車名:スプラッシュ | |
< 基本スペック > メーカー:スズキ JC08モード燃費:20.5km/L 新車価格帯:128万7300円 |
スプラッシュはヨーロッパでAセグメントに分類される、スズキのコンパクトハッチバック車です。
本来、海外販売専用の車で、バッジエンジニアリングによってヨーロッパ全般ではオペルのアギーラとして販売、イギリスではボクスホール・アギーラ、インドではリット、中国では派喜の名前で販売されています。
日本での販売は、ヨーロッパに遅れること7ヶ月後の2008年10月からで、この理由のひとつはヨーロッパでの人気が高いことを受けて国内販売に踏み切ったこと。
もうひとつはスプラッシュを生産しているのがハンガリーで、日本に輸入という形になり、国内でPDI(Pre Delivery Inspection:輸入車を国内の工場で再検査、国内の法規や寝室基準に合わせる整備を実施すること)の後に販売しなければならなかったことがあります。
スイフトと共通のプラットフォームを使っていますが、ホイールベースは70mm長く、全長は95mm短く、全高は90mm高く設計されています。
ヒップポイントを高くする、ヨーロッパAセグメントのドライビングスタイルに合わせたエクステリアで、いかにもヨーロッパの香りがするシルエットを持っています。
インテリアのデザインも素っ気ないほどシンプルで、運転席正面に大型のスピードメーターを配置、その他の燃料計やオドメーター、時刻といった情報はすべて、インフォメーションディスプレイを切り替えて表示するという徹底ぶりを見せています。
ただし、一切加飾のないインテリアですが、質感のクオリティを高くしてシックにまとめているところがヨーロッパ的です。
ステアリングの高さを調整できるチルト機構と、シートスライドは前後に40mm、上下に30mmと幅を大きく取っているので、長身の男性から体重の軽い女性までベストポジションを取ることができます。
エンジンは直列4気筒DOHC1.2Lのみで、JC08モードは19.6q/Lです。
同じスズキのスイフトが26.4q/Lであることを考えると、低燃費といえるほどの結果ではありません。スイフトよりも50kg重いこと、全長が短く車高が高いために、空気抵抗が大きいことなどが影響しています。
またエンジンのチューニングも燃費に影響しているといえます。
国内の1.2Lコンパクトカーは、スポーティ仕様を除けば女性向けのマイルドなエンジン性能を持っていますが、このスプラッシュはあくまでもAセグメント仕様の輸入車であるため、Aセグメントらしく機敏な動きをするためのチューニングがされています。
そのエンジン特性に合わせて足回りも固めにセッティングしてあり、キビキビとした挙動をする車に仕上げてあります。
スプラッシュにグレードはなく、1車種のみで価格は1,287,000円(消費税込)です。
コンパクトでヒップポイントが高く乗降を容易にしている車と聞くと、女性向けのように思われがちですが、じつは足回りも固くエンジンもシャープなセッティングであるため、日本のコンパクトカーをイメージするとかなり想定外の部分が出てきます。
女性でも運転を楽しめる人、ヨーロッパ的フィーリングが好きな人のためのコンパクトカーです。
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