自動車保険には、万が一のための補償以外にも様々なサービスが提供されるものが多くなっています。
たとえば主要な保険では、レッカーサービス、ガス欠補給、バッテリー切れ対応、キー閉じこみ、タイヤ交換、事故の際の宿泊費や交通費負担、車上荒らしの補償などを行ってくれるものが増えています。
レッカーのサービスは30キロから50キロ程度までのものが多くなっていますが、損保24やチューリッヒ(特約付帯)などは100キロまでのサービスをつけています。
100キロですと箱根で故障しても東京まで戻れる距離ということになります。ガソリンの補給は有料のところもありますし、10リッターまで無料としているところもあります。
バッテリー切れは多くの会社がカバーしてくれます。夏にバッテリーが弱っているとエアコンをかけただけでもバッテリー切れになることがありますから、これは助かるサービスです。
キーの閉じ込みは最近のキーレスエントリーのクルマではほとんどなくなりましたが、殆どの会社が対応してくれます。
タイヤ交換も一部の会社は車両保険加入を条件としているところもありますが、基本的には対応してくれるものとなっています。
最近ではほとんどパンクもしなくなりましたが、それだけに自分で交換できる人も減っており、これも助かるサービスといえます。
事故の際の宿泊費や交通費は特約付帯でなくてもつけてくれるところがありますので、こちらは差別化ポイントといえます。
ただ、クルマのドライブ先でのこうしたトラブルというのも10年に1回あるかどうかのものですから、リアリティがどこまである話なのかは、また別問題としてとらえるべきかもしれません。
むしろ現実的なのは車上荒らしの補償です。これは殆どの保険会社は車両保険で補填、もしくは車両保険に付帯の特約契約で補償してくれることとなっています。
クルマごと盗まれるのも深刻ですが、意外に多いのがこうした車上荒らしの被害ですから補償がついているのはかなり安心といえます。
こうしたサービスはあくまでも付帯のものです。したがって商品選択の決定的な決め手にはなりにくい部分もありますが、ついていれば安心であることは間違いありません。
したがって同じ加入料なら、多くのサービスが付帯されているものをうまく選択していきたいものということができます。
クルマ自体のトラブルに対するサービスはどこの保険会社も基本的に外部委託になりますので、サービスレベルには大きな差があるわけではありません。
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