子供と言っても、その年齢は乳児から高校生まで幅広くまたがっています。車選びはそれぞれの年齢に適したサイズや装備を持っていることが大切です。
この記事では子供の年齢に最適な装備を持つ人気車種を選びました。乳児〜幼児編、小学生編、中学生編、高校生編に分かれており、自分の子供の年齢にぴったりの人気車種が分かるようになっています。
車種によっては中古車でかなりお得に購入できることもあります こちらから
目次
乳児や幼児を乗車させる際、ママが抱っこしなければならない時もあれば、車内でオシメを変えたり授乳させたりする時もあります。車選びは室内が広いというだけでなく、動きやすさと利便性も重要なポイントです。
新車価格 | 159.6〜188.0万円 |
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中古車価格 | 69.8〜127.6万円 |
燃費(JC08モード) | 25.6〜27.0km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2240mm×1350mm×1400mm |
荷室長 | 153.5cm(後部席収納時) |
N-BOXのスーパースライドシート仕様は助手席のスライド幅が57.0cmあります。運転席側リアシートにチャイルドシートを設置しておけば、ママが助手席に座ったまま世話ができることに加え、助手席を前方いっぱいにスライドさせれば広いフロアが生まれるので、そこに座ってゆったりと面倒を見ることもできます。
助手席のスライドレバーを前後に配置したので、どの位置からでもラクに動かせます。
乳児や幼児のいる家族にとってファーストカーの資格を十分に備えていることがN-BOXの人気を支えています。
室内はブラウンとアイボリーを組み合わせて上質な雰囲気にまとめ、フロントピラーを高剛性の極細仕様にしたことで視界が広く、運転席のヒップポイントが高いので運転に慣れていないママでも安心して運転できる設計になっています。
室内の広さは軽自動車の中でトップクラスです。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用したことにより、後部席は身長170cmの大人が乗っても足が組める余裕があります。
また後部席背もたれにはダイブダウン機構がついているので床下に収納でき、フルフラットな荷室を作り出せます。幼児が小学生になっても十分に対応できる車種です。
新車価格 | 122.0〜162.5万円 |
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中古車価格 | 59.8〜126.6万円 |
燃費(JC08モード) | 24.6〜28.0km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2200mm×1350mm×1365mm |
荷室開口幅×開口高 | 1080mm×1045mm |
スライドドアを持つ車種で初めてセンターピラーレスを実現したのが軽スーパーハイトワゴンのタントです。助手席側のドアとスライド式のミラクルオープンドアを合わせた開口部は1490mmと広く、A型ベビーカーをたたまずに後部席フロアへ収納できます。
助手席ドアとスライドドアの両方にピラーの強度を確保しているのでボディ剛性もしっかり確保しており、運転に不安を感じることはありません。
N-BOX登場前は乳児や幼児のいる家族から圧倒的支持を受けていただけに、室内は子育てに嬉しい装備と工夫が見られます。
床面は前部席、後部席ともにフラットなので移動しやすく、シートは撥水仕様なので飲み物や食べ物をこぼしても拭き取りが簡単で室内を清潔に保つことができます。また運転席後部もスライドドアになっているので、狭い駐車場でも両隣の車に気を使うことなく乗降や荷物の積み下ろしが可能です。
予防安全装置にはダイハツの最新技術、スマートアシストVが採用されました。衝突回避支援ブレーキなど前方への予防安全に加え、後方にもレーダーセンサーを設置、誤発進を抑制して制御する機能までついています。
同乗の乳児や幼児に気を使うだけに、安全支援装置は欠かせない装備といえます。
新車価格 | 145.9〜217.9万円 |
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中古車価格 | 69.7〜149.8万円 |
燃費(JC08モード) | 22.0〜32.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2515mm×1420mm×1360mm |
荷室開口幅×開口高 | 1065mm×960mm |
ソリオはコンパクトサイズのワゴンです。軽自動車よりも広い室内空間を活かして前部席から後部席へウィークスルーできることが大きなセールスポイントです。
後部席の乳児や幼児の世話をする時、前部席から外に出ることなく後部席に移動できるのは雨の日や夜間に大変便利です。
また床面がフラットなので運転席のママが後部席に移動した後、助手席のパパが運転席に移るといった横移動もスムーズに行えます。
軽スーパーハイトワゴンを5ナンバーサイズにそのまま拡大した設計なので、軽自動車に慣れているママでも違和感なくステップアップできます。5ナンバーサイズといっても全幅が1625mmと扱いやすい大きさになっていることも特徴です。
ハイグレードにはハイブリッドシステムが搭載されています。モーターだけでクリープ走行ができるため、早朝や深夜などの出庫で周囲にエンジン音の迷惑をかけることがありません。
JC08モードは32.0km/Lとコンパクトワゴンではトップクラスの燃費効率を備えており、家計にも嬉しい機能といえます。
その他、両側スライドドアは電動式、指先を触れるだけで解錠とオープンができることや後部席専用に温風を送るリアヒーターなど子育てママと子供の両方に快適な装備が整っています。
小学生になれば子育ての手間が少なくなる分、活動的になって行動範囲も広がるので車の重要性が高まります。子供の友達や祖父、祖母とのドライブも増えることを考えると、3列シートのミニバンがベストです。
新車価格 | 177.6〜253.2万円 |
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中古車価格 | 109.8〜159.8万円 |
燃費(JC08モード) | 15.4〜28.8km/L |
乗車定員 | 5〜7名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2535mm×1470mm×1280mm |
荷室幅×荷室高 | 1260mm×1085mm |
3列シートを備えていながら全長が4.26mと短く、最小回転半径が5.2mと小さいので取り回しがラクなことです。普段、3列シートを使うことはあまりないけれど、たまに7人乗ることがあるという家庭にぴったりです。
3列目シートはシアターレイアウトなので圧迫感が軽減されており、短い時間であれば大人2人でも十分に快適性を保てる設計です。
エクステリアは一般的なミニバンの平面構成と違い、曲面を多用しています。トレッキングシューズをイメージしたデザインはワクワク感があり、子供に乗ることの楽しさを与えられます。
インテリアはエクステリアと違ってスタンダードな雰囲気でまとめられ、大人でも違和感なく乗れるバランスの良さが人気要因のひとつです。
3列目の背もたれはダイブイン機能を使えば床下に収納でき、フルフラットになる荷室長は1430mm、さらに2列目背もたれを収納すると2065mmまで広がります。
床面までの地上高はわずか330mm、加えて乗降用アシストグリップが装備されているので低学年の小学生でもスムーズに乗降できます。子供の快適性とユーティリティ性を両立させた車種です。
新車価格 | 244.5〜355.9万円 |
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中古車価格 | 109.0〜215.5万円 |
燃費(JC08モード) | 15.4〜25.0km/L |
乗車定員 | 6〜8名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 3220mm×1500mm×1450mm |
荷室開口幅×開口高 | 1180mm×1270mm |
リアゲートは一般的な上に跳ね上がる機能だけでなく左側半分が横に開く機能がついています。
この「わくわくゲート」がおすすめのポイントです。スーパーなどの駐車場で後ろに跳ね上げるだけのスペースがない時でも荷物を積むことができ、開口部地上高が445mmと低く設計されているので子供がスムーズに3列目シートへ入れます。ホンダらしいアイデアが盛り込まれたミニバンです。
車内は子供と大人が快適に過ごせる機能を満載しています。6人乗りの2列目キャプテンシートを選べば1列目から3列目までウォークスルーができるので車外に出なくても移動できる他、3列目の左サイドにはDC12Vの電源を設置、バッテリーを気にせずゲームも楽しめます。
また子供が座席で寝てもスライドドア両側に装備されたロールサンシェードを使えば日焼けを防げます。
要因は快適性だけでなく走行性能にもあります。2モーターとエンジンを組み合わせたハイブリッド仕様車は幅広い回転域で力強いトルクを発生、そのパワーに合わせてサスペンションをチューニング、爽快な走りを実現しました。走りを愉しみたい子育てパパにとっても嬉しい車種です。
新車価格 | 246.6〜314.2万円 |
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中古車価格 | 109.0〜215.5万円 |
燃費(JC08モード) | 16.0〜23.8km/L |
乗車定員 | 7〜8名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 2930mm×1540mm×1400mm |
荷室開口幅×荷室地上高 | 1100mm×500mm |
小学生、とくに男の子のいる家庭ではエクステリアも重要です。ヴォクシーは男性好みの迫力顔が特徴で、アッパーグリルを細めにしてヘッドライトと一体化、ロアグリルを台形の大面積にしてシャープ感と安定感を強調しており、とくに男の子からはカッコよく見えることがおすすめポイントです。
またインテリアはブラックで統一、シルバーモールを加飾に多用して渋い雰囲気を出しています。子育てパパが乗ると父親的威厳が光るミニバンです。
男性的なイメージを強く打ち出しているヴォクシーですが、同じトヨタのノアやエスクァイアと3姉妹車で装備は基本的に同じです。3姉妹車とも家族向けに開発した車種であることから、やんちゃで元気いっぱいの小学生が乗っても快適に過ごせる機能を備えていることが人気の要因です。
暑い夏や寒い冬でも後部席を快適な温度にするリアオートエアコン、子供が安全に乗降できる挟み込み防止装置付きのパワースライドドア、子供を日焼けから守るサンシェードなどの装備に加え、2列目キャプテンシートの場合、810mmの超ロングスライド機能がついているのでフロアを広く使えます。
さらにオプションの子育てパッケージを装備すれば汚れたユニフォームや用具を車内に置いても簡単に清掃できます。子供の元気いっぱいに十分対応できる装備を持ったミニバンです。
子供が大きくなってくると、室内が広いというだけでなく家族で楽しめる趣味に役立つ車種が必要になり、また入学式や卒業式などフォーマルな場所で見栄えが良いことも重要になってきます。その両方を備えている車種が子供に好まれます。
新車価格 | 244.0〜343.6万円 |
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中古車価格 | 114.8〜208.8万円 |
燃費(JC08モード) | 15.0〜26.2km/L |
乗車定員 | 7〜8名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 3240mm×1545mm×1400mm |
荷室開口幅×開口高 | 1170mm×1220mm |
ミドルサイズのミニバンで話題性NO.1の車種です。グレードを選べばアクセル操作だけで加速や減速ができるハイブリッドのe-POWER、高速道路では車間と車線を自動でキープするプロパイロット、さらにハンドル操作なしで駐車できるインテリジェントパーキングアシストなど子供が喜び、周囲から注目を集める機能が満載です。
セレナは先端技術だけが人気のミニバンではなく、大人から大きな子供まで快適に過ごせる車内設計も大きな要因となっています。
室内長、室内幅ともにミドルサイズミニバンでもっとも広く、2列目シートには最大690mmの超ロングスライドシートが設定されています。
セカンドシート中央のマルチシートは前部席に移動させることができ、2列目シートからのウォークスルーと同時に2列目左側シートを横に移動させることも可能です。3列目への乗降がスムーズになるだけでなく4名乗車状態でもカーペットなどの長尺物を積載できます。
ロングドライブの疲れを軽減するスパイナルサポート機能を装備した前部席、手を汚さずに給油できるキャップレス給油口など子供だけでなく女性ドライバーにもきちんと配慮しているミニバンです。
新車価格 | 249.4〜352.6万円 |
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中古車価格 | 109.8〜189.8万円 |
燃費(JC08モード) | 14.2〜19.0km/L |
乗車定員 | 5名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 1890mm×1540mm×1265mm |
荷室容量(5人乗車時) | 505L |
都会でも自然の中でも映えるスタイリッシュなデザインなので、成長した子供が親と一緒に乗りたがる雰囲気を持っています。
エクステリアはマツダ統一の「魂動〜soul of motion〜」を採用、洗練されたハッチバックスタイルでありながらワイドタイヤと高い車高が強い存在感を示しており、アウトドアの趣味を持つ家族に最適のSUVに仕上がっています。
格好だけでなく優れた走行性能も人気要因のひとつです。Gベクタリングコントロールはエンジンの駆動トルクを制御によって加速感やタイヤの接地性を最適にするシステムで、ドライバーは思い描いたコーナーラインを忠実にトレースでき、同乗者は不快な身体の揺れが軽減されるので爽快な走行感を味わえます。この技術は第10回キッズデザイン賞を受賞しました。
インテリアはインパネ回りをブラックで統一し、シルバーモールを効果的に配置して上質な空間を演出、ドイツ高級車に匹敵する室内に仕上がっています。
運転席と助手席の間にある大型コンソールボックスにUSB端子を2個配置するなど、男の子でも女の子でも後部席より助手席に座りたがる車種といえます。
新車価格 | 243.0〜359.1万円 |
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中古車価格 | 145.0〜226.0万円 |
燃費(JC08モード) | 11.6〜12.4km/L |
乗車定員 | 4名 |
室内の広さ(長さ×幅×高さ) | 1615mm×1490mm×1060mm |
荷室容量(4人乗車時) | 243L |
若年層の車離れは車の利用価値が移動に便利という点に集約していることが理由のひとつに上げられます。
BRZは家族全員で楽しめる車種ではありませんが、純粋に車を操る楽しさを追求しており、大きくなった子供を助手席に乗せて走るには最適のスポーツカーです。子供がBRZに興味を持ち、免許を取った時に親から子へ譲るというのも親の愉しみになるはずです。
BRZは若年層よりも40代以上、つまり子供を持つ男親から人気を集めています。搭載しているエンジンは自然吸気タイプなのでハイパワーの加速感よりも操縦する楽しみを与えてくれる素直な性質を持っており、40代以上の男性でも無理なく扱えるところが人気の要因といえます。
もちろん免許取り立ての若年層でも十分にパフォーマンスを感じることができます。
コクピットはセンターにアナログ式のタコメーターを配置、スピードメーターは260km/hまで刻まれており、小径ハンドルとショートストロークのシフトノブが装備されています。運転席だけでなく助手席も座った瞬間からスポーツカーの雰囲気を感じることができます。
一応、後部席もあるので家族4人が乗車しても近距離であればそれほど苦痛を感じずに済みます。なお、BRZはトヨタとの共同開発で、86もほとんど同性能となっています。
子育て世代の車の選び方は、その他の世代とは違ってきます。
とくに子供が生まれてから小学生くらいまでは、家族で出かける機会が多いため、ゆとりがあって子供にやさしい車を選びたいところです。
子育てに便利な車を失敗せずに選ぶためのポイントを、いくつかご紹介していきます。
子育て世代に人気の車といえば、最近はスライドドアの付いたものが主流です。
「でも、スライドドアって本当にあったほうがいいの?」と悩んでいる方のために、メリットとデメリットの両方を挙げてみたいと思います。
ヒンジドアの場合、狭い駐車場だとほんの少ししか開かず、乗り降りしにくいことが多いです。また、子供が勢いよくドアを開けた時に、となりの車にぶつけてしまう危険性もあります。
その点、横開きのスライドドアなら狭いスペースでも開閉できるため、とても便利です。
ヒンジドアで意外と難しいのが、チャイルドシートへの子供の乗せ降ろし。
とくに狭い駐車場ですと、十分にドアを開けられないため、なんとか腕をねじ込みながら乗せるか、もしくはあきらめて車内に入って乗せる人も多いと思います。
しかしスライドドアなら、どんな場所でもフルオープンにして開口部を広く保てますので、とくに赤ちゃんや幼児のいる家庭には大変便利です。
ダイハツタントの「ミラクルオープンドア」にみられるように、スライドドアの車では、助手席と後部座席の間にあるセンターピラーをなくすことができます。
センターピラーがない車のドアを前後ともフルオープンにすると、本当に開放感がありますし、乗り降りもしやすいです。また低床設計になっている車が多いため、小さな子でも自分でラクに乗り降りできます。
ヒンジドアの場合、後部座席のドアはセンターピラーに付いていますから、構造的になくすことはできません。
ヒンジドアの場合、小さい子供ですと勢いよく開けすぎてとなりの車にぶつけたり、逆に力が弱すぎて閉める時に半ドアになったりしがちです。
また、スライドドアでも手動タイプの場合は、開閉するのに意外と力が要ります。
一方、電動式のスライドドアならドアノブを軽く引くだけで自動的に開閉しますので、子供が自分で操作しやすい点がメリットです。
電動スライドドアは、パパやママにとっての使い勝手も最高です。
子供や荷物で両手がふさがっている場合、ヒンジドアや手動スライドドアを開けるのは一苦労ですが、パワースライドドアなら開けようとしただけで自動的に開きます。
さらにファミリーカーの中には、ドアに付いたスイッチを押して開閉できるものや、ドアの下に足先をかざすだけで開閉するものもあり、ますます便利になっています。
ワンタッチで開閉できて便利な電動スライドドアですが、事故防止のためにも開閉スピードはゆっくりですので、急いでいる時には「遅い!」と思ってしまうことがあります。
たとえば雨の日などは、イライラしてしまうかもしれません。
電動ではなく手動のスライドドアの場合、開閉するのに意外と力が必要ですので、子供には難しい可能性があります。
また、型式の古い車の場合は、ヒンジドアと同じく半ドアになってしまうこともあるかもしれません。
スライドドアは構造上、ヒンジドアよりも重たいため、そのぶん車体重量が増えて燃費は悪くなります。
ただ、最近の車は全体的に燃費性能が向上していますので、それほど気にする必要はないかもしれません。
狭いスペースでも乗り降りしやすいのがスライドドアの利点ですが、逆に広いスペースで思いきり全開にした場合、ヒンジドアのほうが開口部は広くなります。スライドドアは、その構造上、最後まで開けきることができないからです。
とくに体の大きい人がいる場合や、大きめの荷物を乗せ降ろしする機会が多い場合は、開口幅をしっかり確認してから購入しましょう。
スライドドアは、ヒンジドアと比べて構造が複雑な分、車体価格や修理代は高くなります。
とくに電動スライドドアの場合、モーターが壊れて動かなくなった時の修理費用は5万円以上かかることが一般的です。
ただ、長く乗るのであれば純正の新品のほうがいいことは確かですので、多少費用が高くついてもディーラーで修理することをおすすめします。
子育て世代の車選びでは、維持費を考えることも大切です。
子育て世代は、ただでさえ何かとお金がかかるもの。子供の教育資金も貯めなくてはいけないことを考えると、車にかかるお金はできるだけ節約したいと思うのが普通ではないでしょうか?
そのためには、車の購入価格だけではなく、ガソリン代や駐車場代、毎年払う自動車税、2年ごとにやってくる車検代なども合わせて考える必要があります。一般的に、車体の大きい車ほど維持費は高めです。
維持費を抑えるなら、最初の購入費用は多少高くても、燃費がよくて安全性能に優れた車を選んだほうがいいかもしれません。そのほうがガソリン代も安く済みますし、エコカー免税で自動車税の優遇を受けられるからです。
今の日本では、軽自動車が大人気。販売台数のランキングを見ても、不動の1位のホンダN-BOXをはじめ、数多くの軽自動車が上位を独占しています。
軽は維持費も安いですし、最近は高さをもたせることで車内空間を広くした軽スーパーハイトワゴンも増えていますので、昔ほど狭さを感じません。ですから、お子さんが1人や2人までの家庭であれば、ファミリーカーとして使えなくもないでしょう。
ただし、肝心の安全性に関しては、やはり普通車には引けをとります。車体のサイズや構造上、どうしても衝突安全性は低めですし、スーパーハイトワゴンは幅に対して高さがあるため、衝撃を受けた時に横転しやすい点もネックです。
もっとも、最近は「ホンダセンシング」を標準装備した新型N-BOXが登場するなど、軽自動車の安全性能も高くなってはいます。
子供の命を守るという観点からは、普通車クラス、できればSUVやミニバンなどを選ぶのがおすすめですが、軽にするならできるだけ安全性の高さに定評がある1台を選びたいところです。
「子供のためにも安全性の高い、いい車に乗りたいけれど、お金がかかるのが悩み…」というパパやママは、中古車を探してみるのも1つの方法です。
最近の車は飛躍的に性能が向上しているため、走行距離が多くても壊れにくくなっています。ファミリーに人気のミニバンやSUVも、新車だと手が出なくても、中古車ならお手ごろ価格で手に入りますので、子育て世代にこそおすすめです。
中古車も、今はネットで探せる時代になっています。とくに販売シェアNO.1のガリバーでは、まだ店頭に並ぶ前の車も含めて希望に合った車種を探してくれますから、ぜひ利用してみるといいでしょう。
子育て世代の女性から人気が高いのが、軽自動車のハイトワゴンタイプです。
軽ハイトワゴン(トールワゴン)とは、従来の軽自動車よりもキャビンの高さをもたせたタイプの車で、その車内空間の広さから多くの人に選ばれています。とくに全高が1,800 mmちかくある車は、「スーパーハイトワゴン」と呼ばれることが多いです。
維持費が安い・小回りがきく、などの軽ならではの利点があり、かつ車内も広々としているため、子供のいる家庭のセカンドカーとしても人気があります。
ただし軽である以上、車体剛性は低いですし、とくにハイトワゴンは横転しやすい特徴がありますので、選ぶなら安全性の高さに注目しましょう。
年間の新車販売台数において、現在トップを独走しているホンダN-BOX。
車内は大人4人が乗ってもゆとりがあるほど広く、後部座席を倒せば荷物も十分に積み込めます。車内高も1,400mmありますので、子供が立ったまま着替えるのにも便利です。
さらに、現行モデルには安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が標準装備されているため、軽ながら安全性も高くなっています。
N-BOXの次に販売台数が多いのが、スズキのスペーシア。こちらも軽ハイトワゴンタイプの車です。
全車マイルドハイブリッド仕様となっているため、軽の中でもとくに燃費がいい点が大きな魅力。27.0〜30.0km/Lという低燃費を実現しています。
安全性も高く、全車に「衝突被害軽減ブレーキ」が標準装備されていますし、「車線逸脱警報機能」や「ふらつき警報機能」なども搭載。
スーツケースをモチーフにした外観もかわいく、ママからも人気です。
ダイハツの人気軽ハイトワゴンといえば、タントは外せません。とくに子育て世代からの人気は絶大です。
全高1,750mmの広々とした車内空間に、センターピラーのない構造で、開放感があふれます。助手席と後部座席のドアをどちらも開くと、開口幅は1,490mmにもなり、子供からお年寄りまで誰でもラクに乗り降りが可能です。
さらに、安全装備として「スマートアシストV」を採用。車だけではなく歩行者との衝突も防止する「衝突警報機能」「衝突回避支援ブレーキ機能」をはじめ、「車線逸脱警報機能」「誤発進抑制制御機能(前方・後方)」「先行車発進お知らせ機能」など、最新のシステムが搭載されています。
ファミリーカーといえば、ミニバン。とくにお子さんの数が多い家庭や、よく遠出する家庭から人気です。
「でも、大型ミニバンって運転が難しそう」「広い車がいいけれど、大きすぎるのもちょっとね…」という子育てママも多いかもしれません。
そこで、ミニバンの中でもとくにママ人気の高い車を3つご紹介したいと思います。
コンパクトタイプのミニバン、シエンタは、ママたちからも大人気です。
7人乗りの3列シートを備えながら、維持費もリーズナブルな5ナンバー。3列目を収納すれば荷室も広くなり、たっぷり荷物を積めます。4〜5人家族で、普段はあまり3列目を使わないという家庭にはとくにおすすめです。
最小回転半径も5.2mと小さめですので、運転に自信のないママにも安心。燃費もハイブリッド車なら最高28.8km/Lとなっているため、維持費を抑えることもできます。
また、ドアに付いているスイッチを押すだけでスライドドアが開くのも、何かと荷物の多いママには大助かりです。
ホンダのフリードは、シエンタと人気を二分するコンパクトミニバンです。
車内空間の広さはシエンタよりも勝っており、小型ながら窮屈さを感じにくくなっています。また荷室の高さもあるため、ベビーカーを立てたまま収納することも可能です。
さらに、シートバックテーブルやロールサンシェードなど、子供や女性にうれしい装備が充実。前席から3列目まで自由に移動できるのも、ママにはうれしいポイントです。
そして魅力的なのが、車の下に足先をかざすだけで開く「ハンズフリースライドドア」を採用しているところ。これなら、子供や荷物で手がふさがっている時にも便利ですね。
もちろん、事故を予防する「Honda SENSING」は標準装備されています。
日産セレナは、子育てママから絶大な支持を受けている鉄板ミニバンです。2017年には、4年ぶり2度目の「マザーズセレクション大賞」に輝きました。
5ナンバーミニバンの中では、随一の車内空間の広さを誇るセレナは、3列目の足元もゆったり。シートアレンジも自在で、荷物をたくさん積める「スーパーカーゴモード」や、1列目から3列目まで立って移動できる「ウォークスルーモード」など、さまざまに変更できます。
また、バックドアの上半分だけを開けられる「デュアルバックドア」も、狭い駐車場での荷物の出し入れに便利です。
その他、子育てママにうれしい機能としては、フリードと同じく両手がふさがっていても足先をかざすだけで開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」があります。後部座席にセンターテーブルとUSB電源ソケットがあるのも、ドライブに飽きやすい子供たちにはうれしい装備です。
子供とドライブを楽しむなら、子供向け&ママ向けの装備が充実した車が理想的ですよね。
ここでは、あるとうれしい車の装備をいくつかご紹介していきます。
子供を乗せるなら、やはりドアはヒンジドア(スイングドア)より、横に開くスライドドアのほうが圧倒的に便利です。
ヒンジドアだと狭いスペースでは開けにくいですし、勢いよく子供が開けてとなりの車を傷つけてしまう危険もあります。
その点、スライドドアなら狭いところでも関係なく開け閉めできる点が便利です。とくに電動式のほうが荷物をもっていても開けやすいですし、指がはさまれるのを防止する機能も備わっています。
子供はどうしたって車内を汚すもの。お菓子やジュースをこぼしたり、泥だらけの服で乗り込んだりしますので、シートはなるべく防水・防汚仕様になっているものが望ましいですね。
サッと拭くだけできれいになるのは、ママにとってありがたいです。
スマホ・タブレット・ゲーム機などを車内で充電できるUSB電源ソケットは、ドライブに飽きやすい子供たちの強い味方です。
たとえば、マザーズセレクション大賞を2度受賞している日産のセレナには、2列目と3列目に計4個のソケットが設置されています。
リアモニターがなくても、タブレットがあれば大丈夫というお子さんも今は多いですので、充電できるのは非常に便利ですね。
窓から入る強い日差しは、赤ちゃんや小さいお子さんのお肌にはかなりの刺激になります。また、直射日光を浴びることで体温も上がってしまうため、夏場ではなくても熱中症や熱射病になってしまうことも。
空調を適切に調整することももちろん大切ですが、日差しをサンシェードでカットしてあげるのも大切なこと。とくにロールサンシェードが純正品として付いていると、使いたい時だけサッと引き出せますし、車内で授乳や着替えをする時にも便利です。
車内にあるとうれしいのが、前の座席の後ろに付いたテーブル。たとえ小さくても、テーブルがあるのとないのとでは便利さが違います。
テーブルがないと、子供は平気でシートの上にジュースや食べ物を置いて散らかしてしまうため、もし車内にない場合は後付けのものを設置したいところ。すべり止めのシートを敷けば、タブレットも置けます。
SUVといえば、アウトドア好きな男性に人気の車というイメージでしたが、最近は女性やファミリーからも大人気です。
もちろん、「子供が生まれてもカッコいい車に乗り続けたい!」というパパも満足できます。
とくに子育て世代におすすめのSUVクラス人気車を3つご紹介します。
CX-3は、2015年に発売されたマツダのクロスオーバーSUVです。
コンパクトな外観で、立体駐車場の高さにも対応していますので、普段使いも十分可能なSUVとなっています。
いくつかのグレードがありますが、ファミリーにおすすめなのはクリーンディーゼルの「XD PROACTIVE」。燃費があまりいいとはいえないSUVでは、ガソリン車よりもディーゼル車のほうが維持費を抑えられます。
また、PROACTIVEのシートは合成皮革になっているため、子供が汚しても安心。さらに「マツダレーダークルーズコントロール」や「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」などの安全装備も付いています。
ただし、ミニバンと比べると後部座席が狭いのは確かですので、小さいお子さん2人までの家庭におすすめです。
ホンダヴェゼルは、ファミリー向けのSUVとして、ほぼかならず名前が挙がるほど人気の高い車種です。
ミドルサイズで、同じホンダのコンパクトカー「フィット」をベースに作られたともいわれています。SUVとクーペが融合した流麗なフォルムは、女性にも受け入れられるデザインです。
車内も広く、リアシートは「身長185cmの人でもゆったり座れる」設計となっています。お子さんが小さいうちは、家族5人でも十分に乗れるでしょう。
また、リアシートを倒さなくても393Lのラゲッジスペースが確保されています。開口部も広いため、重い荷物もラクラク積み込み可能です。
もちろん、最新の予防安全性能「Honda SENSING」搭載で、安全運転をサポートしてくれます。ハイブリッド車が出ていますので、SUVながら低燃費なのもファミリーにはうれしいポイントです。
ヴェゼルのライバル車でもあるハリアーですが、とくにファミリーにおすすめなのはハイブリッド車です。「E-Four」という電気式の四輪駆動方式で、カタログ燃費が21.4km/Lとなっています。
リアシートと荷室の広さも抜群で、ゴルフバッグなら4つ積み込み可能です。バックドアはスイッチ1つで開きますので、荷物で手がふさがっている時でもラクに開けられます。
もちろん、最新の安全性能「Toyota Safety Sense」が標準装備されているため、安全性も最高クラス。大切な子供の命をしっかりと守ってくれます。
外観も洗練されたスタイリッシュなデザインで、SUV好きなパパやママが満足すること間違いなしです。
最近の車は性能がよく壊れないので、車を購入する人の約6割もの人が、中古車を選択しています!
中古車販売シェアNO.1のガリバー では、欲しい車種を入力後、専門のコンサルが無料で非公開中古車を探してくれます。※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
車選びに夢中になるばかりに古い車をそのままお店に「下取り」に出してしまうと、安く買い叩かれたり値引き額と調整されて結局損をするケースが多くなっています。
複数の買取専門業者に査定依頼をして価格を比較することが大切です!
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