写真 | 概要 | 詳細 | |
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メーカー | ポルシェ | ||
車名 | 718ケイマン | ||
JC08モード燃費 | 13.4〜17.6km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4379mm | 1801mm | 1295mm | 2人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
ーmm | ーmm | ーmm | 1988cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
619.0〜671.4万円 | 329.0〜598.0万円 |
718ケイマンはポルシェの代表車であるリアエンジン・リアドライブの911と違い、ミッドシップにエンジンをマウントして後輪を駆動させる2シータースポーツカーです。
2016年に2代目の後期モデルが日本国内で発売され、名称がこれまでのケイマンから718ケイマンに変更されました。
ポルシェは911以外にこれまでもフロントにエンジンをレイアウトした924や928、944などを開発しており、1996年にはオープン2シーターのボクスターを発売しています。
ケイマンはボクスターのクローズドモデルで、911と同じ水平対向6気筒を搭載しましたが、ポルシェのエントリーモデルという位置付けから911のパフォーマンスを下回るチューニングが施されていました。
後期モデルの大きな変更点は、これまでの2.7L水平対向6気筒エンジンではなく、新開発のターボチャージャー装着2.0L水平対向4気筒エンジンが搭載されたことです。
911よりスペックが下回るといってもそこはポルシェ、718ケイマンの新エンジンは最高出力220kW(300PS)/6500rpm、最大トルクは380N・m/1950~4500rpmとハイパワーで最高速度は275km/hに達し、0→100km/hまでの所要はわずか5.1秒という俊敏な走行性能を持ちます。
ちなみに718と冠されたのは911のように開発部屋番号ではなく、1957年に製造され、セブリング12時間耐久レースやタルガ・フローリオで優勝した4気筒ミッドシップタイプのレーシングカー、718のスピリットを引き継ぐというポリシーからです。
300PSというハイパワーをしっかりと支えているのがアクセルコンポーネントのシャシーです。
大部分をアルミ製で構成したことにより、スポーツカーにとって大切な要素である車両重量を先代よりも30kgの軽量化に成功、またバネ下重量を低く抑えることに成功しており、リニアなステアリング感覚を与えるシャシー剛性は先代に比べて40%も向上しています。
トランスミッションはエンジンの出力特性に合わせてギアレシオの最適化を図った6速マニュアルシフトとデュアルクラッチ式のオートマチックトランスミッション、ポルシェ・ドッペルクップリング(PDK)が設定されています。
マニュアルモードも設定されているPDKは手前に引くとシフトアップ、前方に押すとシフトダウンするレーシングカーと同じシフト操作ができる他、ステアリング両サイドにあるパドルシフトによっても操作できます。
プロレーサーよりも速いシフトチェンジが可能と言われるPDKは、現在、各メーカーが採用しているデュアルクラッチ方式の源流でもあります。
1990年代までのポルシェには、スキルのない人が購入すると販売店から家に着くまでにクラッチを焼いて滑らせてしまう、という都市伝説もありましたが、現在は電子制御で車体の安定性を保つポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステムもついているので、PDKを選べばスキルがなくても、とりあえず運転できるのが今日のポルシェです。
718ケイマンに乗るのであれば、ぜひとも装着したいオプションがスポーツクロノパッケージです。
ステアリングのモードスイッチによってノーマル、スポーツ、スポーツ・プラス、インディビジュアルと4種類の走行パターンを選択することができ、さらに電子制御で走行性能を全体的に変えることができるハードとソフトが設定されています。
これらを操作することによってスポーツ性をさらに高めることができ、ポルシェの魅力を存分に味わえます。
PDK仕様には特別にいくつかの機能が加わり、そのひとつにローンチコントロールもあります。
クルマの静止状態からレーシングカーのようにエンジン回転数を上げ、スタートと同時に鋭い加速感を与えるシステムで、プロレーサーのようなスキルがなくても操作できることが大きな魅力です。
このオプションを選ぶとダッシュボードにアナログとデジタルの両方が表示されるストップウォッチが装着されます。秒間を刻む赤い針がレーシング気分をたっぷりと盛り上げてくれます。
718ケイマンは発売されてから間もないため、中古車市場にはほとんど流通していません。したがってポルシェのミッドシップを求めるのであれば2代目前期モデル、もしくは初代のケイマンとなります。
ケイマンは911に比べるとエントリーモデルであることから低価格に設定してあるため、中古の車種によっては国産上級車よりも安く購入することが可能です。
ただし個体差が大きく、相場が確定していないので気に入った車種があった場合は細かくチェックしてください。
1例を紹介すると高い方では2014年登録モデルで走行距離1万km前後のPDK仕様が580〜600万円、安い方では2007年登録モデルで走行距離3〜4万kmのティプトロニック(トルコンAT)仕様が330〜350万円で購入できます。
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