写真 | 概要 | 詳細 | |
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メーカー | トヨタ | ||
車名 | カムリ | ||
JC08モード燃費 | 28.4〜33.4km/L | ||
エコカー減税 | 100%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4885mm | 1840mm | 1445mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
2030mm | 1535mm | 1185mm | 2487cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
329.4〜419.5万円 | 77.5〜159.0万円 |
トヨタのアッパーミドルセダン、カムリが2017年7月にフルモデルチェンジを行いました。
カムリはトヨタの世界戦略車の中でもっとも売れているセダンで、北米を中心に全世界で累計1800万台の販売実績を持つベストセラーカーです。
しかしメルセデス・ベンツEクラスに匹敵するボディサイズやセダンの不人気から国内販売はけっして好調とはいえませんでした。
今回のフルモデルチェンジでトヨタはカムリの販売チャネルを拡大、ラージサイズのハイブリッド車でも価格が比較的安いといった魅力や最新の予防安全装置を搭載するなど装備を充実させ、国内の販売台数増加を狙っています。
エクステリアは全面的に刷新され、先代の雰囲気をまったく感じさせないニューデザインになっています。
フロントマスクは台形のロアグリル面積を大きく取った、最近のトヨタ車に共通するアイコンのキーンルックを採用していますが、アッパーグリルのスリム化と立体化させたロアグリルで高級感を持たせ、同じキーンルックのカローラやヴィッツなどの大衆車と一線を画しています。
カムリの特徴は大きなボディサイズを持ちながら装備は必要十分なだけを用意、華美にせずシックにまとめていることです。
その特徴は車内にも生かされています。インテリアデザインはオーソドックスでありながらも複数の色や素材を組み合わせたフレックスコーディネーションを導入して空間的な広がりと奥行きを演出しています。
後部席は大人3人が座っても十分な広さを持っていることに加えてトランクはゴルフバッグ4個を積める524Lを確保、さらにトランク内のレバーを引いて6:4の後部シート背もたれを前倒させると、トランクスルーの空間ができるため、長尺物を積載することも可能です。
ハイブリッド車セダンでありながら、これだけ広い車内空間を確保できたのはトヨタの新プラットフォームTNGAによる設計が大きな理由です。
従来、トランクを圧迫していたバッテリーを後部席下にレイアウトしたことで車内空間を広げると同時に低い重心位置を実現しました。
サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーン式を採用しており、リニアな操舵性と快適な乗り心地を両立させています。
搭載されているエンジンは直列4気筒の2.5Lでハイブリッドモーターと組み合わせた時の最高出力は155kW(211PS)とパワフルです。
軽快な走行を楽しめる一方でJC08モード最高33.4km/Lとセダンではトップクラスの燃費効率も両立させました。
エンジン全体の効率化とハイブリッドシステムの小型化に加え、フルアンダーカバーやボディ細部に設置されたエアロスタビライジングフィンなどの空力性能も燃費効率に大きく寄与しています。
余裕あるエンジンパワーは運転者の好みのモードに変えることができます。
パワーをフルに使って加速レスポンスを良くしたりステアリングの操舵性を高めたりして爽快な走りを楽しむのであればスポーツモード、パワーよりも燃費効率を優先するならエコモード、走りと燃費を両立させるならノーマルモードを選択することができ、さらにエンジン音や排気ガスを出さずに走行できるEVモードも備わっています。
予防安全装置にはトヨタの最先端システム、Toyota Saftey Sense Pが採用されています。
フロントガラス上部の単眼カメラとアッパーグリル内のミリ波レーダーによって前方車両や歩行者を検知、衝突の危険を回避または衝突時の被害を軽減させるシステムの他に、車線逸脱防止や先行車との車間距離を保ったまま追従走行する機能、夜間は周囲の明るさと対向車のライトを検知して自動的にハイビームに変える機能などが備わっています。
さらにオプションのT-Connect SDナビゲーションシステムを装着すると後方にもクリアランスソナーとレーダーが装備され、バックで駐車場から出る時に左右後方から来る車両の注意喚起や車線変更時の左右後方確認をアシストします。
トヨタのフラッグシップモデル、クラウンほど乗員のための至れり尽くせりといった装備はありませんが、セダンに必要な装備を十分に備えてシックなデザインにしているコストパフォーマンスの高さがカムリ最大の魅力といえます。
最新モデルのカムリは10代目なので中古車を購入する場合は必然的に9代目以前の車種となります。
全幅1.82mと大きく、セダンが国内ではあまり人気がないことから比較的安値で購入できますが、中古車市場に流通している車数の少ないため、好みのボディカラーやグレードを選べないことがウィークポイントとなっています。
狙い目は2011年から17年まで販売された9代目ハイブリッド仕様で、走行距離が5万km以下、160万円以下であればお買い得の1台となります。
中古車市場に流通している車数は8代目の方が多く、しかも走行距離が短くて状態の良い車種が揃っています。
ハイブリッドにこだわらずガソリン車でも構わないというのであれば、8代目でも十分にコストパフォーマンスを発揮します。
登録最終年度となる2010年式は走行距離3〜4万kmで100〜110万円が中心価格帯となっており、2009年や2008年式では走行距離2〜3万kmでも100万円を下回る車種が販売されています。
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