公式サイト:廃車王
不動車や事故車が査定0円になるのは分かるけれど、たとえ過走行や古い年式でも十分に走る車がタダというのは納得できない、と感じるユーザーはけっして少なくありません。
そんなユーザーに好評なのが「廃車王」です。
最近は全国ネットでCMを流すようになったので知っている人も多いでしょう。
CMはかなりシュールですが評判は意外と高めの廃車専門買取業者です。
車を高く売る方法は下記の2パターンあります。
公式:かんたん車査定ガイド
こちらは自分で複数業者に見積もりをとって価格交渉が必要です。
公式:ユーカーパック
ユーカーパックの担当者が複数の買取業者間で価格競争を代行してくれるので交渉事が苦手な方はこちらがおすすめです。
廃車王の創立は2005年11月(当時の名称はくるマック)と、買取業者としての歴史は浅いものの全国に150店舗あることからすでに利用者が多く、口コミも相当数に上ります。
口コミの良い内容は比較的多く見つけることができましたが、悪い口コミはなかなか見つけることができませんでした。
そこで、買取に関する良い口コミを掲載すると同時に、悪い口コミではちょっと気になるネット上の評判について検証します。
ちなみに今乗ってる車、当時顔が気に入って買ったんだけど、突然すでに生産は終了、乗ってる人自体もめっっっったに見ない。
— ジョーは犬??と添い遂げる (@6464prpr) 2020年1月21日
「よくまだ乗ってるな」と言われていた頑張り屋さんは、当然下取りさえ出来ず、廃車王さんで五千円という査定額を頂きました。
もう数日だけ、走っておくれ。
後輩の水没したセルシオ君
— KAMO蔵 (@torigai1439) 2018年9月7日
廃車王に連絡したら2万円で買い取ってくれた
良い口コミで目立ったのは、「他業者では査定0円と言われた車種でも買取価格をつけて引き取ってくれた」という内容です。
事故車や不動車が査定0円になるのは誰でも想像がつくことですね。
しかし本来なら買取価格がつく場合でも査定0円のケースは意外とあるのです。
たとえば、その1つが口コミの1番目にあるペットを頻繁に乗せる車です。
車内の臭いは査定の大きな減点対象になるため買取業者は敬遠しがちで、処分する方法は廃車だけというのはけっして珍しいことではありません。
他にも水没車など自然災害で大きな被害を受けたために査定0円と提示された人は、廃車王に相談されることをおすすめします。
画像・データ引用元:メーカー公式「廃車王公式サイト」
ここで気になるのが「レッカー料金は(原則)かかりません。」という1文です。
原則ということは例外もある、ということですよね。
どんな事例が原則外になるのか、気になったので直接、廃車王に聞いてみました。
電話に出たオペレーターによると、「不動車でもタイヤが動く状態であればレッカー車で引き取ることはできるが、タイヤが動かない状態だと積載しなければならないため、状態によってはレッカー料金が発生する場合がある」という回答でした。
また引取対象の車の前まで行けない状態(道幅が狭いなど)だと、車を移動するための作業代が発生する可能性もあります。
いずれにしても、事前に料金の発生が分かるので、引き取りを考えている人はまず廃車王に相談してはいかがでしょう。
オペレーターの対応はとても親切なので、いろいろな質問に快く答えてくれます。
他業者から買取価格がつかなかった人におすすめです。
しつこい営業電話があったという口コミも見当たらないので、交渉が苦手な人や廃車手続きを早く済ませたい人にも向いていますね。
ただし、少しでも高く売りたいという人には向いていません。
事故車や不動車の場合、交渉で粘っても高くなるのは千円単位です。
また過走行車や古い年式の車種も引き取りの対象となりますが、この場合は他業者よりも買取価格が確実に高くなるというわけではありません。
車が動く場合はとりあえず一括査定サイトで一般的な業者に出張査定を依頼し、すべての買取業者から査定0円と提示された後に廃車王を利用しても遅いということはありません。
引き取りやレッカー代は原則無料であり、例外も発生するというのが欠点でしょう。
上記のように、タイヤまでロックされた状態の不動車やレッカー車が入れないような場所が例外であることは分かりましたが、他にどのような例外があるのか不明です。
また例外の際の料金がどのくらいかかるのか、それも利用者としては気になるところですね。
フリーダイヤルに相談すれば回答が得られると分かっていても、やはり電話が苦手な人にとっては利用しにくい点といえます。
すべての例外を記載するのは無理だとしても、やはり公式サイトには一例とか、その際に発生する料金を表記してもらいたいものです。
画像・データ引用元:会社公式
社名 | 株式会社NGP |
---|---|
設立年月日 | 1990年11月 |
事業内容 | 中古車の買取並びにNGPシステムの運営管理 |
資本金 | 4千万円 |
本社所在地 | 〒108-0074 東京都港区高輪3-25-33 長田ビル2階 |
廃車王は会社名ではなく、株式会社NGPの登録商標であり、事業部門の名称です。
NGPは日本の自動車リサイクル業界で唯一、経済産業大臣の認可を受けたNGP日本自動車リサイクル事業協同組合が出資した会社です。
この事業組合に加盟している業者のうち、約150店舗が廃車王の登録商標を使っています。
つまりNGPが窓口になり、廃車を希望する利用者の近所の加盟業者が引き取りを行うのというのが廃車王のシステムです。
不動車や事故車であってもリサイクルできる部品があることから、この事業が成り立っているわけですね。
2017年度の使用済自動車(廃車)は約3,097,000台で、そのうち約698,300台、約20%をNGPが処理しています。
廃車王は加盟している全国150店舗の自動車解体業者によって成り立っています。
これらの業者は買い取った車を再販するのではなく、解体して使えるパーツの安全性や耐久性をチェックした上で中古部品として再販しています。
いわゆるアフターマーケット部品とかリユース部品ですね。
廃棄物を極力少なくすることは環境にも役立ち、使える部品を流通させることは経済性を求める利用者にとって嬉しいポイントとなるので社会的に意義のあるシステムといえます。
LINEによる査定方法はとても簡単です。
「友だち追加」からID検索をタップ、「@mcu5408t」で検索すると「NGP廃車王【公式アカウント】」が出るのでこれを追加、廃車王から必要な情報入力や注意事項が送られてくるので、それに合わせてメッセージを送るだけです。
その際、車の画像があれば査定価格がより正確になります。
金額に納得したら引き取りの依頼となり、納得できない場合は連絡しないだけで済みます。
連絡のための電話番号は記載されていますが、入力情報には利用者の電話番号が必要ではないため、しつこい電話がかかってくる心配はありません。
利用者にとっては、とても嬉しい特徴ですね。
廃車王のキャラクターは古代エジプトのファラオです。
廃車王と古代エジプトの王を関連付けているのは分かりますが、かなりシュールでしかも全国ネットに流すTVCMはそのテーマソングと合わせてかなり強力なインパクトがあります。
廃車王に関するTwitterでもTVCMの内容がもっとも多く「なぜファラオ?」とか「気がつくとテーマソングを口ずさんでいた」など、そのインパクトぶりが伺えます。
廃車王の知名度アップに、大いに役立っているCMです。
最近の車は性能がよく壊れないので、車を購入する人の約6割もの人が、中古車を選択しています!
中古車販売シェアNO.1のガリバー では、欲しい車種を入力後、専門のコンサルが無料で非公開中古車を探してくれます。※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
車選びに夢中になるばかりに古い車をそのままお店に「下取り」に出してしまうと、安く買い叩かれたり値引き額と調整されて結局損をするケースが多くなっています。
複数の買取専門業者に査定依頼をして価格を比較することが大切です!
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