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モコの評価・レビュー
| 写真 | 概要 | 詳細 | |
|---|---|---|---|
 |
メーカー | 日産 | |
| 車名 | モコ | ||
| JC08モード燃費 | 25.2～30km/L | ||
| エコカー減税 | 50～100％減税 | ||
| < 主要スペック > | |||
| 全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
| 3395mm | 1475mm | 1625mm | 4人 |
| 室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
| 2135mm | 1285mm | 1260mm | 658cc |
| 新車価格 | 中古車相場価格 | ||
| 119.34～165.672万円 | 30～140万円 | ||
モコの評価・特徴
モコは、スズキが製造し日産が販売する軽自動車です。ボディタイプは軽トールワゴンで、フロント部のデザインは異なりますが、スズキから発売されているMRワゴンとは姉妹車となります。
モコは、カルロス・ゴーン社長のもと実行された、日産リバイバルプランの一環として市場に投入されたモデルです。日産としては事実上の軽自動車1号となり、宣伝PR活動には力が入っていました。
現行モデルのモコは、2011年に販売開始となった3代目です。既に2015年末で生産が終了することが発表されているMRワゴンと同様、3代目モコも販売が終了することが決定しています。
女性を意識して使いやすい装備が充実
モコは、女性をメインターゲットにした軽自動車です。ボディカラーにはピンクや水色といった女性好みの色が用意され、インテリアはやわらかな色使いでまとめられています。
また、メーカーオプションながら、後進時の操作をサポートするバックビューモニターなど、苦手とする女性が多い駐車時の操作を補助する機能が用意されています。
モコの魅力は、毎日の生活の中でさり気なく便利に使える作り込みがなされている点でしょう。モコの車内はすっきりとシンプルにまとめられており、運転席からは周囲がよく見えるように配慮されています。
また、軽自動車としては、大きく鏡面が四角に近いサイドミラーを採用するなど、安全性に関する装備にも配慮がなされています。
モコは、軽自動車の規格ボディサイズをほぼいっぱいに使った全長と全幅をもっています。しかし、周囲が見やすい運転席と高い小回り性能で、ドライバーにストレスを与えません。JC08モードで30.0km/Lの好燃費(2WD車)もあって、通勤やお買い物といった日常での使用に大変向いているモデルと言えます。
先進安全装備の不備が唯一の弱点
かわいいデザインで燃費も良いモコですが、自動ブレーキに代表される先進安全装置は設定がありません。これがモコの大きな弱点になります。
最近の新しい軽自動車には、自動ブレーキや車線の逸脱警報、自動ハイビームなどの新しい機能がオプション扱いながらパッケージで設定されることが多くなっています。
しかし、5年前に発売となったモコには、これらの設定がありません。
もし、これらの安全装備が不必要と考えるのであれば、モコを購入することに何ら問題はありません。モコにも、アイドリングストップに代表される省エネ装備は用意されています。
また、ABSに代表されるブレーキ関連の安全機能は装備されています。つまり、普通に運転している分には、最新の軽自動車とモコはあまり違いはありません。
しかし、自動ブレーキのような装備の有無によって、自動車保険の保険料が優遇されるようになると話は別です。
保険各社は2017年から、自動ブレーキに代表される先進安全機能を搭載した車両の保険料を割り引く方向に動いているようです。実際の割引率などは分かりませんが、モコが不利になることは間違いありません。
冒頭にも触れたように、3代目のモコは既に生産が終了しています。まだ4代目は発表となっていませんが、今この時点でわざわざ3代目を購入する意味はあまりありません。
ただ、これから在庫処分としてディーラーが手持ちのモコを値引きして放出するので、3代目モコのデザインが気に入っている人にはチャンスとも言えます。
展示車や試乗車があるディーラーではこれらを必ず放出するので、気になる場合はディーラーに電話をしてみることをおすすめします。
モコは中古車も検討してみよう！
3代目のモコは、2011年に販売開始となりました。発売から時間が経過していることもあり、中古車市場には多くのモデルが展示されています。
車両の価格帯は、安いものでは30万円程度からあります。しかし、これらの車両は修復歴があったり走行距離が多いのが普通です。
修復歴がなく走行距離が3万㎞以内で検索すると、50万円くらいから複数の車両が選べるようになります。
モコの場合、中古車として売りに出されているもののうち8割近い車両が、走行距離3万㎞以内です。自動ブレーキなどの装備は選べませんが、程度の良い車両も多く価格も安いので、考え方によっては良い買い物ができる車両と言えそうです。
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