写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ | ||
車名 | MIRAI | ||
一充填走行距離 | 650km | ||
エコカー減税 | 100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4890mm | 1815mm | 1535mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 使用モーター |
2040mm | 1465mm | 1185mm | 4JM |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
723.6万円 | ー万円 |
トヨタのMIRAIは水素を燃料にして発電を行い、モーターで走行する水素燃料電池車です。量産型セダンとしては世界初、登場から2年が経過した現段階でも他にはホンダのクラリティ フューエル セルしか販売されていません。
革新的な車種であることは間違いありませんが、現在、トヨタ側の量産体制が整っておらず、ユーザー受注から納車は2年後、燃料供給となる水素ステーションは2016年現在で100ヶ所程度と普及にはまだ時間がかかる見込みとなっています。
水素燃料で走行する仕組みは以下のようになっています。
MIRAIは蓄電されたパワーだけで駆動することもできます。この技術はハイブリッドシステムを推進してきたトヨタだからこそ早急に実現できたといえるでしょう。
水素燃料による排出物は水だけで、ガソリン車のように CO2を排出しないことからハイブリッド車よりも地球環境にクリーンなクルマとして認められています。ちなみに水の排出量は4km走行で約240mlといわれています。
水素と酸素を混ぜて着火させれば爆発が起こります。つまり車体から水素が漏れると空気中の酸素と混合されて爆発する危険性があります。
水素と空気の爆発する混合割合は4.1〜74.2%なので、わずかに漏れただけでも事故が起こるわけで、この知識から燃料に水素を用いることに不安を抱く人も多くいます。
MIRAIは水素を安全に扱うために特別製の高圧タンクを開発しました。
水素は金属脆化を引き起こすので素材には強化プラスチックとガラス繊維、炭素繊維が使われており、これらを3層にして通常大気圧の700倍に圧縮された水素を貯蔵しています。
MIRAIはエンジンこそ搭載していませんが、現段階では高圧水素タンク2個とFCスタック、さらにモーターと補助バッテリーによる駆動ユニットが大型のため、ユーティリティ性が低く、車内空間もけっして広いとは言えません。
しかし価格が700万円を超えるとあって車内装備はトヨタらしいラグジュアリー感を与えています。
シート地は合成皮革でウォームホワイトを標準とし、ヘッドレストや背もたれ部分をツートーンにしたブルーホワイトとブルーブラックが設定色として用意されています。
前席と後席にはすべてシートヒーターを標準装備しており、各シート別々に温度調整ができます。またステアリングにもヒーターが採用されているので、寒い冬でもすぐに手を温められます。
プリウスが登場した時のコクピットもかなり未来的でしたが、MIRAIはさらに進化、ダッシュボード中央にあるグラフィックメーターはアナログに慣れた人ではほとんど扱えないほどデジタル化しており、使いこなすまでには若干の時間と経験が必要です。
グラフィックメーターの右側には速度や水素残量、走行中の出力や回生状況を知らせるFCシステムインジケーターが表示され、左側のマルチインフォメーションディスプレイには駆動用バッテリー残量表示やFCスタックのパワーメーター、さらにチャージ状況などが表示されます。
またセンターコンソールに装着されているエアコン操作スイッチもボタン類は一切なく、フラットパネルの上をなぞって発生する静電気で空調操作を行います。
従来のガソリン車と同じ部分はステアリングとアクセル、ブレーキだけとなっており、まさにモータリゼーションの未来を先取りしているクルマといえるでしょう。
MIRAIは2014年11月の発売ですが、2年以上経過した現在でも日本国内に販売された車数は400台強といわれているため、中古車市場では滅多に見かけることがなく、たまに見かけても価格は応相談になっています。
寿司屋の時価と同じで交渉するのも腰が引ける状態といえます。
MIRAIを中古車で購入するのは当分の間、無理です。どうしてもCO2などの有害物質排出を0にしたいクルマに乗りたいのであれば、日産の電気自動車リーフをオススメします。
充電所要時間や航続可能距離は水素燃料電池車に及びませんが、電気充電ステーションは一時に比べて格段に増えており、長距離ドライブをしても各地にあるので出先で充電切れの心配も要りません。
リーフは中古車市場に流通している車数が多くなったことから販売価格も下がり、値頃感が強くなっています。
価格のボリュームゾーンは150〜250万円で、2016年登録モデル走行距離1万km前後でも250万円、2011年登録モデルで走行距離2〜3万kmであれば130〜150万円の範囲内で購入が可能です。
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