写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | ||
車名 | ハイゼットトラック | ||
JC08モード燃費 | 17.4〜19.6km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1780mm | 2人 |
荷台長 | 荷台幅 | 荷台高 | 総排気量 |
1940mm | 1410mm | 285mm | 658cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
65.3〜132.8万円 | 18.6〜99.6万円 |
軽自動車のトラックは、積載量が多いことに加え小回りが効くので、農作業や狭い道の建設現場では大きな役割を果たしていますが、軽トラの市場はスズキのキャリイと、ここで評価・レビューするダイハツのハイゼットトラックがほぼ二分しています。
他メーカーからも販売されていますが、ホンダを除いてそれらの車種は、両社からのOEM供給となっているのが現状です。
ハイゼットトラックは2014年9月、15年8ヶ月ぶりにフルモデルチェンジを行い、積載能力から運転性能、キャビンの快適性まですべてリファインされました。
軽トラックに求められるのは何より積載能力ですが、ハイゼットトラックの荷台はフロア長が2030mm、荷台幅が1410mmあり、さらにキャビン後方のガードフレームからの荷台長は1945mmと、軽トラトップクラスの広さを確保しています。
この広さを実際の積載物に換算すると、りんごコンテナが48個、みかんコンテナが54個、20Lポリタンクが40個、さらに畳は縦、横ともに積載可能となります。
荷物を積載する時の荷台フックも、扱いやすさに加えてその数を増やしています。ガードフレームに4ヶ所、荷台外側回りに19ヶ所、さらに長靴でも足をかけやすい間口幅を広げた荷台ステップに、平シートフックも2ヶ所設置しています。
ハイゼットトラックが先代モデルより大きく進化した点のひとつに、防錆対策があります。
防錆に絶大な効果を発揮するカチオン電着塗装を下塗りとし、その上に中塗りと上塗りをした3層の鋼板をアッパーボディの表面積すべてに使用、下回りでもフロントからリアまでのフレームに防錆鋼板を使用し、雨や泥、融雪剤などで錆びやすいフェンダー内側には、アンダーコートを塗装しています。
またフロント部分のバンパーや前面パネルには、鋼板を使用せずに樹脂製パーツを採用して防錆対策としています。
これらの防錆対策に対してダイハツは、ボディ外板の穴開きサビに対して5年、外板表面のサビに対しては3年の保証をつけています。
軽トラと軽1BOXの基本構造は同じですが、軽トラは小回りを効かせるためにホイールベースを短くとり、タイヤを座席の下にレイアウトします。
ハイゼットトラックは、ホイールベースを軽自動車の中でも短い部類となる、わずか1900mmに設計、最小回転半径を3.6mまで縮めました。
キャビン部にも細かな改良が加えられています。タイヤを座面の下に配置するとキャビン部の足元は広くなりますが、さらにフロントガラスをクラッシャブルゾーンのボンネットぎりぎりまで前に出したことで、開放感が高まり、軽トラではトップクラスとなる広い車内空間を実現しました。
運転席のシートスライド幅は140mmまで伸び、ハンドルの角度を起こしているので体型を問わず、誰でもベストポジションがとれることに加え、ドア開口部は1080mm、フロア高は415mmと広く低く設計しています。
作業で頻繁に乗降する人に対して、膝や腰への負担を少なくして疲労を軽減させるという、細かな配慮がキャビンに見て取れます。
ハイゼットトラックは1960年から販売が継続しているので、中古車市場には多くの車数が出回っています。
年式が20年落ちで走行距離15万q、販売価格が5万円などという、まるでディスポーザブルのような中古車もありますが、実用性を考えたら9代目、マイナーチェンジ後の2007年登録モデル以降が無難です。
9代目は現行車ほどの防錆対策は施されていませんが、それでもボディ表面積の85%に、亜鉛メッキで処理した防錆鋼板を使用しているので、状態の良い車種を探せば中古車軽トラック最大の不安、サビに対しては心配が要りません。
2007年登録の走行距離4〜5万qであれば、45〜55万円が中心相場価格帯です。現行車はすでに発売してから2年経過していますが、中古車市場に出回っている車種は1万q以下が多く、販売価格も新車価格からあまり下落していません。
現行車を中古車で購入するなら、登録済未走行車も選択肢に入れた方が、コストパフォーマンスの優れた車種を手に入れることができるといえます。
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