自動車保険には運転者限定契約を結ぶことが可能です。
保険会社にとっては特定少数の人の運転に対して補償を行うことが、もっともリスクの少ない保険の引き受けになるわけですから、特定の契約者および運転者名を明記して契約することは、保険料を安くするひとつの大きなポイントとなります。
この場合、運転する人の数が減れば減るほど保険料は安くなります。 まず一番安いのは本人だけの限定契約です。
次に安いのはご本人と配偶者のみ。さらに家族限定を設定することも可能です。ご本人と同居親戚、別居の未婚の子供が対象となります。
さらに運転者限定なしで友人、知人も運転できるように設定することも可能ですが、料金は少しづつ高くなることとなります。
これは保険会社、および加入している等級にも左右されますが、家族限定で契約をしておき、夏休みとか冬休みなどの1週間程度の特定期間だけ他の人も運転するのであれば、家族限定を一定期間だけはずすことも可能なのです。
この場合日割りで割り増し計算をしてくれますので、必要分だけ支払えばいいことになります。ただ、これが適用されるためには一定の等級での取引が必要となりますので、昨日契約してすぐ明日から数日間はずすというわけにはいかない場合もあり、注意が必要です。
また人のクルマを運転する機会がある場合には、逆に他車運転危険担保特約に加入していれば、他人のクルマを運転して遭遇した事故にも対応してもらうことができて安心です。
この保険の場合には対人賠償や対物賠償に限って、自分が加入している保険を他のクルマの運転時にも使えるという補償内容です。
ただし搭乗者保険などは他のクルマには適用されませんので、あくまで第三者の人やモノに対してだけ補償されるということは理解しておく必要があります。
保険の場合には引き受ける保険会社側が設定した細かな約款がありますので、それに基づいた補償しか受けられません。
これに精通するのはなかなか大変なことではありますが、効果的で適切な利用をしようと思うとどうしても詳しくならざるを得ないというのが実情になってしまいますね。
特に通販型の自動車保険の場合には、価格を下げてもらう代わりにすべて加入者が自己判断でどう契約するかを決めなくてはならないことも多いので、ちょっと大変な部分もあります。
ただ、多くの保険会社ではこうした疑問にしっかり応えるFAQなどを用意していますので、丹念に読み込めばきっと理解することが出来る内容でもあるのです。
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