車名:フーガ(FUGA) | |
< 基本スペック > メーカー:日産 JC08モード燃費:8.9〜11.2km/L 新車価格帯:399万円〜555万2400円 |
フーガは日産の技術を集約した高級セダンです。現在は最高峰にシーマ(CIMA)が存在しますが、プレジデントとシーマが生産終了した時は、フラッグシップモデルとして日産の屋台骨を支えていまいした。
それだけにエンジンからトランスミッション、ボディのエクステリアやキャビンの居住性まで細部に渡って工夫が凝らされています。
ボディシルエットはアンダーラインとラジエターグリル以外、どこにも直線がないというくらい緩やかな曲面で構成されており、とくにボンネットとタイヤハウス、ヘッドライトからAピラーにいたるまでの構成面は、グラマラスで有機的な美しさを備えています。
これは風洞実験(風の抵抗)から得られた曲線美で、けっしてデザイン上だけで決められたシルエットではありません。
インテリアで最初に目を引くのは、インパネから助手席ダッシュボード、さらにドアトリムやセンターコンソールを囲む木目パネルです。
本木目で高級家具と同じように熟練の木工職人が細かなペーパーをかけて仕上げ、銀の粉を木目に手作業で刷り込む作業を経て完成する手間のかかったパネルで、1台として同じ木目パネルはありません。
静寂性は高級車の条件ですが、エンジン音に起因するノイズはどうしても車内にこもります。
フーガはこのこもり音を消すために、アクティブ・ノイズ・コントロールを搭載しました。これはこもり音と逆の波長の音をスピーカーで出して、波長を相殺するという新技術です。
後部席は走行中でも頭が振られることなく、手帳へ丁寧に文字が書き込めるほどの耐震性があり、助手席には足の疲れを取るパワーオットマンが標準装備されています。
日産の元フラッグシップに恥じない装備で、まさに走るVIP仕様に仕上がっています。
エンジンはV型6気筒DOHC2.5LとV型6気筒DOHC3.7Lがあり、JC08モードはそれぞれ11.2q/Lと9.4q/Lを記録しています。
車重が1700kgオーバー、2.5Lモデルは165kW<225PS>で、3.7Lが245kW<333PS>のハイパワーであることを考えると、この燃費数値はむしろいい方といえます。
このエンジンと組み合わされるトランスミッションは、マニュアルモード付きフルレンジ電子制御7速オートマチックです。
7速まで使えると低速域でもハイギアードな運転ができるので、燃費走行が可能となるうえ、低速域からハイパワーを使って一気に高速域までエンジン回転を上げることができます。
フーガは後部席優先のVIP仕様というイメージを持たれやすいのですが、じつはドライバーもスポーティな走行を楽しめる仕様になっているのです。
もっとも低価格のグレードは250GT A Pakageで3,990,000円、もっとも高価格なのは370VIPで5,678,000円(すべて消費税込)です。
この価格帯はトヨタのクラウンとほとんど同じ範囲で、国産車の中でクラウンをライバル視していることがよく分かります。
フーガにはガソリン車以外にハイブリッド仕様もあります。V型6気筒DOHCエンジンとモーターの組み合わせは、268kW<364PS>を発生させながらJC08モードは18.0q/Lと高い数値を記録しました。
ハイグレードのHYBRID VIPは、6,476,000円(消費税込)とガソリン車よりも高価ですが、燃費効率を選択肢に入れる人はハイブリッドタイプがお勧めです。
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