写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | ダイハツ | ||
車名 | ミラ | ||
JC08モード燃費 | 21.6〜24.2km/L | ||
エコカー減税 | 25〜40%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1530mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2000mm | 1350mm | 1265〜1290mm | 658cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
88.4572〜102.5485万円 | 50〜95万円 |
ミラは、ダイハツが生産・販売する軽自動車です。ハッチバックタイプの車両で、かつては3ドア車もラインナップされていましたが、現在は5ドア車のみが生産されています。
初代ミラの登場は1980年です。その後、多くの改良を経て現在に至りますが、2010年からは、スバルに対して「プレオ」の名でOEM供給を始めています。
ミラには、「ミライース」と「ミラココア」という派生車があります。ミラは、これらと比べると非常にシンプルなモデルです。
ミラには、いわゆる“グレード”は一つしかありません。駆動方式として2WDと4WDがありますが、現在、ミッションは5速マニュアルのみが用意されています。
ミラは、非常にベーシックな装備のみを採用した軽自動車です。以前はATミッションのラインナップもありましたが、2013年の仕様変更によりグレード体系が見直され、現行モデルではミラのミッションは5速MTのみとなりました。
また、単一のグレードとして2WDと4WDが存在するだけで、双方に装備の違いもなくなっています。
MTミッションの車両しかないことからも分かるように、ミラは機能的にも非常にシンプルな軽自動車です。
省エネ志向の“TOPAZ NEO”エンジンを搭載したことでJC08モード24.2km/L(2WD車)という優れた燃費性能を実現していますが、アイドリングストップに代表されるような他の省エネ機能は用意されていません。
安全機能についても同様で、ミラに搭載されているのは制動力を各車輪に配分して最適な制動を行うEBD機能付きのABSだけです。
ダイハツには衝突回避をサポートする「スマートアシスト」という優れた先進機能がありますが、これもミラには未設定となっています。
しかし、考えようによっては、これらの先進的な機能が未搭載でも、自動車として困ることはないはずです。
最近の自動車は、車両が完全に停止する前にアイドリングストップを行います。しかし、これを不快や不安に感じて、この機能をOFFにしている人もいます。
また、自動ブレーキ機能にしても、絶対に誤作動を起こさないという保証はありません。これらの装備は結局のところ電子デバイスとセンサーによるもので、それらが多ければ多いほど、誤作動の危険が高まるからです。
逆に、これらの先進デバイスが一切ない車両では、ドライバーは本来の責任感を持った、丁寧な運転をするでしょう。電子デバイスとセンサーに頼る運転と、ドライバー自らが判断した運転では、後者の方が圧倒的に安全です。
ミラは、先に触れたような電気的な安全装備がない代わりに、「衝突安全ボディ
これはハードウェアなので、誤動作の心配はありません。電気的なデバイスに頼らず、より確実な方法で安全を目指すミラの方法論は、シンプルな生活を目指す人に支持されそうです。
質素ともいえるミラの装備ですが、必要な部分には、キチンとした設計がなされています。運転のしやすさに大きく影響する小回り性能や、約90度まで大きく開くドアなどは、その代表的なものでしょう。
ミラの最小回転半径は、2WD/4WDモデルとも4.2mです。これは同カテゴリーの軽自動車の中ではなかなか健闘している数値です。最小回転半径が小さいということは、その自動車が小回り性能に優れていることを示しています。
小回りが利くと、車庫入れやUターンから縦列駐車などまで、あらゆる場面で自動車の運転が楽に行えるようになります。
特に、最近は土地活用の関連から、狭いスペースにギチギチに駐車スペースを作った店舗が増えています。しかし、そのような場面でもミラなら楽に駐車が可能です。
大きく開くドアは、荷物の積み下ろしはもちろん、リアシートに備え付けたチャイルドシートに赤ちゃんを乗せるような場面でも便利です。ちなみに、このドアは、中間に2段のノッチがあり、場所に応じた開き方ができるようになっています。
また、運転席フロントシートのヒップポイントを地上高600mmと設定して乗り降りをしやすくしたなど、目立たないながらも使いやすさに配慮した設計は各所に施されています。
現行モデルのミラは、ATが設定されていない車両です。そのため、AT限定免許の人には運転することができません。そのためか、中古車の価格としてはお買い得な車両が多いようです。
2014年以降のモデルに限って検索すると、走行距離が300未満のほぼ新車同然の車両が50万円程度から売られています。高くても100万円を超えるものは稀なので、マニュアル車が運転できる人であれば、とてもお買い得なモデルといえます。
ミラの場合、新車であっても選択できるオプションはほとんどありません。逆に考えれば、これは最低限必要な装備は標準で備えられているということです。また、ミラであれば、どの車両も搭載されている装備に違いがないということでもあります。
中古車購入に際して注意点があるとすれば、走行距離がかさんだ車両に関してはクラッチの状態に注意することでしょう。マニュアルしかないミラでは、運転者の技量がクラッチプレートの交換時期を左右します。
1万km程度の走行車両では問題ないと思われますが、もし数万kmを走行したような車両であれば、クラッチ交換の有無を確認した方が良いでしょう。
現行モデルではマニュアルミッションのみの設定のミラですが、中古車市場には、AT限定免許でも乗れるCVTモデルの車両(660TXなど)も流通しています。
スタイルや装備も現行モデルとあまり違わないので、もし、マニュアル車に乗れないのであれば、このようなモデルも狙い目となります。CVTモデルは、現行モデルではないので価格が安いという利点もあります。
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