年間走行距離に合わせて、利用距離が短いほど保険料が安くなる自動車保険が存在します。
保険会社にとってはリスク細分型として、利用距離が少ないユーザーはそれだけ事故リスクが下がるため、保険料を安くすることができるのです。
現在数社がこの方式の保険加入サービスを行っていますが、走行距離による区分は会社によって微妙に異なるものとなります。
ソニー損保やチューリッヒは四段階に別れていますが、アクサダイレクトは3段階となっています。
したがって同じ申告走行距離でもこの区分の違いで微妙に保険料が変わってくる可能性がありますから、比較見積もりをしてみるのがお勧めとなります。
この走行距離事前申告型自動車保険で気になるのは、申告距離を越えてしまった場合どうなるのかといことですが、たとえば年間5000kmといいながら1万km走ってしまうと契約内容と異なってしまうことになります。
この場合重過失と認められますと、最悪保険金を受け取れないというケースがあります。
また著しく実走行距離が事前申告と異なる場合も、追加保険料の支払を求められることがありますので、補償を受けられないといったことになる前にまずは保険会社に正確に状況を報告することが重要になります。
そんな中で、ソニー損保には事前申告を越えた場合と少なかった場合のサービスが存在します。
まず走行距離を越えた場合には、連絡や追加保険料は不要となる超えても安心サービスというものがあるのです。
ただ、条件は使用目的があくまで家庭用として変更がなく、実走行距離が次回の走行距離区分で継続となることとなるのだけは予め理解が必要です。
逆に年間の走行距離が短かった場合には、差額保険料に該当する額を翌年の継続契約保険料から差引いてくれるという繰越割引も設定されています。
この場合の適用は、上限キロ数より1000キロ以上少ないことが条件となります。この仕組みならば多くても少なくても心配しないで済むところがなかなかよく出来ているといえます。
さらにあいおいニッセイ同和損保では、実走行距離連動型自動車保険を販売しています。
こちらはカーナビを通じて保険会社に連絡がいくもので、かなり実務的な保険ということができます。
このように走行距離に応じた自動車保険にも様々なタイプが存在することがわかります。どれがもっとも自分のカーライフにマッチングするものであるか、よく比較してみてそのメリット、デメリットを勘案してみることが必要となります。
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