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アルトエコの評価・レビュー
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車名：アルトエコ |
| < 基本スペック > メーカー：スズキ JC08モード燃費：32.0～35.0km/L 新車価格帯：83円8950万円～104万3700円 |
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アルトエコのいいところ
豊富なラインナップを誇るスズキの軽自動車のなかで、シンプル設計としてベーシックな存在となっているアルトから派生したのがアルトエコです。
2014年１月現在、ハイブリッドを除くガソリン車でJC08モードによる燃費効率NO.1の座を射止めています。
エクステリアはアルトと大きな違いはなく、ラジエターグリルに水平基調のメッキモールを配した以外はほとんど共通です。またインテリアのデザインもまったく同じで一見、アルトとの差は感じられません。
しかし細部をよく見るとさまざまな改良が加えられています。サスペンション部品を軽量化させて車高を15mm下げ、タイヤの形状を変えて空気抵抗と走行抵抗を軽減、リアのコンビネーションランプとハイマウントストップライトをLEDに変えて省電力化させています。
またインテリアでもメーターレイアウトを大型３眼メーターに変え、エコスコアやエコドライブアシスト照明、エネチャージインジケーターを配置するなど、ドライバーへエコドライブを喚起させるコクピットになっています。
もっとも違う点はエンジンで、2011年に新設計されたR型エンジンを搭載しています。
スズキはこれまで軽自動車にはK型エンジンを搭載していましたが、新型エンジンの登場で燃費効率を格段に向上させることができました。
ピストンやコンロッドの軽量化、剛性を高めると同時にバルブシステムの構造まで見直したまったくの新設計エンジンです。乾燥時重量は軽自動車でもトップレベルの51.9㎏を実現しています。
スズキ独自の技術による回生エネルギー、エネチャージシステムやアイドリングストップ。坂道でも安心して発進できるヒルホールドコントロールなども装備されており、外観こそアルトと同じように見えますが、中身はスズキ最新の技術が積み込まれた車に仕上がっています。
アルトエコの燃費
JC08モードは前輪駆動（FF）モデルで35.0km/L、４輪駆動（４WD）で32.0km/Lを記録しています。もちろん軽自動車ではトップクラスで、FF、４WDともにエコカー減税100％が適用されます。
アルトエコはエンジンとモノコック、さらに足回り部品まで設計を見直して軽量化しています。
その新設計のひとつがガソリンタンクを20Lにしたことです。アルトのガソリンタンクは30Lですから、レギュラーガソリンの比重を0.75とすると、満タン時では7.5㎏の差があると同時に、１回の満タン時の支払い金額にも差が生じてきます。
JC08モード並の走行ができれば、満タン時、約700kmも走行可能になるわけですから、経済性については群を抜いた車といえます。
アルトエコのグレード・価格
グレードは「L」と「S」があり、それぞれにFFと４WDが設定されています。価格は「L」のFFが838,950円、「S」の４WDが1,043,700円（すべて消費税込み）となっています。
LとSの差は全面UVカット機能付きガラスやカラードドアミラー、リアシートヘッドレストなどで走行性能、燃費性能に変わりありません。
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