概要 | |||
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メーカー | ボルボ・カーズ | 車名 | S60 |
JC08モード | 15.9〜20.0km/L | エコカー減税 | 20〜100% |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4635mm | 1865mm | 1480mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
-mm | -mm | -mm | 5.5〜5.8m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
449.0〜859.0万円 | 115.8〜315.0万円 |
ボルボのS60はアウディA4やメルセデス・ベンツCクラスなどが属する欧州Dセグメントのアッパーミドルセダンです。現行モデル2代目は2011年3月より国内販売されています。
2001年に登場した初代はフォード傘下の影響が色濃く残っていてあまり魅力的な車種ではありませんでしたが、2代目はボルボ本来のアイディンティティが盛り込まれ、ラインアップ全体の統一感を保つと同時にDセグメントでもライバル車に負けない個性を放っています。
S60の魅力はベンチマーク的存在の車種、BMWやメルセデス・ベンツなどにおもねることなくスカンジナビア・デザインのオリジナリティを堅持していることです。
採光を巧みに取り入れるエクステリアやフリーフローティングセンタースタックと呼ばれるボルボ特有のパネル状センタークラスターに北欧家具を思わせる本木目パネルを取り入れて最新のメーターパネルと調和させている点などが、いかにもボルボのセダンを思わせます。
ボルボは新しいボルボ車による事故で発生する死亡者や重傷者を2020年までにゼロにする「VISION2020」の目標を掲げています。
さすが、つねに安全性を最優先課題にして3点式シートベルトを開発し、その特許を無償で開放したメーカーだけのことはあります。
日本のメーカーも便利な自動運転ばかりに取り組まず、欧州車のマネをした安全装置だけでなくボルボを見習って日本独自の先端的な安全装置を開発してもらいたいものです。
2代目にモデルチェンジしたS60の先進安全性能は10種類に及び、すべてのグレードに標準装備されています。
メルセデス・ベンツも安全性能ではベンチマーク的存在ですが、グレード別でオプション設定になっている点がボルボと異なる点です。
10種類のうちのひとつ、歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキシステムはミリ波レーダー、赤外線レーザー、デジタルカメラを使って前方を検知します。
パッシブセーフティではボルボ伝統のSIPS(側面衝撃吸収システム)が衝突の際の衝撃を分散、室内のダメージを軽減させます。「世界でもっとも安全なファミリーカー」と呼ばれるに相応しい安全性能です。
S60が搭載しているエンジンは欧州のダウンサイジング化に同調しており、コンパクトな直列4気筒にインタークーラーとターボチャージャーを装着して低燃費と高出力を両立させています。
ガソリン仕様は1.5Lと2.0Lがあり、それぞれのJC08モードは16.5km/Lと14.7km/Lです。また2.0LのクリーンディーゼルモデルはS+60のラインアップの中でもっとも優れた20.9km/Lを記録しました。
燃費効率を高める機能としてガソリンモデル、ディーゼルモデルの両方に採用されているのがDrive-Eです。
アイドリングストップと同じ動作をするStart/Stop機能やドライビングスタイルで最大5%の燃料消費を削減するECO+モード、さらに65km/h以上の時にアクセルペダルから足を離すとクラッチを切り離し、エンジンブレーキを効かせずに惰性走行させるECO COAST機能などが含まれています。
ボルボは長年に渡って世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦しており、レースを担当しているのがポールスター部門です。
レースで培った技術を市販車にフィードバックしているのがポールスター仕様で、現行モデルは世界で1500台、日本では20台が限定販売されました。
ポールスターは2018年から電気自動車専門のブランドになることが確定しているため、S60現行モデルは最後のポールスター仕様になります。
ただし、コンプリートカーとしては最後でもポールスターのネーミングによるソフトウェアやハードウェアのアップデートは継続されます。エンジンは同じ直列4気筒2.0Lですが、ターボチャージャーだけでなくスーパーチャージャーも装着され、最高出力は367PSまで引き上げられています。
ハイパワーというだけでなくアクセルレスポンスや走行性能に合わせた的確なエンジン回転数の選択など、スペックに表れないスポーツ走行のための機能を装備していることが特徴です。
なお、エクステリアはスタンダードなS60で、ポールスターと判断できるのはラジエターグリルの青いエンブレムだけです。
最近、めっきりと少なくなった「羊の皮を被った狼」という形容詞がぴったりのハイパフォーマンスカーです。
2代目現行モデルは2011年からの販売ですが、セダンであることに加えて現段階ではドイツ御三家ほどのネームバリューがないことから中古車市場に流通している車数はそれほど多くありません。
その分、輸入車であることも手伝って中古車価格は比較的安値傾向になっています。
安値側では2013年式走行距離5〜6万kmの1.5Lモデルであれば110〜130万円の範囲内で状態の良い車種が購入できます。
ポールスターは2014年から特別仕様車として3回、これまで300台前後が販売されており、車数は圧倒的に少ないものの中古車市場で探すことができます。
コンプリートカーは年式を問わず600〜700万円、ポールスターのアップデート仕様は250〜300万円が相場です。
BMWのMシリーズを購入するよりもずっと安くハイパフォーマンスカーを手に入れることができます。
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