めています。
ただし販売価格はコンパクトカー人気の背景もあってやや高値傾向となっており、ハイブリッドLパッケージは135〜150万円が相場です。
フィットを安く購入するなら先代、2代目が狙い目です。登録最終年度となる2012〜2013年式で人気車種のRSが走行距離3万km以内でも100万円を切る価格で販売しています。
一般グレードになるとさらに安くなり、同年式走行距離2〜3万kmの状態で35〜80万円が相場です。2代目はどの中古車販売店でも過剰在庫気味なので、交渉次第ではさらに安くなる可能性があります。
ホンダフィットの口コミ・評判をご紹介しました。
2017年6月に発売された3代目後期モデルには、予防安全装置Honda SENSINGが標準装備されたため、安全性では競合車と肩を並べる形になりました。
しかし、相次ぐリコールの影響もあってか、販売台数ではトヨタのアクアや日産のノートに後れをとっている状況です。
とはいえ、現行モデルは中古車市場で高値取引されていますので、安く購入するなら先代モデルをねらいましょう。
2001年の発売以来、コンパクトカー市場を独走し続けたフィット。その勢いは、30年以上にわたって販売台数1位だったトヨタカローラを抜いて首位に躍り出たほどです。
新型では、またフィット旋風が起きることが期待されます。
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