自動車保険の保険料算定には、加入契約者の等級も大きく影響を与えます。
ノンフリート契約と呼ばれる、契約者の所有台数が10台以下の契約の場合、必ずこの等級がついてくることになります。普通の人はノンフリート契約ということです。
普通この等級は新規に加入しますと6等級からスタートします。1年間加入して保険を使うことなく更新となれば等級は1つあがり7等級となります。
これにより割引率も上がり、だんだんと保険料は安くなるというのがこの仕組みの概要です。
10年間加入して無事故でいれば16等級までアップすることになりますが、普通の保険会社の場合には16等級から上は割引率が6割となり同じとなるのが殆どです。
ただ、20等級で事故を起こして保険を利用し、翌年3等級下がっても保険の割引率は同じになりますから、少しでも高い等級にいることは確実にメリットになるものなのです。
ところでこの等級には1から5までのデメリット等級というものも存在します。6等級で加入していきなり事故を起こせば3等級下がりますので3等級に降格となるケースもあるのです。
これが頻繁に事故を起こして1等級や2等級に降格されてしまいますと、保険料が高くなるだけではなく、保険会社から要注意人物として加入を拒否されてしまうケースもあるのです。
自賠責保険はどんな運転者でも加入は義務ですから拒否されることはありませんが、任意の自動車保険の場合には保険会社が引き受けなければ保険に入れないという不測の事態に陥ることもあるのです。
ところで、同じ契約者で複数のクルマの保険に加入するという場合には、セカンドカー割引を利用することも可能になります。
このセカンドカー割引なら7等級からスタートしますので、10%程度の割引を得ることができます。これは異なる保険会社でも適用になりますが、1台目のクルマの契約が11等級以上であることや2台目のクルマも被保険者、所有者が同じか配偶者、同属の親族の名義などになっている必要があり、条件は保険会社によって微妙に異なりますので、いくつかの保険会社で確認をしてみることをお勧めします。
また保険会社によっては複数契約割引を設定しているケースもありますので、いくつかの保険会社で確認をしてみると、思わぬ割引料金の適用を受けることができることもあるのです。
こうした割引は通販型の自動車保険でも設定されていますので、いろいろと調べて問い合わせをしてみるとホームページ上ではあまり説明されていない内容であっても、正確に回答してもらうことが可能となります。
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