概要 | |||
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メーカー | ホンダ | 車名 | N-VAN |
JC08モード | 17.6〜23.8km/L | エコカー減税 | 0〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1945〜1960mm | 4人 |
荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 最小回転半径 |
1330〜1510mm | 1235mm | 1365mm | 4.6〜4.7m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
126.7〜179.9万円 | -万円 |
2018年7月に発売されたホンダのN-VANは軽スーパーハイトワゴンのN-BOXから生まれた商用バンです。
軽商用バンはエンジンを座席の下に置くキャブオーバータイプが主流ですが、ホンダはあえてフロントエンジンのまま、荷室長が短くなっても荷室全体の容量を増やす商用バンを開発しました。
乗用車ベースなので快適性が高く、商用だけでなくレジャー目的にも適していることが大きな特徴です。
FFベースの商用バンは他にもダイハツのハイゼットキャディーがあります。
ウェイクの改良版で全高は1850mmですが、N-VANのハイルーフはそれをさらにしのぐ1960mmに設計されています。これはトヨタのフルサイズミニバン、アルファードとほぼ同じ高さです。
荷室容量だけでなく、随所に独自のアイデアを盛り込んでユーティリティ性を高めている点が、いかにもホンダ車らしいところです。
助手席側後部スライドドアはセンラーピラーレスになっています。軽乗用車ではダイハツのタントが「ミラクルオープンドア」の名称で採用していますが、軽商用バンでは初となります。
助手席ドアを同時に開くと1580mmの大開口幅となり、1280mmの開口高があるので大きな荷物も横からラクに積み込むことができます。
バックドアを開くことができないスペースや交通量の多い道路沿いなどの作業でおおいに役立ちます。なお、センターピラー機能は助手席ドアとスライドドア両端に組み込まれており、ボディ強度は十分に確保されています。
FF商用車のメリットは床下に駆動ユニットを持つキャブオーバー型に比べて荷室床面が低いことです。
さらにN-VANはホンダの特許技術センタータンクレイアウトを採用しているので荷室床面地上高はわずか525mmしかありません。
また床面は座席のダイブダウン機能でフルフラットになるため、荷物を安定させて積み込むことができます。作業者の腰の負担や効率性を考えた設計といえます。
フロントにエンジンをレイアウトすると、どうしても荷室長さはキャブオーバー型に比べて短くなります。N-VANはこのデメリットを多彩なシートアレンジで解消しました。
助手席までダイブダウンさせてフルフラットにすると片側1960mmの荷室空間が生まれ、カーペットなど長尺物まで積載できます。後部席は左右独立なので長尺物を積んでも2名乗車が可能です。
エンジンは自然吸気タイプとターボ装着タイプの2種類が用意されています。積載重量350kgいっぱいまで積むことが多い、あるいは作業や集配の地区が坂道といった場合はハイパワーのターボ装着タイプの方がストレスなく走れますが、かさばる荷物が主でストップ&ゴーを頻繁に繰り返すといった仕事では自然吸気タイプの方が向いています。
最高出力39kW(53PS)、最大トルクは64N・m(6.54klgf・m)あり、中低速でパワーを発揮するチューニングになっています。短距離走行で加速・減速を繰り返しても燃費効率が良く、スムーズに走行できます。
予防安全装置は最新のHonda SENSINGが全グレードに標準装備されました。
フロントグリルに設置したミリ波レーダーとフロントガラス上部の単眼カメラで前方を検知、歩行者や障害物、前方車両との衝突を防止または軽減するブレーキシステムの他、誤発進抑制や標識認識など合計10種類の機能が備わっています。仕事を安全に進める上でも欠かせない装置です。
N-VANには一般グレードの他に+STYLE FUNがあります。現在は販売終了しているNシリーズの中にN-BOX+がありました。
車内のユーティリティ性を向上させたことが特徴で、+STYLE FANはその後継的存在です。
室内装備は一般グレードと変わりないものの、ボディカラーはブリリアントスポーティ・メタリックやプレミアム・ピンクなどカラフルな色が用意され、ヘッドライトが丸目になるなどエクステリアに商用バンのイメージはありません。
荷室側面にはユーティリティナット、荷室床面にはタイダウンフックがついています。これらと専用アクセサリー類のマルチボードやインナーパイプなどを荷室に設置できるので仕事に合わせた空間アレンジができます。
アクセサリー類はいろいろな仕事のためだけではなく、趣味に使えるパーツも用意されています。
定番の車中泊セットや競技バイクセットなど多彩に揃っており、アウトドアレジャーの快適性を高めてくれます。
N-VANは2017年7月の発売なので一般ユーザーの中古車は出回っておらず、わずかに登録済未使用車が販売されているだけです。
登録済未使用車は販売価格が新車と同程度でもオプションがついて車検残が多いため、乗り出し価格(総支払額)が安くなるというメリットはありますが、現在では選択肢が少ないというデメリットがあります。
2018年末になるとディーラー登録の未使用車が出回るので、N-VANの中古車を購入したいユーザーはそれまで待った方が得策です。
どうしても今すぐ、FFベースの商用中古バンが欲しいという人はハイゼットキャディーを探してください。
中古車市場での流通量は多くないものの、登録済未使用車から一般ユーザーの中古車まで出回っています。2016年式走行距離1〜2万kmと状態の良い車種が100万円前後で購入できます。
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