写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | マツダ | ||
車名 | ボンゴバン | ||
JC08モード燃費 | 10.6〜11.4km/L | ||
エコカー減税 | 25〜80%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4285mm | 1690mm | 1865mm | 2〜5人 |
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 総排気量 |
1315〜2375mm | 1480〜1555mm | 1225mm | 1798cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
172.2〜222.9万円 | 63.3〜129.9万円 |
マツダのボンゴバンはキャブオーバー型の商用1BOXカーです。
1977年の2代目登場から商用車市場で高い人気を集め、1BOXカーの代名詞的存在にもなり、日産や三菱にOEMの供給を行なってきたこともありましたが、現在、マツダは乗用車に開発能力を注いでいることから商用車部門の撤退を発表、マツダが独自開発した最後の商用車となります。
4代目となる現行車は1999年に発売され、現在までマイナーチェンジが数回行われています。
4代目登場時、マツダは経営悪化状態だったことから3代目のプラットフォームを改造して使用、車体の前部を衝突安全対応型に変更して販売開始した経緯を持っており、基本構造は1983年発売の3代目とほとんど変わっていません。
3代目の完成度が商用車として高かったことが基本構造を現在まで流用できる大きな理由といえます。
ボンゴバンのセールスポイントは軽自動車並の小回りが効く操縦性能です。最小回転半径はわずか4.3mしかありません。
この最小回転半径を実現したのはエンジンを座席の下にマウントするキャブオーバー型であることに加え、前輪を座席下にレイアウト、ホイールベースをわずか2220mmに収めていることが要因です。
軽スーパーハイトワゴンのホイールベースが2450mm前後、最小回転半径が4.5m前後であることを考えると、いかに小回りが効くか分かります。
ボンゴバンには標準ルーフとハイルーフ仕様があります。
ともに最大積載量は1150kg、荷室長は2375mmですが、荷室高は標準ルーフが1225mmであることに対してハイルーフは1345mm、バックドアの開閉高もそれぞれ1115mmと1195mmに変わり、用途に合わせて選べる設定になっています。
4WD車が設定されていますが、これは後輪が空転した時に駆動力をかけるフルタイム方式ではなく、ドライバーが任意で操作できるパートタイム方式が採用されています。
通常のトランスミッション用シフトレバーの他に副変速機用のレバーがついており、HIGHとLOWが切り替えられる機能が備わっています。
4WDに切り替えると通常走行では燃費が悪くなったり小回りが効かなくなったり、というデメリットが発生しますが悪路走行においてはフルタイム4WDよりも強い走破性を発揮するメリットを持っています。
古い基本構造ゆえに継承された機能ですが、現在、商用車でパートタイム方式を採用しているのはボンゴだけとなっており悪路や山道を商用で走る人には貴重な存在といえます。
グレードはスタンダード仕様のDXと快適装備を追加したGLの2種類だけです。
エクステリアではGLがボディ同色バンパーやサイドプロテクターモールを装着、インテリアではGLにCDプレーヤーとUSB端子がついたAUXを備えている程度で、両グレードに大きな差はありません。
運転席と助手席のSRSエアバッグシステム、プリテンショナー&ロードリミッター機能がついたELR3点式フロントシートベルトなど安全面では両グレードとも標準装備となっており、急ブレーキをかけた時のタイヤロックを抑制して滑りやすい路面でステアリングの操作性を確保する4W-ABSも両グレードに装着されています。
搭載されているエンジンは全車共通のL8型で、最高出力は75kW(102PS)/5300rpm、最大トルクは147N・m(15.0kgf・m)/4000rpmを発揮、荷室にたっぷりと荷物を積載した状態でも力強い走りを見せます。
2016年2月のマイナーチェンジではL8型の改良を行い、燃費性能と環境性能の向上を果たすと同時に静粛性も高め、キャブオーバー型でありながら車内の騒音レベルを大幅に下げています。
ボンゴバンは2012年のマイナーチェンジまで積極的にユーティリティ性を高めていたので、中古車市場にはそれらの車種が多く出回っています。
全長を4295mmまで拡大したロングボディ、後輪を2×2にして荷室をフラットにしたダブルタイヤ仕様などがあり、新車購入よりも幅広い用途に対応しているといえます。
4代目であれば現行車と同じデザインなのでボンゴとしては古さを感じさせない点も中古車で購入するメリットのひとつです。
中心価格帯となっているのは75〜95万円の範囲内で、2012年登録モデル走行距離6.1万kmのワイドロー・ハイルーフ仕様は80万円前後で購入できます。
なお、ディーゼルエンジン搭載モデルも販売されていますが、平成22年排出ガス規制に適合していないため、地域によっては登録できない場合があります。
購入の際は中古車販売店に登録可能であることを事前に確認してください。
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